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リリカルクエスト

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43日目 ゆういちはでばんがない

ーなのは sideー

にゃ~、ファタリテちゃんからお願いされて、ジュエルシードの封印をしようとしたら、ドルマゲスが来ちゃったの。

風の魔法を撃って来た時は、あせっちゃった・・・

でも、ユーノ君の障壁(バリア)で大丈夫だったけど、

すずか「なのはちゃん 大丈夫?」

すずかちゃん達が来てくれてた。

ユーノ「なのは ドルマゲスが2人に分身してるんだ 今は封印より ジュエルシードをドルマゲスから守らないと」
アリサ「そうね ここで奪われる訳にはいかないわよ なのは」
すずか「ファタリテちゃん達が もう1人のドルマゲスを足止めしてくれてるから 私達もガンバろ」

大変な事になってる。

でも、すずかちゃんの言う通り、ここで私達が頑張らないと、いけないよね!!

ーなのは side endー





ん~? なんか海の方で、バトってんな。

リニスとデバイス談義中、魔力を感知してから、リニスが何事かと聞いて来たので、ジュエルシードを狙っているドルマゲスの事を説明。

すると、リニスに手を引かれ、現場に行く事になりました。

しかし、感じる魔力の数が多いな。

1・・2・・3・・4・・5・・6・・7・・8・・9・・10・・11・・12・・13・・14・・15・・16・・。

9人はファタリテ達、3つの邪悪な感じはドルマゲスが恐らく分身したんだろう。

もう3つはあの3人で、あと1つは・・・あ~ちびっ子か。

管理局はちびっ子だけで他の奴等出てこんのか? ??(=ω=)??

勢力的に最大6つに別れるから、入り乱れの乱戦でカオスになってそう・・・

行ったら大変そうだな。





ー立花 sideー

ドルマゲスと戦闘中に、あの馬鹿達がやって来た。

飛べなかったはずのウルクと皇が飛んでるし・・・

来て早々、3馬鹿はまた魔法跳ね返されて自滅って、前の戦いから少しも変わってない。

でも、アイツ等をうまく利用すれば、なのは達と合流出来るわねと思い、みんなに念話を送ると、

ファタリテ《私もそれ考えてた》
フェイト《まずはジュエルシード確保が優先だもんね》
アリシア《りょうか~い》
アルフ《わかったよ でも どうやるんだい?》

任せてと言い、私はアイツ等に向けて、

立花「アンタ達はいつもそう 口ばっか達者で邪魔ばっかして迷惑なのよ 何が嫁よ 認められたければドルマゲス1人位倒してから言いなさい アンタ達じゃどうせ無理でしょうけどね」

少し勘違いしそうな言葉を言い放つと、

ギル「嫁よ とくと見ておけ 我の力をな!」
帝「っへ こんな野郎瞬殺してやんよ 見惚れんなよ~」
通行「あ~ん あんな三下はここで葬ってやる!」

キザな台詞で返してきて、ホント単純ね。

ドルマゲス「ククク・・・ また無様にやられにきたのですか? 無知とは悲しくなる程に愚かですね」

このドルマゲスの注意は3馬鹿に向いた。

これで少しは時間が稼げると思うから、その隙になのは達と合流よとみんなに念話を送った。

ー立花 side endー



ークロノ sideー

突如現れた3人の少年達の魔力に、僕は驚いてた。

ランクはわからないが、僕や母さんを余裕で上回っている。

管理外世界なのに、何故こんなにも多くの強い魔力を持った人間がいるんだ?

