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学生活

作者:初2号
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四話 風紀委員の仕事

風紀委員の説明が始まった…
委員長は寝ているのに始まった…
普通…起こすよな?普通じゃないのか?
まぁいいか…起こしたら多分大変なことになるのだろう

委員「まぁ、口で説明するより実戦でやった方が覚えやすいだろう、くじ引きでペアを決めて実際に体験してもらおう!そのペアは、まぁ決め直すのめんどくさいから先輩が卒業するまでそのままでお願いする」

くじ引きか…誰とペアになるか少しだけ楽しみだな
くじの番号は16…同じ番号の人は誰だろう…

詠徒「冬季は誰となったんだ?」

後ろから詠徒が話しかけてくる

「まだわからない…詠徒は誰なんだ?」

詠徒「えーっと…雪吹…先輩だったっけかな」

「あの先輩か…詠徒…死ぬなよ」

詠徒「よくわからんが了解した」

鎖雅「おい!お前ら!どっちか16番じゃねぇか?」

「あ、はい、俺です」

鎖雅「お前か、ささっと終わらせるぞ」

「はい、頑張ります」

______________________


風紀委員としての仕事その一

『校内を見回りをする』

俺達が見回るのは六年生の校舎である
六年生は不良が多いと聞く
だから鎖雅先輩が担当してるのかもしれない

鎖雅「お前ってさ得意な事とかあるのか?」

「え?特にないですが…強いて言うなら武器を破壊することですかね」

鎖雅「武器壊しか…六年共が襲ってきても大丈夫だな」

「どういう事ですか?」

鎖雅「六年達は…あーあそこから狙ってる奴と戦ってみろ!」

そう言われ背中を押される
今にも襲ってきそうな六年の不良が一人…武器は…金属バットか

「あの…鎖雅先輩?あのバットを折ればいいんですか?」

鎖雅「金属バットを折れるのか?折れるなら折ってみろ」

不良「調子に乗るなよ…三下ァ…」

「三下…かぁ…貴方の事ですよね?」

ニコニコしながら答える
初めて挑発してみたがなかなかいい挑発をしたと思う
だって後ろで鎖雅先輩が笑ってるのだから

不良「てめぇ…ぶち殺す!」

不良が金属バットで殴りかかってきた

空振りに終わった
不良は唖然としていた
真っ二つに折れた金属バットを見て…

鎖雅「ほぉ…簡単に折れたな…あの一瞬で良く反応したな」

一瞬か…普通に動きが遅く見えたからバットを蹴り飛ばしただけなのだが…

不良「て、てめぇ…畜生!お前ら出てこい!」

不良の仲間がぞろぞろと現れる
ざっと見て15人位かな

鎖雅「お前一人じゃ…きついか?」

「時間がかかってもいいのなら行けますよ?」

鎖雅「そうか…速く帰りたいし俺も誰かを殴りたくなってきたし参加させてもらうぜ!」

「じゃー鎖雅先輩一人でやってみてください、鎖雅先輩が強いってとこを見たいです」

鎖雅「了解した!」

その瞬間…不良一人の上半身が壁にめり込んだ

鎖雅「次は…誰だ?来ないならこっちから行くぞ?」

すごい黒い笑顔を浮かべ不良を殴り飛ばして行く
壁に穴が出来る程強いパンチを食らわせたり…床を破壊する位の蹴りを繰り出す
戦いかたは格闘技とかではなく我流である…
簡単に言えば悪魔だ…
悪魔なのだがこの戦い方に憧れを感じる
ここまで派手で絶対的な喧嘩を見たのは初めてだ
喧嘩が終結し鎖雅先輩が不良の学ランを掴み持ち上げるしかも片手で…

鎖雅「もう終わりか?手応えないな…えーっと…名前なんだっけ?」

「氷室冬季です」

鎖雅「じゃー冬季!甘いもの食いに行こうぜ!俺のおごりだ!」

「はい!」

そのあと俺と鎖雅先輩でチョコレートパフェを食べに向かった 
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