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女子校参歌

作者:ドューサ
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朝礼〜予期せぬ出来事〜

 
前書き
女子校……
それは女子しかいない女子の楽園

、と勘違いされがちな学校である。
そう、ここ菫野学院もそのような学校である。

キーンコーンカーンコーン

今日も朝礼を知らせる鐘が鳴る。
ここ、2-Dも朝からテンションが高い人たちがふざけている。

○○「ヤバイ!今日も遅刻!!」

○○、高月蒼(たかつき あお)も普通の女子校生だ。ただ一つの秘密を除けば・・・

??「こら!蒼!今日も遅刻ギリギリで!!目覚まし掛けなさいよ!」

蒼が驚き、声の主の方を振り向いた。

蒼「弥生ーごめんごめん 

 
先生「おーい、皆席に着けー。今日は大事な話があるぞ。」

皆ザワザワし始める。何かを察したようだ。
ここ、菫野学院は毎年この時期に行われる文化祭で隣町の学校、聖蘭野学園ととある勝負をしていたのだ。
それは・・・

女子力対決である。

両学校の創立者が双子同士であり、両学校の女子力の低下を気にして始めた対決である。巷では有名なため、時々テレビ局が取材に来るほどのものである。

先生「毎年恒例の女子力対決だが、今までは学校代表同士の戦いだったが、今年からは全校生徒の女子力の合計で争うことになったぞ。」

蒼「弥生、女子力対決って何?」
弥生「あぁ、あんた転入生だからね。毎年隣町の聖蘭野学園、略して聖蘭と我らが菫野がお互いの学校代表の生徒の女子力で争ってたの。でも今年から全員って・・・」
蒼「私たちもってこと・・・」 
 

 
後書き
蒼(どうしよう、私、いや、僕男なのに・・・)

そう、蒼は男なのだ。彼の祖母である現菫野学院長が彼の女らしさを見てこの学校に勝手に転入させていたのだ。

蒼(バレないよ・・・ね・・・?)

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