詩集「棘」
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夢の先
伝えられず 胸の奥で
静かに熱く 輝く想い
心ん中で呟いても
届くことはないんだよね
ねぇ…声 聞かせてよ…
ねぇ…笑顔を見せて…
君のいない この時の中
淋しさだけで埋まってく…
夢の先 何があるかなんて知らない
それを理由に諦められるの?
一方的な愛なんて邪魔なだけじゃない?
だからと言って冷める愛じゃない
片割れの翼だけじゃ
飛べずに見上げた空の星へ
願いをかけて求めたって
両翼になって翔べない
ねぇ…手を握ってよ…
ねぇ…温もり感じたい…
君が去った この街の中
切なさだけがこだまして…
夢の先 何も見えない不安消して
考えるだけ無駄な気がするから
胸の中 頭擡げた嫌な想像は
全てを崩す 僕の足元から…
でも…君を求める…
でも…君が欲しいんだ…
僕のいない所で君は
何も知らず 笑ってるのかな…
夢の先 何があるかなんて知らない
それを理由に諦められるの?
一方的な愛なんて邪魔なだけじゃない?
だからと言って褪める愛じゃない
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