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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第十八話 山田大尉!今度はテニスだ!その十二

「いや、声優さん本当に凄いですね」
「お声もお顔もですから」
「スタイルもよくて」
「最高ですよね」
「作者は三森すずこさんも贔屓だ」
 そのご尊顔を見て驚愕したのである。
「あの人もな」
「ええ、最高ですよ」
「ゆるゆりのPVなんかもう」
「加藤英美里さんも一緒に出てて」
「加藤さんも抜群に可愛いですからね」
「制服もよく似合ってて」
「言うことないですよ」
 その動画は最早兵器である。
「あと作者のイチ押しは南條愛乃さんですね」
「小柄なところがまたいいんですよ」
「歌唱力もあって」
「これからもどんどん出て欲しいですね」
「全くだ、あと声優さんは声質のせいか小柄な人が多い」
 女性の人の場合はだ、一五五以下の背の人が結構多い。
「小柄好きな人にはお勧めだ」
「日笠陽子さんもあれで結構小柄ですし」
「実は一六〇ないんですよね」
「お声の質とか役は背が高い感じですけれど」
「実は、なんですよね」
 意外かも知れない事実である。
「あの人そうなんですよね」
「小柄って程じゃないですけれど」
「背はですね」
「案外なんですよね」
「そうだったりする、あと何故声質で小柄な人が多いか」
 悪田部はこのことについても話した。
「どうも人間は声域が高いと小柄になる様だ」
「あっ、そうなんですか」
「声が高いとなんですか」
「オペラ歌手も声域が低い歌手に大柄な歌手が多い」
 逆に言えば声域が高いとなのだ。
「ワーグナーのバス歌手は特に大きい」
「ああ、声が特に低いから」
「だからですか」
「テノールでもだ」
 男性の高音である、主役を歌うことが多い。プラシド=ドミンゴ位になるともう世界的な人気を得られるようになる。
「低いとだ」
「背がですか」
「高くなるんですか」
「ワーグナーのテノールはヘルデン=テノールという」
 直訳すると英雄的テノールとなる、文字通り英雄の役を歌う歌手だ。
「バリトン、低音にかなり近い域で高らかに歌うのだが」
「そのテノールはですか」
「背の高い人が多いんですね」
「ドイツ系が多いということもあるがな」
 このことを差し引いてもというのだ。
「長身の歌手が多い」
「やっぱり声が低いとですか」
「背が高いんですか」
「そうなる傾向がある様だ」
 こう二人に話すのだった。
「女性声優さんは声が高い人が多いが」
「そのせいか、ですか」
「小柄な人が多い」
「そうなるんですね」
「要するに」
「私はそう見ている」
 悪田部は二人にこう話す。
「私は小柄な女性も好きなので何よりだ」
「あの、声優さんには手を出さないですよね」
「そちらには」
「私はスキャンダルは起こさない」
 そうしたことはというのだ。
「声優さんもそうだがアイドル、女優、アスリートの人ともだ」
「そうしたことはですか」
「しないんですね」
「そうだ」
 これもまた悪田部のポリシーである。
「人妻の人と同じだ」
「そうした後で厄介なことになりそうな人とはですか」
「最初からですか」
「そうしたことにならない」
「それが大事なんですね」
「さもないとだ」
 若しだ、そうした人と関係を持てば。 
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