ハイスクールD×D大和の不死鳥
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
36同じ過ちは何度だって繰り返すなの!
◇ヤマト
「みんな、大丈夫か?」
俺は雷天大壮2を使いヴィヴィオを助けてそのまま、前線に戻る
「大丈夫です、兄さん」
「こっちも大丈夫だ」
「大丈夫だよ、ヤマト。ヴィヴィオは?」
なのはがヴィヴィオの心配をして聞いてくる
「怪我一つ無いよ………ただ………」
「ただ?」
言ったら言ったで殺されそうだな
「こっちに向かってる」
「なんで、止めないの!」
止めなかった俺に怒るなのは
「なのはもわかってると思うけど、ヴィヴィオは俺達によく似ている……だから、もし、俺が止めてもヴィヴィオは必ず来てしまうだろう。ヴィヴィオは俺達を守ろうとしている、それは、なのはもわかってるだろ?」
「う、うん…………」
「なら、ヴィヴィオの好きなようにさせて俺達が守ってあげられる場所に置いといて守るそれが一番良いと思ったんだよ、それに………」
「それに?」
俺はアラガミの方に向きながら言う
「俺達がさっさとこいつらを叩きのめせば良いだけだ!」
俺はそう言い突っ込んで行く
「そうだよね、ヤマトの言うとおりだよね!」
なのはも気合いを入れ直し、魔法詠唱を始める
「『リリカル・マジカル・マギステル』『光の精霊 千一柱
集い来たりて 敵を射て
魔法の射手 連弾・光の1001矢』!!」
なのはは魔法の射手の光の1001矢をキュウビに放つ
『グオォォォォォォォォォ』
すべての矢が貫通し、キュウビは絶命し地面に倒れる
「さすがなのはさん!、キャロお願い」
「うん。『ケリュケイオン』!」
エリオとキャロも動き出し、キャロがエリオに補助魔法をかけ攻撃力とスピードを上げる
「『ストラーダ』!!」
【エヴォリューション】
エリオはブラットアーツのエヴォリューションを使い徐々に加速するがはっきり言って10代の体には負担がかかりすぎる程の速さでマガツを攻撃し貫通させる
『グオォォォォォォォォォォォォォォ』
ゴッドイーターでも有り得ないスピードと攻撃力でマガツを倒してしまう
「俺も負けられないな、アリア!」
「はい!」
俺とアリアで世界を拓く者を攻撃する
「ソニックキャリバー!」
「クロスキャリバー!」
アリアはアヴェンジャーでソニックキャリバーを俺は手刀でソニックキャリバーを2つ放つクロスキャリバーを放つ、まあ、そう簡単に倒せないのがアラガミで世界を拓く者だ。
「アリア、あんまりしたくはないけど………」
「あれ、ですか………わかりました、やりましょう」
あれ、俺とアリア、アリサが考えて完成させた奥義だ
「ベースはアリアでいいな?」
「構いません」
アリアの前に俺が立つ
「「エヴォリューションユニゾン!!」」
俺とアリアの周りを光が包み俺はアリアとユニゾンした。
「成功ですね」
「あぁ」
アリアの背中には黄金の翼……聖獣フェニックスの翼が額には大空のオレンジの炎が現れた
「『行きます(行くぞ)!』」
俺が雷天大壮の状況でユニゾンしたために高速で動ける
「『雷電・ソニックキャリバー!』」
雷を帯びたソニックキャリバーで世界を拓く者のコアを破壊する
「これで終わりましたね」
『あぁ』
そこにある念話が入る
『(スターズ3より、六課へ、ライトニング1、スターズ4と共にオオグルマを発見、交戦中、援護お願いします!)』
スターズ3、スターズ4、ライトニング1………機動六課でのティアナ、スバル、フェイトさんのコールサインだ。六課でもその3つは欠番となっているために誰だかすぐにわかる
『(了解、すぐに向かう)』
アリアと俺はユニゾンしたまま、現場に向かう
◇ティアナ
「ハアァァァァァァ!」
