ガンダムビルドファイターズ ~try hope~
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チームトライホープvsチームセイントライズ…決着! 前編
ーーー--
「くっ!」
「はあ! 」
振りかざしてきたデュランダルをルミノックスで受け止め、グラディウスを横にはらうと盾で受け流され、蹴りをくらった。
「フィンファンネル! 」
マントからファンネルが五基射出され、こちらに向かって攻撃してきた。
「なら! 」
グラディウスを鞘に納めてビームサーベルを引き抜き、フィンファンネルに向けて投擲し、ルミノックスに粒子を纏わせて斬撃波を放つと、合計三基破壊した。
「甘い! 」
後ろから衝撃がきて、振り向くと聖騎士ガンダムがフィンファンネルを一基射出しながら盾で攻撃していた。
「なんで剣で攻撃しないんだよ? 」
フィンファンネルの攻撃をかわしながら聞いてみた。今のは剣で攻撃すれば倒せたはずなのに。
「そんなこと聞く暇があるなら、今この状況をなんとかしてみるがいい」
フィンファンネル三基が攻撃している中、聖騎士ガンダムが光の弓で攻撃してきた。
「ちぃ! 」
サブマシンガンを抜いて、フィンファンネルに向けて撃ち、ルミノックスで矢を弾いた。
辛うじて一基は破壊するも、フィンファンネルの攻撃でサブマシンガンが破壊された。
「グラディウス!ルミノックス! 」
グラディウスを抜きながら二刀に粒子を纏わせて、フィンファンネルに向けて斬撃波を飛ばし、すぐに聖騎士ガンダムにも斬撃波を飛ばした。
斬撃波はフィンファンネルを二基を捉えて破壊でき、聖騎士ガンダムは弓に当たり射てなくなった。
「ふぅ………さて、なんとかしたぞ。質問に答えろよ」
「そんなに気になることか?別に深い訳はない。単にあっさり倒すのはつまらないだけだ」
ようはなめられていたって訳かよ………。
グラディウスとルミノックスを再度構える。
「じゃあその余裕をなくしてやるよ」
二刀に粒子を纏わせて、聖騎士ガンダムに接近する。
「ほう………ではきたまえ」
そして、相手の剣が届くか届かない距離でグラディウスから斬撃波を飛ばした。
「なに!? 」
辛うじて盾で防いだが、体制を崩したところを逃さずルミノックスを振りかざす。
「終わりだ!ヨシナ! 」
「それはどうかな? 」
デュランダルが赤い粒子を纏い、粒子を纏ったルミノックスを防いだ。
「なっ…!? 」
グラディウスとルミノックスとの同系統の武器!?
「はああ!!」
盾で攻撃してきたのを、下に潜り回避してグラディウスに粒子を纏わせて振りかざすも、またデュランダルに赤い粒子が纏いそのまま防いできた。
「やっぱり同系統の! 」
「そういうことだ! 」
グラディウスを受け流され、盾で裏拳をくらい吹き飛ばされ、デブリと激突した。
「言っとくが、これは君と初めて戦った時よりも前に作ったやつだ。まあ今大会で装備したのは、準決勝からだが。さて、いくぞサオトメ君! 」
デュランダルに粒子を纏わせて、接近してくる。
「にゃろう! 」
グラディウスとルミノックスにも粒子を纏わせて、デブリを踏み台にして聖騎士ガンダムに接近し、グラディウスとデュランダルがぶつかり合った。
ーーー--
「「はああああああ!! 」」
ブレイドファングを振りかざしたのを、ビームトンファーで防がれ、アームドアーマーDEファンネルで攻撃してきたので、すぐに後退してスーパードラグーンで反撃する。
「落ちろ! 」
回避されると、バルカンとアームドアーマーDEファンネルとアームドアーマーBSでスーパードラグーンに向けて攻撃をされ、一気に五基破壊された。
「くっ!それでも! 」
ユニコーンガンダムに接近しソードを振りかざそうとしたら、先にアームドアーマーVNで捕まれた。
「終わりだーー! 」
「誰が! 」
掴んだまんま、右腕のビームトンファーをこちらに向けて刺そうとしていたので、ソードの部分を切り離し回避し、ハンドガンでアームドアーマーBSを破壊した。
「まだだぁ! 」
アームドアーマーBSの爆風からユニコーンガンダムが現れ、ハンドガンで迎撃しようとするとバルカンで破壊された。
アームドアーマーVNを振りかざしてきたのに対してブレイドファングで対応すると、誘われていたのかブレイドファングの方を切り裂き、すぐにビームトンファーで攻撃されたので、ブレイドファングから小型ビームサーベルを抜いた。ブレイドファングを挟んでお互いのビームサーベルがぶつかり合い、ブレイドファングが破壊された。
「なかなかしぶといな!いい加減にやられろ! 」
「断るね! 」
小型ビームサーベルを投擲し、ブレイドファングを抜いてユニコーンガンダムに接近した。
小型ビームサーベルはアームドアーマーDEファンネルで防がれ、もう一つのアームドアーマーDEは右腕に装備して攻撃してきた。
「…!」
