戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第十八話 山田大尉!今度はテニスだ!その十
「何ていいますか」
「もうどんとこいですよ」
「そんな言葉全力で無視しますからs」
「スルーすればいいですからね」
「勝てばいい、だな」
悪田部も二人のこの信条を言う。
「つまりは」
「他人の言うこといちいち気にしてたら」
「埒があきませんよ」
だからだというのだ。
「例え何を言われてもです」
「俺達は気にしません」
「あくまで我が道を行く」
「ちゃんとした忠告は聞きますけれど」
「それはいいことだ、誹謗中傷や罵倒で傷ついてはだ」
言葉の暴力、それによってだ。
「はじまらない」
「ですよね、罵られたりしても」
「ブーイングに囲まれても」
「そんなことでへこたれたらですよ」
「何にもなりませんよ」
「その通りだ、私にしてもだ」
かく言う悪田部もであるのだ。
「ネットで散々書かれている」
「ですよね、かなりですね」
「罵詈雑言の嵐ですよね」
「それこそあることないこと」
「無茶苦茶書かれていますね」
「むしろそういうことが面白い」
悪田部はここでとある脚本家の様なことを言った。
「そうしたことを書かれそして見ることがな」
「強いですね」
「何を書かれてもですか」
「むしろそれを見て楽しむ」
「悪田部さんって本当に強いですね」
「罵られ、聞こえる様に陰口を言われ否定される」
そうしたことについてもだ、悪田部は言うのだった。
「並の人間は辛い」
「まあ俺達は違いますけれど」
「言わせておけばいいんですよ、そうしたことは」
「俺達は金の為にやってるんですから」
「あと写真集、DVDの為に」
「それで今度はですよ」
「小林恵美さんにしました」
悪田部にもこの人の名前を出すのだった。
「いやあ、大人のお姉さんいいですよね」
「しかもインテリっていう要素まで加わると」
「美人女子大生や美人女教師」
「いいですね、このシチュエーション」
「最高に元気になりますよ」
特に下半身がそうなることは言うまでもない。
「ですからここはです」
「小林恵美さんにします」
「その目的の為ならですよ」
「何言われたって平気ですから」
「というかですね」
「そんなの心に耳栓しますよ」
最初から全く聞かないというのだ。
「最初から」
「そうしますから」
「そういうことで」
「何言われても平気ですから」
「ならいい、君達にはだ」
それこそ、というのだ。
「今回も勝ってもらう」
「絶対に勝ちますんで」
「今回もです」
「テニスコートにおいて」
「俺達は華麗に勝ちますよ」
そしてだ、こんなことも言う二人だった。
「某一騎当千みたいに」
「ああした下着モロ見えの美少女に囲まれたいですね、何時か」
「もてにもてて」
「美少女ハーレムといきたいですね」
「美魔女でもいいですけれど」
「女子大生とか」
「つまり誰でもいいのだな」
また突っ込みを入れた悪田部だった。
ページ上へ戻る