高校生エレクトローター
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三十七話 知らない世界(ワールド)
前書き
どーも、たつやです。
明日は陸上の試合が控えていますが、小説37話を書き終えました。
コンディションを整えるにはいつも行っていることをしていくことが重要です。なので生活習慣のように小説を書きました~
レストランで彼女(桐生 海波)と話していた。彼女とは気が合いそうな気がしてきた。
一体何者かはわからないが、僕の秘密にしたい事実をすらっと話してくれた。なんだか少し胸が軽くなるような思いだった。その代わりに彼女に興味がわいてきたと思う。
「うちの姉ちゃんって、学級委員なの?」
「?いや、そーではないと思うけど。」
不思議な顔をしたけれど、じゃあなんで姉とは仲がいいのだろうか。
「え、じゃあどこで知り合った?」
と聞くと、また長い話になった。
「あー、私ねこのエリアの軍事施設でバイトしているの。」
(軍事のバイト?なんだそりゃ)
「で、同じところでバイトしている加奈さんと仲良くなったワケよ。」
確か、広翔がこのエリアに来て、姉と再会したときにそんな話をしていたような気がする。軍事の施設で働いているとかなんとか。確か妹もだったような・・・?
妹はまだ小学生だ、簡単にバイトができる年じゃない。
「あー、なるほどね。軍事のバイトってどんな仕事?」
「うーん。いろいろあるけど、町の見回りとか。まあ犯罪防止のためにね。」
やはりこの世界は複雑化しているようだ。この平和な日本でも犯罪や強盗などが起きている。国が軍事費などに手を回すばかりに、景気が悪化しているようだ。外面から見たら一見平和で技術が発展している街も、裏では犯罪など起こりうる。ビルなどが立ち並ぶせいで人目がつかないところが多くなっていた。それを見回るのが仕事らしい。
「コドモ警察みたいな?」
「もっとしっかりしてるよ~」
海波は笑いながら反論する。彼女の表情は微笑ましいばかりだ。
「いつごろからここらへんにきたの?」
「まあ、一週間くらい前に。」
いつの間にか届いているピザを食べている。彼女のほうが皿が多い。数えてみると、ハンバーグ・ライス・スパゲッテイ・サラダがある。欲張りだ。ただ話に来たはずだったのだが、いつの間にか昼ごはんになっていた。
「よく食べるね。」
と、広翔は笑みを浮かべがらそう言った。
「そぉんなこぉとないよぉ」
彼女はライスとハンバーグをたくさん詰めた口でそう返答してくれた。面白い女の子だと思う。表情は柔らかいが、行動は大きい。ただ話すだけだという事だったのに食事会になったこともだ。
しばらく、食べることに集中するタイムに差し掛かった。一生懸命においしそうに食べる彼女を見らがら、ピザ一枚一枚ゆっくりと食べた。すごくおいしかった。もともとピザが好きではなかったけれど、今好きになったと思う。
・・・
その後も彼女といろいろなことを話した。風紀委員のことは考えておくといったが、やってみたい気持ちは出てきたと思う。
なんだかいままで生きてきた空気と全く違ったことを実感した。人と話したことが少なかった広翔だが、口下手なりに話せたと思う。
また、この世界のことについてまだ全然知らないことが多いようだった。広翔が生きてきた軍の中は池の中の蛙だったようだ。技術が発展し、また超能力がこの世界の人間価値を決めるようなことも。まずいろいろな情報を得るようなことが必要だ。情報メディアなどを通して知識を得ていく必要がある。広翔はいろいろと考えていた。
・・・
いろいろ考えながら、家に着いた。しかしインターホンを押しても誰も出てこない。カギを忘れていたことを思い出した。
(まだもどってないのか・・・)
加奈はまだ戻っていないようだ。大体3時ころだろう。
5分くらいたってまた外に出かけだした。制服のままだったがまた商店街エリアに向かった。とりあえずぶらぶら立ち歩くことにしていたが、大きい電化ショップに寄った。
・・・そこは夢のような世界が広がっていた。
見たことない機械?
黒い光沢のある板?巨大なテレビ。謎の世界と言える。
後書き
明日は、陸上の試合頑張ってきます!
後ほど結果を知らせたいと思います。
感想よろしくお願いします。
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