頭の中をSEEDみたいにクリアにし、減速せず全てかわして接近する。
そして目の前まで行き、ブレイドファングを振りかざすとアームドアーマーVNで受け止められた。
「隙ありだぜ! 」
アームドアーマーDEファンネルを向けられた瞬間、ブレイドファングから大型ビームサーベルを抜き、そのままユニコーンガンダムの左腕を切断した。
「な!?けど! 」
アームドアーマーDEファンネルが攻撃してきたのに対して、ブレイドファングを投擲して防ぐが、ブレイドファングは破壊された。
「てめえ…」
「どうかな?少なくとも僕の方が優勢にみえるけど」
「はっ!けどこっちにはまだ切り札がある!いちば模型店の時は時間切れで使えなかったが、それを今ここで使う! 」
するとユニコーンガンダムのサイコフレームの色が、青から緑へと変化した。
「なっ!?HGではサイコフレームの共振は対応されてないのに!? 」
「そう。だがな…。このサイコフレームは全て俺の自作だ! 」
ユニコーンガンダムのサイコフレームはほぼ全体に使われているはず!なのにそれを全て自作!?なんて作り込みなんだ!
「燃えてきた……! 」
「ふっ。じゃあいくぜ!! 」
そういうとユニコーンガンダムがありえない程のスピードで接近してきた。アームドアーマーDE二つを後ろに装備し、右腕からビームトンファーを出してきた。
対応しようと大型ビームサーベルを振りかざすも、かわされて右腕が切断された。
「ぐっ!」
ビームサーベルを左手で腰から抜いて、ユニコーンガンダムに振り返ると見あたらず、今度は下から左足を切断された。
「下から…! 」
ユニコーンガンダムの姿を確認し、フィルマメントビーム砲とMDEビーム砲を撃つも当たる気配がせず、アームドアーマーDEの攻撃で破壊された。
どうしようかな…。明らかにやられているのにこの感じ…。楽しんでいる。
「大丈夫…。僕たちはまだやれる…。そうだろ?フィルマメントフリーダム!! 」
それに答えるかのように、フリーダムの間接部の金色が輝き出した。
「フリーダムが輝き出した?けど関係ねえ! 」
フリーダムに接近し、ビームトンファーを振りかざすと、ビームサーベルで防いだ。
「反応できた!?ならもう一度! 」
フリーダムから離れ、錯乱させるために四方八方に動いてフリーダムの背後から接近する。
すると、フリーダムが振り返りビームサーベルを振りかざした。
「しまった!止めきれない! 」
ビームトンファーを出されて、ビームサーベルをギリギリ防がれた。
「いったいなにが…。さっきまでは全然反応できてなかったはずなのに…」
驚いている様子でいるコムカイに対して、ゆっくりと口を開いた。
「よく見える…。よく感じられる…。ガンプラとひとつになっている感覚が! 」
そして、ユニコーンガンダムに蹴りをいれて吹き飛ばし、すぐに追撃する。
ユニコーンガンダムが吹き飛ばされながらもビームトンファーで攻撃してきたのに対してビームサーベルで防ぐ。
「くそっ!一度体制を建て直さないと! 」
そうやって、ユニコーンガンダムが距離をとろうと後退していく。
「させるかーーー!!! 」
ビームサーベルを連結させて、ユニコーンガンダムに突っ込む。
「ちいっ!」
アームドアーマーDEの一つを右腕に装備して攻撃し、それに対して構わず特攻していく。
「はああああああ!! 」
「ちぃぃぃぃ!! 」
アームドアーマーDEの攻撃でフリーダムの頭部が破壊されると、顔に激痛が走った。
「ぐぅぅ…! 」
それでもユニコーンガンダムの前までいき、ビームサーベルを振りかざすとユニコーンガンダムの左肩を切断し、右腕を下から攻撃して、アームドアーマーDEごと破壊した。
破壊されるとすぐにユニコーンガンダムがアームドアーマーDEをパージしながら後退していく。
「アームドアーマーDEファンネル! 」
パージしたアームドアーマーDEファンネルから攻撃をされるが、さっきと同様に突っ込む。
「ドラグーン! 」
スーパードラグーンを盾代わりにし、アームドアーマーDEの攻撃を防ぐ。
スーパードラグーンが全基破壊されると、ユニコーンガンダムとの距離はあと少しになっているがまだ遠く、アームドアーマーDEの攻撃が続く。
「そ、れ、で…もーーーー!! 」
ユニコーンガンダムに向けて接近するなか、右胸部、左サイドアーマー、右肩が破壊され、右胸部と左腰と右肩に痛みが走る。
「あああああ!!!ぅぅ…それでも!!!! 」
「ハルカゼーーーー!!!! 」
ビームサーベルを突き付け、ユニコーンガンダムを貫いた。
「くっそ…。俺の敗けかよ…」
そう呟くと、ユニコーンガンダムが爆破し、その爆風に巻き込まれた。
「はぁはぁ…。くそっ…。ごめん、二人とも。少し…休ませてもらうよ…」
ーーー--
お互いの高出力のビームがぶつかり合う。
「くぅぅ…!」
機体損傷が激しくて、うまく持ちこたえられない!
