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ハイスクールD×D大和の不死鳥

作者:sou×yuki
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25翼

◇ヤマト

俺は超直感でなのは、フェイト、はやてさんの危機を感じ取り、有幻覚を使い様子を見に行くとなのはを抱き抱えているはやてさんを見つけ『早くフェイトちゃんを助けに行かないと………』とぶつぶつ言っていたので声をかけなのはをまかせてもらいはやてはフェイトを助けにいかせた。
そして本体の俺はウェンディちゃん、ザフィーラ、合流したシグナムさん、ヴィータさん、エルザさん、スバル、ギンガさん、リオン、グレイと共になのはと幻覚ヤマトの近くまで来ていた。

「ヤマトあれ!」

スバルが最初になのはを見つけた。

「なのは!」

「「なのはさん!」」

ヴィータさんとスバル、ギンガさんがなのはに声をかけるが返事はない。

「みんな下がって!」

俺はみんなを少し下がられフェニックスの翼を大きく広げなのはを包む

「何をやっているんだ?」

俺がフェニックスだと知らないグレイが聞いてくる。

「高度な治癒魔法だ。この羽に包まれると傷を癒し魔力を全開にする魔法だ」

ほんとのところは魔法ではなく能力なのだがそんなことはけして言えない。
そう説明していると治癒が終わりフェニックスの翼をしまう。

「俺はこのままフェイトとはやてさんを助けに行く。そこでヴィータさん、シグナムさん、ザフィーラはついて来てほしい。もしもの場合によっては二人をつれて離れられる人員がほしい」

「わかったよ」

「わかった」

「了解した」

ほんとはシャマルさんがいたら良かったのだがしかたない

「他のみんなはここで待機だ。じゃあ行くぞ!」

そう言って俺はザフィーラ、ヴィータさん、シグナムさんを連れはやてさんとフェイトのもとに向かう。

◇はやて

フェイトちゃんを戦闘で巻き込まない場所に寝かした私は六魔将軍マスターのゼロと一人で戦っていた。

「ブリューナク!!」

「ふん!」

ブリューナクを魔力で相殺し攻撃してくる。

「くっ………」

『大丈夫ですか……はやて……』

ユニゾンしているリインフォースが心配そうに声をかけてくる。

「大丈夫や。まだやれる。あわせてくれるか?」

『もちろんです』

ありがとうな、リインフォース…もう、主では無いうちと共に戦ってくれて

「ありがとうな、リインフォース『響け終焉の笛、ラグナロク!』」

私はブレインに使ったラグナロクをもう一度放つ

「常闇奇想曲
ダークカプリチオ
!!!!」


ゼロはブレインと同じ回転するレーザーの様な黒い魔法を放った

ラグナロクと常闇奇想曲がぶつかり合う。

グギギギ………

次第にラグナロクが押され始める

「さっきと違い過ぎるわ!でも!負けへん!」

だが、現実は甘くはなく………ラグナロクがうち負け常闇奇想曲が私にに向かって直進してくる

「なあ!?」

一瞬驚いてしまい回避が遅れてしまう……そして……常闇奇想曲は私に直撃してしまう

「キャアアァァァァアアァァ」

飛行魔法が解けてしまいなすすべなく私は落下していく

「(フェイトちゃん、なのはちゃん……ごめんな………うち……負けてもうたわ………ヤマト………ごめんな………)」

フェイトちゃん、なのはちゃん、ヤマトに心の中で謝り落下したまま目閉じた。

だが、突然落下が止まる

「(あれ………地面に付くには早いし地面に着くならもっといたいはずや……)」

恐る恐る目を開けると目の前にヤマトの顔があった。

「や………ヤマト………」

ヤマトの顔を見たうちの目には涙があふれ出してしまう。

「よく頑張ったよはやて。よく頑張った…」

優しく声をかけながら頭を撫でてくれる

「ヤマト………」

私は泣きながらヤマトの名を呼ぶ

「もう大丈夫だよ……もう大丈夫……」

そう言ったヤマトは翼で包んでくれる。

「なんでやろ……安心できるわ……」

さらにゼロとの戦闘での怪我や痛みが消えていく

「これ……ヤマトのおかげなんやな?」

包んでいた翼を元に戻したヤマトに聞く

「うん。そうだよ。『聖天獣フェニックス』の恩恵があればなせる技だよ」

聖天獣フェニックス…………聖獣フェニックスが天使の光を使えるヤマトに聞いた。天使の光は癒しに近いものを持ってるからできたとかやな

「フェイトはシグナムとヴィータがなのはの所に連れて行ったザフィーラが物陰に隠れてるからはやても行ってくれ。あとは俺と……「火竜の咆哮」………あいつがやる」

話しているのに追撃がこなかったのはナツ君のおかげやったんだ……

「ほな、お願いするで。うちは足でまといになるかやな……」

ほんとはヤマトと一緒に戦いたい……けど、今の自分は足手まとい以外の何でもない……ヤマトのお荷物になってしまう。

そう思ってるとヤマトはまた頭を撫でてくれる

「はやては足手まといじゃあないよ。知ってるでしょ?俺は仲間のために戦う時が通常より二倍にもなるし二乗にもなる。今回はなのは、フェイト………そしてはやてを傷つけたあいつを許さない……はやてのために戦うんだ。僕の仲間に足手まといはいない。」

優しく語るヤマトを見ていると胸の当たりが苦しくなる…

「(この痛み………もしかして……もしかしてやな)」

うちは胸の痛みを理解する

「ヤマト………頑張ってな」

「もちろんだよ」

うちは後ろの樹海にヤマトはゼロの元に向かった。 
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