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オズのカエルマン

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第三幕その六

「では僕達も」
「参加させてもらうわ」
「実は最近ゲートボールにも凝っててね」
「毎日スポーツをするようにしているから」
 それでというのです、そしてドロシーもです。
 まずはオズマにでした、こう尋ねました。
「私達もどうかしら」
「ドロシーはもっと活発なスポーツが好きではないの?」
「いえ、こうしたスポーツも好きだから」
「貴女も参加したいのね」
「そうなの」
 オズマに対してにこりと笑って答えたのでした。
「だからね」
「そうね、それじゃあ私も」
「オズマもするのね」
「パズルを解いたし」
 次はというのです。
「身体を動かして遊ぶべきだと思うから」
「それじゃあね」
「一緒に遊びましょう」
 こうお話してでした、そのうえで。
 二人も参加することにしました、そしてドロシーは次にです。
 五人にもです、笑顔で尋ねました。
「貴方達もどうかしら」
「ゲートボールってどんなのですか?」
 カルロスは首を傾げさせてドロシーに尋ねました。
「一体」
「杖でボールを打ってね」
「ラクロスみたいなのですか?」
「あそこまで激しくないの」
「じゃあ一体」
「まあやってみればわかるわ」
 これがドロシーの返事でした。
「そうしたらね」
「実際にですか」
「そうしながら説明するから」
「そうですか、それじゃあ」
「カルロスもするのね」
「面白そうですし」
 それならというのです。
「やらせてもらいます」
「わかったわ、じゃあ他の皆は」
「やらせてもらいます」
「私もです」
 恵梨香とナターシャも参加したいというのでした。
「皆で楽しみましょう」
「私もゲートボールはよく知らないですけれど」
 それでもとお話してでした、そうしてです。
 二人も参加することを決めました、最後の二人はといいますと。
 ジョージがです、ドロシーに問われたのを受けて神宝に尋ねました。
「どうするのかな、神宝は」
「うん、僕もね」
「参加するんだ」
「ゲートボールはしたことはないけれどね」
「ルールは知ってるのかな」
「それはね」
「じゃあ僕と一緒だね」
 ジョージは神宝の返事を受けて少し笑いました。
「僕もゲートボールのルールは知ってるけれど」
「したことはないんだね」
「そうなんだよ」
「じゃあ今したらね」
「はじめてになるね」
 ゲートボールの初プレイだというのです。
「そうなるね」
「そうしようかな」
「そうだね、じゃあね」
「僕達もね」
「皆するのね」
 ドロシーは二人の返事を聞いて言いました。
「じゃあ皆で楽しみましょう」
「今度はゲートボールをね」
 カエルマンも応えます、そしてなのでした。 
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