「フ、ファンネル! 」
ロングシューティングライフルの左右にファンネルが展開され、ファンネルからも高出力のビームが放たれた。
すると、少しずつだが相手の攻撃を押し返していく。
「くっ!フェザーファンネル!展開! 」
相手もツインバスターライフルの回りにフェザーファンネルを展開し、そこからも高出力のビームが放たれる。
相手の方がファンネルの数が多い!押し返される!
「なら! 」
コンソールを操作し、V2バレットスナイパーのミノフスキードライブユニットの粒子をロングシューティングライフルに回した。
「下手したら耐えきれないかもしれないけど…。ここでやられるよりはマシよ! 」
すると粒子放出量が相手を上回り、ツインバスターライフルの攻撃が押し返されていく。
「この粒子放出量…!やられる! 」
するとフェザーガンダムゼロのところまで押し返され、そのままフェザーガンダムゼロを呑み込んでいく。
「はぁはぁ…。どうなったの…? 」
ロングシューティングライフルと右腕は破壊し、胴体もボロボロになった。
そして、フェザーガンダムゼロは胴体以外は全て破壊されていた。
「やられた…。そんな…」
「や、やった…のね…。あとは二人のところに行かないと…」
そう言って、V2バレットスナイパーはその場から離れていった。
ーーー--
ギィィン!
ガキィン!
ガンギン!
ギイィィン!
デュランダルとグラディウスがぶつかり合い、また距離をとる。
「くそっ!攻めきれない! 」
「どうした?来ないならこっちからいかせてもらうぞ」
聖騎士ガンダムがデュランダルに赤い粒子を纏わせて接近してくる。
こちらもグラディウスとルミノックスに青い粒子を纏わせて、斬撃波を飛ばす。
「その程度か!? 」
盾で受け止められ、そのまま近づかれデュランダルを振りかざしてきた。
「ぐっ! 」
グラディウスとルミノックスで受けるも、粒子を纏わせていないので、受け止めきれず吹き飛ばされた。
なんとか体制を立て直し、グラディウスとルミノックスを構える。
「どうした?来ないならこっちからいかせてもらうぞ」
聖騎士ガンダムがデュランダルに粒子を纏わせて接近してくる。
「くっ!」
グラディウスとルミノックスに粒子を纏わせて、聖騎士ガンダムに接近する。
デュランダルを振りかざしてきたのをルミノックスで受け止め、グラディウスで攻撃するも盾で防がれる。
「なら! 」
聖騎士ガンダムから少し離れ、グラディウスとルミノックスに粒子を纏わせて同時に振りかざした。
「むっ! 」
しかしそれも盾で防がれ、デュランダルに粒子が纏った。
「!トランザム!! 」
『SP』コマンドを選択し、ケルサスガンダムが赤く染まった。
「はああああああ!! 」
すると、聖騎士ガンダムが耐えきれずに盾ごと吹き飛ばされた。
こうなりゃトランザム中に一気に決めるしかない 。なら…あの技だ!
グラディウスとルミノックスに再度粒子を纏い、聖騎士ガンダムの目の前まで接近した。
「セーズ………アインス!!! 」
「!! 」
聖騎士ガンダムがとっさに盾を構える。
グラディウスとルミノックスで左右に四回。その後同時に上から斬り込み、下からも同時に攻撃をし、横に一回転しながら斬り込む。二刀を逆手に持ち、横から同時に二回。逆手から普通に持ち変え、また四回攻撃をする。
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