ハイスクールD×D大和の不死鳥
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31アインハルトとヴィヴィオなの!
◇ヤマト
「や、ヤマト!? ちょ、やりすぎじゃないか!!?」
「大丈夫だろ・・・・・多分」
「ヤマト!? 今最後に不安な言葉残して何言ってんだ!?」
「死んでない。内臓破裂もなし。頭を狙って無いから記憶の損傷も無いだろ。うん、大丈夫。というかノーヴェ、お前の方は大丈夫なのか?」
俺はノーヴェに治癒魔法をかけながら言う
「さっきから治癒をかけてくれてるから大丈夫だ。さて、コイツどうする?」
「隊舎にいくつか部屋が余ってるからそこに連れて行く。お前も来い」
「いいのか?」
「あぁ、いいぞ。ついでに朝飯も用意してやる」
「分かった。あ!! あ、あたし仕事…………どうしよ……」
それもなんとかしようかな
「その辺はこっちでやっておくから安心しろ」
「悪いな……」
「なに、気にするな。ヴィヴィオを鍛えてくれてるからな。親としての礼だ」
本当は俺が教えてあげたい格闘術をノーヴェに教えてもらっている。ヴィヴィオの師であるノーヴェなら親として助けておきたい。
「さぁ、行くぞ」
俺は二人を乗せて隊舎に戻り部屋に案内してから家に帰った。
◇アインハルト
「ん・・・!?」
起きるとそこは知らない天井でした。
「よう。やっと起きたか?」
隣を見ると、そこにはノーヴェさんがいました。
「えっと・・・ここは?」
コンコン
すると、ノックをすると音がし、それにノーヴェさんが答える。
「おはよう。ノーヴェ。それから・・・」
そこにはオレンジのきれいな長い髪をストレートにした女性がいた。
ノーヴェ「あぁ、こいつは自称覇王イングヴァルト。で、本当の名前は、アインハルトで、あの子と一緒の学校の中等部」
「ごめんね、コインロッカーの荷物出させて貰ったの。ちゃんと全部持ってきてあるから」
女性は荷物を無断で持ってきたことについて謝る
「制服と学生証持ち歩いてっとは随分とぼけた喧嘩屋だな」
ノーヴェさんがからかい気味で言ってくる
「学校帰りだったんです!で、でも、そのおかげでノーヴェさんとヤマトさんと一戦交えることができましたし」
すると、赤髪の少年が入ってきて
「皆さんおはようございます。兄さんがご飯だと呼びにきました」
「ありがとう、エリオ。とりあえず話はご飯を食べてからでいいかしら?」
「はい……」
少年に案内され食堂に向かうといくつか料理が並んでいた
「さすがヤマト、おいしそうだぜ」
私達が席に座ると
「まだ、言ってなかったけどここは六課の隊舎だ。ヤマトがお前をここにはこでくれたそして、赤髪の少年とオレンジ髪の女性は」
「エリオ・モンディアルです」
「ティアナ・ランスターよ」
「で、お前を倒したのが対人課の六課の高町ヤマトだ」
最年少部隊長で時空管理局最強の魔導師でしたっけ
「で、あなたがあの格闘家襲撃事件の犯人――ということでいいの?」
「はい」
「理由聞いても言い?」
聞くべくきことは聞いてきます。
「なんでも大昔のベルカの戦争がこいつの中ではまだ終わってないんだとよ。で、自分がどこまで強いのか、自分の強さがどの程度なのか知りたくてやったみたいだぜ。あと、聖王と冥王をぶっ飛ばす―――だったか?」
ノーヴェさんが代わりに説明をしてくれました。でも、
「最後のは少し違います」
すると、皆さんがこちらに視線を移し注目する。
「古きベルカの王のだれよりもこの身が、覇王が強いということを証明したいんです」
それを聞いたノーヴェさんが、
「それじゃあ、聖王家や冥王家に恨みは無いんだな?」
「はい」
それを聞くと、ティアナさんとエリオくんが安堵の表情を見せる。
「?」
「そっか。お前に言ってなかったな。聖王の方はあたし達の師で仲間のヤマトの子なんだよ」
あの時の意味が少しだけ分かった気がする。自分の娘も記憶を持っているからそういってくれたんだろう。
「あっ!兄さんからの伝言で『今日の夕方5時に俺の家に来い』だそうです。案内は僕がやります」
「わかりました」
私は学校に行くために皆さんと別れた。
◇ヤマト
四時五十分………高町家には俺、なのは、ヴィヴィオ、アリア、ノーヴェが居た
「パパ、会わせたい人って誰?」
「もうじきエリオが付き添ってくるよ」
コンコン
「噂をすればなんとやらだな」
なのはが部屋にエリオ、キャロ、アインハルトを通す
◇ヴィヴィオ
「失礼します。ノーヴェさん、皆さん」
エリオお兄ちゃんとキャロお姉ちゃんと来た女性は中等部の人なのに大人びて見えました。言葉使い、姿勢、その他いろいろと。
「アインハルト・ストラトス参りました」
アインハルトさんはノーヴェの前に行き、遅れたことを謝っていた。その姿勢もどこか大人びて見えた。
「で、アインハルト。こいつが」
そういってこっちを見てきたので、
「ミッド式のストライクアーツをやってます高町ヴィヴィオです!」
「ベルカ古流武術アインハルトストラトスです」
そういって握手をする。
アインハルト(小さな手、もろそうな身体・・・・・でも、この目は、この紅と翠の虹彩異色は・・・間違い無く彼女(聖王)の目)
でも、アインハルトさんがどこか悲しそうな眼をしていた。
「アインハルトさん?」
「!? あ、失礼しました」
「大丈夫ですか?」
「え? あ、はい大丈夫です」
その後、パパの提案でジオラマで模擬戦をすることになった。
続く
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