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ジョジョの奇妙な冒険〜restart〜 究極への挑戦

作者:零時
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東方上定はうるさいのが嫌い。の巻②

 
前書き
夏っすねえ。暑いわぁ。まぁ家に引きこもってるから暑くないけどね。 

 
東方上定はうるさいのが嫌いの巻②

 東方上定はうるさい音が嫌いの巻②



上定(まずいぞ・・・これは、バスジャックというやつではないか?おいおい。しょっちゅう外に出てる僕ですら、こんな体験したことないぞ?)



上定に走った感情ッ!それはすなわち、スリルッ!上定の全身に刻まれる、恐怖の振動と同時に

彼は「笑って」いたッ!まるで、今にも崩れそうなジェンガタワーの棒を抜くようなスリルを

上定は楽しんでいたのだッ!


上定(っふ、フハハハ!久しぶりに外に出てみたらこれは・・・運がいいぞッ!まさかこんなスリルを体験できるとはな・・・面白いじゃあないか!このスリル!切り抜けてこその非日常だッ!)

表情に狂った笑みを浮かべる上定は、すぐさまテロリストの注意に入った。


テロリスト「てめぇ!なに笑ってんだ!」


銃口を上定に向けた強盗は上定を赤子を泣かすような顔で睨んだ。だが上定の顔に浮かびあがる、狂った笑みは決して消えない。



テロリスト「お前!なんか怪しいなぁ?こんな状況で平然と笑ってられるなんてよぉ~、よっぽどな策士かキチガイじゃない限りできないぜえ?」


テロリスト(なんなんだこいつはッ!俺が銃口を向けて脅しても平然と笑ってやがる!とにかく、こいつは俺の目の届く場所で、いつでも俺のバットカウボーイで攻撃できるようにしとかないとよぉー)


テロリスト「おいそこの青髪!お前はこっちへ来て跪けッ!」


テロリストの命令通り、上定はテロリストのすぐそばに跪いた。


上定(ッふ、ァァ・・・楽しい・・・こんな楽しい気持ちは久しぶりだッ!僕はこういう「体験」を求めていつも外に出ているのだからなぁ?さて、このテロリストをどう始末しようかな。まずは早まらずによく観察してみよう)


上定はテロリストが銃を握っている右手に注目した。


上定(体の一部を順番に観察していくッ!そしたら次第に彼の行動パターンが読めるはずだ!)


だが、その瞬間定上の目に飛んできたのは、世にも奇妙な光景だったッ!

上定(!?なんだこれはッ!)

上定「右腕が二つ・・・だと?」

テロリスト「なにィ!お前ッ!俺のスタンド、バットカウボーイが見えるのかッ!?」

テロリスト「だとしたらよぉ~これは大問題だぜ?てめーもスタンド使いだってことだよなぁ?あ?」

上定(なにを言ってるんだこいつは・・・?謎だ・・実に・・謎ッ!)

テロリスト「おいおいおぉーいこれじゃあお前を再起不能にせざるおえなくなっちまったよ・・なッ!」

テロリストは上定に銃口を向け、すぐさま引き金を引いたッ!その間なんと0.5秒である。


ズキューン!

上定は銃の引き金を引く前に体を反らしたため、心臓に命中はしなかった、だがッ!

上定「うぐッ!」

テロリスト「ヒッ、ハァーッ!バットカウボーイの弾丸を心臓に食らわなかっただなんて、運のいい
ヤロウだぜッー!まったくよ~!」

テロリストの弾丸は、上定の足に当たった!

上定(うッ・・・心臓はなんとか避けられたものの、足をやられてしまった・・・ッ!まるで動かすことができないな、ひょっとしなくてもこれは・・・oh絶体絶命ってやつじゃあねえか!ちょいとこれはやばいなぁー)

テロリストは「スタンド」を出し、銃の銃口を上定に向けた
ゴゴゴゴゴゴ

テロリスト「俺のバットカウボーイの能力は、攻撃対象の急所に正確に構え、高確率で命中させるスタンドだ。まさか、この中にバットカウボーイの腕が見えるスタンド使いがいたとはなぁーだからお前は
殺させてもらうぜぇい!」


上定(今まで妙だと思っていた。あいつが脅しで最初に打った弾・・・あれはでたらめにうったんじゃあなかった・・・ッ!あいつの打った弾はまるで狙ったかのように、電球のど真ん中を貫いていた。二発目は、スタンドとやらで攻撃される前に体を反らしたから良かったものの、0,9秒もたたないうちに、構え、正確な位置へ弾を打ってきた。それも片手でだッ!これは間違いなく、人間の力じゃあない。この男やっぱり普通じゃあないな・・・超能力者か何かか?