でも、これなら、あのドルマゲスと言う魔導師を捕縛出来るかもしれないと思った矢先、僕は目を疑った。

少年達は、橘立花に発破を掛けられた後、有効な連携をするのかと思いきや、それぞれが身勝手に動き、さっきの僕同様に魔法を放っては跳ね返されるを繰り返している。

彼女達があれだけやるのだから、きっと彼等も・・・・・と先入観があったのは確かだ。

けど、彼等の戦い方は、独りよがりもいい所だ。

互いの立ち位置を把握もしてなければ、邪魔をし合い、挙句に援護もし合わない。

これなら1人で戦った方が、余程勝機がある。

戦闘中でさえ、

ギル「テスタロッサ3姉妹は我の嫁だぞ 貴様等は手を出すなよ」
道行「っは! すずかとアリサは俺んのだからな! テメェーこそ手出すなよ」
帝「なのはと立花は俺の嫁 お前等約束守れよ!」

耳を疑いたくなる会話が聞こえてくる。

僕もドルマゲスと戦ってる最中、何かおかしいと見回すと、彼女達は忽然(こつぜん)と姿をけしていた・・・

ークロノ side endー



ーユーノ sideー

なのはを追ったドルマゲスと対峙してるけど、防戦一方になってる。

なのはは、最大の1撃を入れる為、チャージに入って貰ってるけど、なかなか隙が出来ないんだ。

なんとかみんなの被弾を軽減して、立花達と合流しないと・・・・・って考えてたら、

ファタリテ「みんな 離れて!!」
フェイト「いくよ 姉さん」

ファタリテ・フェイト「「アークセイバー!!」」

雷変換した魔力をデバイスに纏わせ、2人の高高度からの挟撃(きょうげき)でダメージを与えると、

立花「なのは 今よ!!」

なのは「うん! 任せて!!」

なのははレイジングハートの先に最大魔力を集め、

なのは「これが私の全力全開 スターライトブレーカー!!!」

なのは最大切り札、収束砲撃魔法を零距離でドルマゲスに撃ち込んだ。

この攻撃法は、僕達が考えた中でも1番ダメージを与えられる攻撃。

これならきっとドルマゲスだって・・・・・

ーユーノ side endー



ーフェイト sideー

なのはの砲撃をその身に浴び、大きく仰け反るドルマゲスを見て、私達みんなやったと思った。

あの攻撃に耐えられる魔導師はそういない。

墜ちるドルマゲスを見ていると、身体がブレ始め、音もなく消えていた。

そして背後から、そんな私達を嘲笑うかのように、

ドルマゲス「ククク いい攻撃です しかし 悲しいなぁ・・・ その程度の魔法では 分身体は倒せても私を倒す事は到底出来ません」

振り返るとそこには、ジュエルシードを6個手中に収めたドルマゲスがいた。

もう1体のドルマゲスが、執務官達を倒して来たのかと思ったけど、向こうの空域で戦闘と思わしき閃光が輝いてる。

ドルマゲス「おや 何を意外そうな顔をしているのです? 分身体が1体だと誰が言いました?」

え? 初めから分身が2体いたの?

そして、私達の相手は分身体に任せ、本体はジュエルシードを手に入れてた・・・?

ユーノ「そんな!? 2人分の魔力しか感じなかったのに・・・」
アルフ「ユーノ 動揺するんじゃないよ」
ファタリテ「ジュエルシードを取り返さないと」
アリシア「みんないるんだから大丈夫~」

みんなの士気はまだ大丈夫だけど、なのはは魔力を消耗しすぎてる。

立花「すずか アリサ なのはをお願い!!」

それを察して、立花が2人になのはを頼んで、私達はドルマゲス本体と対峙した。

だけど、なのは程じゃないにしても、みんな魔力を消費している為、ドルマゲスが放つ風の魔法と植物の(つた)による攻撃で、徐々に劣勢へと追い込まれていき、

ドルマゲス「茶番は終わりにしましょうか そろそろ皆死になさい」

ドルマゲスは、私達へトドメの1撃を放とうとして、杖に強大な魔力を集めてる。

私達は満身創痍な中、必死で足掻こうとしたけど、防ぎ切る魔力はもう残ってない・・・



『ごめんね 母さん』



そして、ドルマゲスが魔力を貯め終え、



ドルマゲス「喰らいなさい バギクロス」



凶悪な暴風の魔法が私達に襲い掛かる。



ーフェイト side endー

 
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