戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第十五話 緒方中尉!!バスケと空軍の関係は知らん!その十二
「ったくよ、試合も終盤だってのに」
「得点は同点だしな」
「それで俺達への声援はない」
「ちょっとないだろ」
「一つもないのはどういうことなんだよ」
「しかもその終盤もな」
試合のそれもだ。
「いよいよだな」
「ああ、クライマックスだな」
「クライマックス近いな」
「試合終了まであと少し」
「三分位だぜ」
本当にあと少しだ、若しここで追加点を入れないとだ。
「この試合延長あるんだよな」
「そう決まってたな、開始前に」
作者が今決めたことである。
「それで決まるまで延長するんだったな」
「延長したらその分高崎聖子さんの写真集とDVD観られないぜ」
「そうなれば厄介だ」
「だからな」
「ここはな」
「早いうちに決めるか」
試合終了までにだ。
「それじゃあやるか」
「ここからな」
「俺達の切り札を出すか」
「いよいよな」
こう言ってだ、二人は。
グラウンドに手からあるものを出した、そしてそのあるものはというと。
地面の中に潜ってだ、暫くすると。
日帝衆の者達の足元で爆発fが起こり次々と吹き飛ばされていった、二人はその爆発が起こっていく中を駆けながら言った。ボールは尚智の手にある。
「見たか、これぞジャスティスマイン!」
「俺達の新兵器だぜ!」
これも今書いている人間が思いついたものだ。
「地面に入って敵を自動的に狙って吹き飛ばす!」
「例えアスファルトの中でも水中でも使えるぜ!」
水中の場合は機雷になる。
「この試合地雷は使うなってルールないからな!」
「使ってもいいんだよ!」
「そのルールの盲点を衝いた俺達の秘策!」
「今ここで炸裂だぜ!」
「今や相手は十五対一!」
「うち十三人は烏合の衆だけれどな!」
クローン達は只の数合わせである、はっきりと言い切ったのだ。
「それでも数は数だ!」
「戦いは数だぜ!」
ドズル=ザビの名台詞である。
「じゃあこれでな!」
「勝ったぜ!」
こう言いながら尚智がトライせんとする、だが。
その二人の前に緒方が来てだ、そのうえで。
二人に対してだ、昂然として言って来た。
「例え一人になろうと日帝衆は諦めない!」
「ちっ、ここでか!」
「ラスボスかよ!」
「今回のメインの相手緒方中尉!」
「いい場面で登場だな!」
スポーツものらしくて、とはいってもこの作品はスポーツものではない。だがそれでも今はその路線のふりをしているのだ。
「よし、じゃあな!」
「ここで勝負だぜ!」
「私に地雷は通じない!」
緒方は自分に向かって来る二人に言い切った、そして実際に。
足元から次々に派手な爆発が起こった、七色の戦隊ものの様な奇麗なカラーリングの爆発に覆われるが。
緒方jはその中で立っている、空軍衆の軍服も無事だ。
「おい、軍服汚れ一つついてねえぞ!」
「破れないどころか汚れもつかないのかよ!」
「作者!幾ら何でもこれは無理だろ!」
「よく見ればラグビーの試合で汚れないとか有り得ないだろ!」
「風だ!」
緒方は作者に抗議する二人に作者に代わって答えた。
ページ上へ戻る