オズのカエルマン
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第三幕その四
「これでよし」
「後はね」
「じっくり楽しもう」
「そうしましょう」
「さて、それでは私も」
教授もその手にです、かけらを一つ取りました。見れば緑色です。
その緑色を見てです、教授はカエルマンに尋ねました。
「さて、この緑は」
「うん、何処の緑かだね」
カエルマンも教授に応えます。
「それがね」
「お花のところか葉や茎のところか」
「何処かだね」
「それが問題だね」
こう二人でお話するのでした。
「一体」
「さて、どうなのか」
「それを確かめたいけれど」
「ああ、それならね」
魔法使いが言ってきました。
「一ついい方法があるよ」
「それは何かな」
「一体」
「これも置けばいいんだよ」
これがかかしの考えでした。
「その欠片もね」
「とりあえずは」
「そうすればいいんだ」
「うん、それでいいよ」
こう二人に言います。
「後は合わないとね」
「別の場所に移せばいい」
「それだけなんだね」
「そう、だからね」
「まずは置くこと」
「それが大事だね」
「そう、置いておくことがね」
例え手にしてもというのです。
「一番よくないからね」
「じゃあまずは置いていって」
「その都度変える時は変えて」
「そうしていこう」
こう皆でお話してなのでした、お花のジグゾーパズルを進めていきます。パズルの大きさは決して大きいものではないですが。
それでも欠片が多くてなのでした。
神宝もです、しながら笑顔でこう言いました。
「やっぱりパズルはこうでないとね」
「パーツが多くないと?」
「はい、面白くないですよね」
オズマにも笑顔で答えます。
「やり甲斐がなくて」
「そうね、欠片つまりパーツが少ないと」
「すぐに終わりますから」
「だから多くないと」
「はい、面白くないです」
オズマに答えながら言います。
「僕としては」
「そういうことなのね、けれどね」
「このパズルの後は」
「そう、凄いパズルみたいだから」
「それをどう解くのか」
「楽しみよね」
「はい、どんなパズルなんでしょうか」
神宝はうきうきとして目を輝かせています。
「一体」
「それは実際にやってみてのお楽しみよ」
「その時のですね」
「そう、だから今はね」
「そのパズルをする時を楽しみにして」
そしてというのです。
「今はね」
「このお花のパズルをですね」
「解いていきましょう、こうしてね」
言いつつです、オズマもです。
欠片を一つ取ってなのでした、それを置きますが。
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