| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

『過去への旅』

作者:零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

『迷路』


色とりどりの選択肢を与えられる普通の子達とは違う僕達。

真っ白で何でも描けるスケッチブックすら与えられない。

与えられるのはいつも真っ暗闇な苦痛の塊ばかりだった。

綺麗なモノすべてを憎んだり恨んだりしてた。

すべての大人達に抗い続けた。

本音を話せる大人など1人要れば大したもんだった。

真っ暗闇だった日常に光が射したことすら迷惑だった。

何がしたいのか解らなかったから。

真っ暗闇だった日常で僅かに輝いてた居場所すら奪われたから。

ほら、またすぐ真っ暗闇の迷路に入り込んだ。

 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