               いや待て、あいつは僕がスタンドを見えたことに対して驚いていたッ!そしてこの僕のことをスタンド使いだなんていうじゃあないか!?・・・・・まさか僕にもスタンドとやらが使えるのか?)

テロリスト「いいもんだよなぁ!?こうやって足が動かないやつを殺すっていうのはよぉ~?
こんなにそそる気分になったのはッ!初めてかもしれないぞおおお!」

ズキューン

耳が裂けるほど大きい声でテロリストは叫んだ、いや叫んでしまったのだッ!

そして、弾丸が心臓を貫くのより早く、上定の中で何かが切れた・・・そう、怒りの堪忍袋がピークになった時ッ!この男を止められるものはいないのだッ!

上定「ドラァ!」

瞬間、上定は弾丸を目にも留まらぬ早さで「叩き」落としたッ!

テロリスト「なニィ!お前、スタンドが見えてるけどスタンドを使わなかったから違うと思っていたが、やはりスタンド使いだったのかッ!」

上定の後ろに寄り添い立っているのは、人型のスタンドだったッ!上定のスタンドだったッ!

その皮膚には、蒼色の輝きを放ち、ま「雷」のような黄色い模様の入った神秘的なスタンドだったッ!

テロリスト「クソォ!もう一発だッ!バットカウボーイ!」

テロリストは銃の引き金を引き、上定に一発銃弾をぶちかます が

その銃弾は真っ二つに切れた。


テロリスト「ハッ、ハァーッツ!?なんで触れてもいないのに俺の銃弾が真っ二つになったんだァッ!?」


テロリストの銃弾を真っ二つに切ったのは、ほとばしる蒼色の稲妻ッ!これぞ上定の能力ッ!上定の怒りッ!

上定「五月蠅いぞ・・・・」

テロリスト「・・・?」

上定「この東方上定がもっとも嫌いなこととはッ!でかい声量で喋られることダッ!
だがそれ以上にもっと嫌なのは・・・」

上定「一日にまったく同じ事でイライラし、怒るということだッ!お前は僕にそれをさせたッ!その代償・・・お前の命で払ってもらうぜッ!」

上定の殺意は一気にむき出しになるッ!触れなければ安全だったもののッ!このテロリストは触れてしまったのだッ!絶対に触れてはいけないところにッ!

上定「僕の怒りを引き出すやつは・・・・」

テロリスト「・・・・・・ゴクリ」

上定「俺の前からキエロッツ!ドララララララララララララララララララララララララララララララララッ!」

テロリスト「うっ、ぐおおおおお痛え!なんだこの素早いパンチ はァァァァァァァァァッ!」

テロリストを襲った上定のスタンドは、一秒に何十発ものパンチを咬まし、テロリストの骨を砕いたッ!そしてッ!

テロリスト「ウッッうごあああああああビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリリリリリリリリィィッア!」


テロリストに止めをさしたのは、雷撃ッ!上定の能力の雷ッ!

鋭い雷撃がテロリストの全てを焼き尽くすッ!

上定「君の敗因は一つ、非常に簡単なことだ・・・てめーは僕を「怒」らせたッ!」

バスジャック犯のテロリストが白目をむいて倒れるとバスの運転手はすぐに止まり、上定ともう一人の乗客を降ろした。

上定「はぁ、久しぶりの非日常だったな・・・ッフこれだから非日常探しは面白いッ!(※目覚まし時計を買いに来ただけです。)」

??「失礼、東方上定さんですね?」

上定「?そうですが?」

??「先ほどは助けていただいてありがとうごさいます。あなたのおかげで助かりました」

上定「いやぁ僕は自分を守るのに必死だったから全然そんなつもりはないんだけどねえ」

??「申し遅れました私・・・」

司「あなたと同じ「スタンド使い」の司夕紀(つどいゆうき)と申します。」

上定「・・・・・!?」

  



                           To Be Continued
 
 

 
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