戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第二十八話 河合大尉!作者は麻雀を一切知らない!!その一
戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第二十八話 河合大尉!作者は麻雀を一切知らない!!
「麻雀?知ってるぜ」
「俺達はな」
尚智と尚武は知っていた、タイトルはともかくとして。
「イカサマの方法もな」
「完璧に頭に入ってるぜ」
「三日前遊人の爺さんから金巻き上げたぜ」
「三万位な」
福原で遊べるだけの額だ。
「あとヤクザ屋さんからもな」
「結構巻き上げてるな」
「当然ヤクザ屋さんにもイカサマ使って勝ってるぜ」
「そっちの筋の人達にもな」
「ただ、読者の人はやるなよ」
「絶対に真似するなよ」
二人は読者に向けて注意した。
「ばれると南港行きだからな」
「ヤクザ屋さん相手にイカサマばれたら死ぬと思えよ」
「俺達は特別イカサマ上手だからな」
「主人公だから死なないんだよ」
イカサマがばれないというのだ。
「そうじゃない奴はやるな」
「命が惜しいだろ」
「馬鹿な真似はするな」
「俺達は特別だからな」
イカサマの天才にして主人公補正があるからだ、この二人は大丈夫なのだ。読者諸兄は冗談でもしないことを重ねて言う。
「そういうことでな」
「まあ麻雀は好きだな」
「イカサマもしやすいしな」
「いい小遣い稼ぎだぜ」
「で、その麻雀がか」
「俺達の今度の勝負の演目か」
「そうよ」
ここで瞬が出て来て二人に言って来た。
「それになったから」
「麻雀なあ。作者ルール知らないのにな」
「卓囲んだこともないだろ」
「麻雀漫画は読んでたらしいけれどな」
「片山まさゆき先生の漫画とかな」
麻雀ではなくキャラクターを楽しんでいた。
「あと浜口乃理子先生とかな」
「西原理恵子先生のまあじゃんほうろうき全巻持ってたんだろ」
「けれどルールは知らない」
「ドンジャラを子供の頃にしてか」
「ゲーセンの脱衣麻雀ゲーム覗いてた」
「それ位か」
「最後最低ね」
瞬は麻雀ゲームを覗いていたその行為に言及した。
「どれだけ俗物なのよ」
「まあ俺達は自分でやってるけれどな」
「いつも最後まで攻略してるぜ」
「どんな脱衣麻雀ゲームでも負けたことなし」
「俺達凄いだろ」
「あんた達もっと最低ね」
人間として、ととだ。瞬は二人にも言った。
「最低の最低ね」
「ああ、下の下以下か」
「どっかの薔薇社長風に言うと」
「あんた達は下の下の下以下よ」
さらに下だった、二人は。
「百段階で一ね」
「ああ、凄いな」
「コーエーのゲームで言うと全然駄目だな」
「能力値百で一だとな」
「もうゴミだな」
「そのゴミがあんた達よ」
二人の人間性を百単位にすると一というのだ。
「そんなゲーム熱中してたの」
「馬鹿言え、それが浪漫だと」
「女の子に勝って脱がしていくのもな」
「それも漢の浪漫だろ」
「違うか?」
「全然同感出来ないわ、よくそんなゲーム出来るわね」
瞬は二人を軽蔑している目で見つつまた言った。
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