フェイトさんは怒りにまかせながらオオグルマを攻撃している。フェイトさんが怒っている原因は私とスバル前にいる二人、プレシア・テスタロッサとフェイトさんと瓜二つのアリシア・テスタロッサがいるから、なんでも14年前にあったプレシア・テスタロッサ事件又の名をジュエルシード事件と言われている事件の主犯でフェイトさんのお母さんのプレシアと姉のアリシアは虚数空間に消えてしまったらしい。
その人たちが目の前に居るのだから怒るのは仕方ないと思うけど、
「フェイトさん、落ち着いてください!」
怒りにまかせての攻撃だから隙が多いし私の声も聞こえていない
「隙だらけだ!」
「がはぁ……」
フェイトさんの隙をついてオオグルマがフェイトさんのお腹をなぐり、フェイトさんは地面にひざまづいてしまう
「フェイトさん!……くっ………」
あたしはフェイトさんを助けようとうごきだすがプレシアに止められてしまう
「あなたは自分の子がやられてるのにどうも思わないの!?」
「私の娘はアリシアだけ………」
なにこの人、最低にもほどがあるわ、自分の娘がやられてるのに何もおもわないなんて……
「クックック、こいつを殺せば、あいつはどういう顔をするか楽しみだ!」
なんで、そんなにヤマトを恨んでいるの?自業自得の筈なのに………
「恨むなら時神ヤマトを恨みな!」
オオグルマは持っている剣をフェイトさんに振るおうとする
「「やめて……………!」」
あたしとスバルはそれを見ているしかない、だが、当たる前にオオグルマが飛ばされる。オオグルマを飛ばしたのはこの場に向かっていた、あたしたちの光………
「「「ヤマト!」」」
◇ヤマト
俺はアリアとのユニゾンを途中で解除して、雷天大壮で現場に向かっているとフェイトさんにオオグルマの剣が振るわれるのが見え、雷天大壮と瞬歩を使って更に速度を上げ、フェイトさんに剣が当たる前にオオグルマを蹴り飛ばした。
「「「ヤマト!」」」
なんとか間に合ってほっとしている俺にティアナ、スバル、フェイトさんが俺の名を叫ぶ
「遅くなってすまない、けど、間に合って良かった…」
「ありがとうヤマト」
「気にしないでください………それにしても………」
俺はオオグルマが蹴り飛ばされた場所を見る
「クックック、今日この日を、待っていたぞ、貴様は俺の手で殺せるこの日を!」
「俺はもう二度と貴様とは会いたくなかったけど、それと……」
俺からはまがまがしいオーラが溢れ出し、それに触れたプレシア・テスタロッサとアリシア・テスタロッサは気絶してしまう。
「『俺のフェイトに手を出してんじゃあねぇ!』」
俺の中の何かが爆発したような感覚を覚えながら、オオグルマを殴り飛ばす。
「スバル、ティアナ!フェイトとそこの二人を連れて安全な場所に移動してくれ!」
「わ、わかったわ」
「わかった」
スバルとティアナは三人を担ぎ上げその場を離れる
「これで、全力でやっても被害は無いな」
俺は拳を握る
「貴様には忠告したはずだよな?『次俺らの前に出てきたら命の保証はできないからな』って?」
「それがどうした!」
「そのままの意味だよ、お前はやりすぎた、今回の失敗も今までの失敗も俺を怒らせたのが失敗だ。お前には死が一番の罰だろう………だから………」
俺は拳をオオグルマに向ける
「永眠せよ………」
俺はオオグルマの心臓めがけて拳を振るおうとすると
「ヤマト待つの!」
なのはが止めた
「どうして、とめるんです?この屑には死が一番の罰なんですよ?」
「それでも、人を殺めるのはダメなの!私達は時空管理局、公に裁いてもらおうよ!」
「……………」
俺は思いとどまってオオグルマに四重のバインドをかける
「ごめん、なのは」
「ううん、良いの、ヤマトが無事でいてくれれば」
俺達六課対アラガミの戦いは終わった、この世界も平和が訪れたと願いたい
続く
ページ上へ戻る