ハイスクールD×D大和の不死鳥
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24脳と零
◇なのは
私、フェイトちゃん、はやてちゃんがブレインを倒し、シグナムさん、ヴィータちゃんからミッドナイトを倒したと念話で聞いた直後にそれはおきた。
「なんや、この気持ち悪い魔力………」
「こんな魔力初めて……」
「いったいなんなの………あれ!」
私が最初に気づいた……倒したはずのブレインが起き上がっきていた。
「なんでや!あんなにやったんや起きあがるのは無理なはずや!」
「でも、起き上がって来ている…」
はやてちゃんは驚きフェイトちゃんは冷静にバルディシュを構える。
「久しいなァこの感じ。この肉体…この声…この魔力…全てが懐かしい」
立ち上がりそう言うと服を脱ぎ捨てる。
「俺は、六魔将軍マスターのゼロ。お前らずいぶんとうちのギルドを食い散らかしてくれたなァ。マスターとして、オレがケジメを取らしてもらうぜ」
「「「!?」」」
ブレインじゃない!二重人格?この人が六魔将軍のマスター………私達の敵!
「そうだな……まずはこの体
(ブレイン)
を痛めつけてくれたおまえらから……消してやる」
「もうやめてください!なんで、そこまでするの!」
「理由なんてどうでもいい!!!形あるものを壊すのが面白ェんだろうが!!!!」
そう言って、ゼロは私にに向かって怨霊のような不気味な魔力を放つ。
【Protection Powered】
プロテクションパワードを展開し防ごうとするが……
ピキピキピキ………
「え?キャアアァァァァアアァァ」
数秒でプロテクションパワードを砕き直撃してしまう。
「「なのは(ちゃん)!」」
魔法が切れなすすべなく落下していく私をフェイトちゃんが抱えてくれる。
「ごめん………フェイトちゃん…………」
そう言ったあと私の意識は途切れた……
◇フェイト
そんな……なのはが一撃で………許さない!
「はやて……なのはをお願い…」
「ダメや!一人ではダメや!」
「それはわかってる………でも、なのはを安全な場所に移すには誰か残る名いといけない……はやては遠距離からの広域魔法を得意とするから私が残るのがいい」
渋っては居るが納得した。
「すぐに戻ってくるからな!無茶しないでや!」
「わかってる」
そう言葉を交わして樹海の方に飛んでいくはやて
「安心しろすぐにお前のあとを追わせてやる!」
「黙れ……貴様は私が倒す!」
◇はやて
うちはフェイトちゃんに頼まれてなのはちゃんをつれて引きかいしたけど………あのままだとフェイトちゃんが死んでしまう………
「どないしたら………」
「なら言ってやれ、なのはは俺がみている」
ヤマトの声が聞こえたのはうち…末期かいな?後ろを向くとヤマトがいた。
「ほら、行ってやれ。幻覚の俺はなのはを守るぐらいの力しか無い。フェイトを頼む…」
「任せとき!」
うちはなのはちゃんを有幻覚のヤマトに頼み来た道を引き返す。待っててやフェイトちゃん!今言くで!
◇
その頃はやてが助けに向かったフェイトは……
「ハァ…………ハァ…………ハァ…」
バリアジャケットはボロボロで、いつ倒れてもおかしくない状態だった。
「ふははは!よく耐えた!が……もう死ね!」
ゼロは怨霊のような不気味な魔力を放つ。
「まだだ!『ソニックムーブ』」
フェイトはソニックムーブでなんとか避ける
「(もう……魔力が……)」
魔力の枯渇により地面に膝をつけてしまうフェイト
「これで終わりだぁ!」
ゼロはフェイトに向かって魔力を放つ
「(はやてごめん………なのは………ヤマト………)」
フェイトは大切な友達とヤマトに心の中で謝りながら目を閉じる。
「あきらめたらあかん!『魔法の射手』!」
ギリギリ間に合ったはやてが魔法の射手でゼロの魔力を空に打ち上げた。
「…は……はやて……」
フェイトは涙を流しながらはやての名前を呼ぶ
「あきらめたらあかん!フェイトちゃんが死んでもうたらうちやなのはちゃん、エリオにキャロ…そしてヤマトが悲しむ!それだけはいやや!」
『そうです。フェイト…あなたは主が大切な一人なのですよ』
はやては闇の書事件の時…初代祝福の風リインフォースを亡くしている……ヤマトのおかげで二度とあえないはずのはやてとリインフォースは巡りあえたがはやては失う事を嫌うのだ。
「は……はやて………リ………リインフォース………」
二人の名をつぶやくと意識を失う。
「次はうちが相手や!」
「ふははは!面白い!かかってこい!」
続く
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