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ハイスクールD×D大和の不死鳥

作者:sou×yuki
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19突入と力なの!



「オラァ!!」

ヴィータによって振り下ろされる鉄槌にガジェットが叩き潰され、爆発する。
爆発によって撒き散らされた煙を一振りで薙ぎ払い、すぐそばで砲撃を放ってガジェットの編隊を消滅させたなのはのもとに向う。

「数だけは多いな。
 このままじゃジリ貧だぞ」

「ロングアーチの方でも突入口を探してるけど、まだ見つかってないって」

なのははゆりかごの方を見ながらそう告げる。
だが、次の瞬間二人は背中合わせに周囲を警戒する。

「これは……」

「あっちも本腰入れてきたな」

ヴィータの言葉と同時に彼女たちの周囲に今までとは比にならない数のガジェットが現れる。
彼女たちが知る由もないが、同時にゆりかごの周囲でガジェットを破壊して回っていたエース級の魔導師の周囲にも同様にガジェットが現れていた。

「どうする?」

「どうするもなにも……ッ!?」

『こちら第三突入部隊、ゆりかご内部への突入口を確保!
 現在、先発隊が突入を開始しています!!』

なのはがレイジングハートを構えようとした直前、彼女たちの耳に進入路の確保の報が届いた。

「突入口が見つかったか!」

「でも、この数を突破するのは……ッ!」

ガジェットから放たれる砲火を回避しながら魔力弾を放つなのはは歯噛みする。
突入口を確保したとあれば、あとは内部に侵入しヴィヴィオの救出と動力炉の破壊を最優先にするべきである。
だが、今もなお数を増やしつつあるガジェットを突破し、それを果たすとなれば些か厳しいモノがあった。
すでになのはの魔力は全体の七割強といったところ。
周囲にいるガジェットを破壊するのに、出し惜しみしなければ時間はかからないが魔力の残量をできるだけ保っておきたい。

『なのはさん、ヴィータ副隊長避けてください!』

「「ヤマト!?」 」

なのはとヴィータは少し驚きながらもその場から上空に移動するとヤマトが地上本部防衛の時に使った『フリーダム』の『フルバースト』で周辺のガジェットを一掃した

「今のでかなり数は削れたと思います。道は僕が開きますので突入しましょう!」

「それだとヤマトの魔力が!」

なのはがヤマトに魔力枯渇を心配すると

「大丈夫です。魔力無しでも戦えますし切り札もあります」

それでも教え子にそんな事させられないなのはだが、ヴィータが止める

「なのは、今はヤマトに任せるぞ、ヴィヴィオを救出する前に倒れたら意味ねぇ!」

「ヴィータちゃん……」

なのははヴィータの言葉を聞きヤマトに任せることにした

「ヤマトお願い!」

「勿論です!ラクス!」

【モードIS『ダブルオーライザー』】

ヤマトはデバイスのモードを変えある世界での相棒ダブルオーライザーを身にまとう

「ダブルオーライザー、更識ヤマトでる!」

青い閃光がゆりかごに向けて突っ込んでいく。

◇ヤマト

俺はなのはさん、ヴィータ副隊長の魔力温存の為、ゆりかごへの道を切り開いていく

「X FLAME」

ダブルオーライザーと死ぬ気の炎で道を開いていく

「あそこか!」

俺、なのはさん、ヴィータ副隊長はようやく突入口についた。

「ヴィータちゃん、ヤマト、突入するよ!」

「おう!」

「はい!」

俺達はゆりかごに突入した

「スターズ1、2、ライトニング5、ゆりかご内部に突入」

ゆっくりと床に降りようとすると突然飛行魔法が解ける

「AMF!?」

「内部全体に!?」

ゆりかごの内部はAMFが展開していた。
なのはさんが魔力を放出すると飛行魔法が使えるようになった。

その頃、地上で戦闘機人の迎撃にでたスバル、ティアナ、エリオ、キャロとスカリエッティのアジトに向かったフェイトには新たな力が発動されていた



スバル、ティアナ、エリオ、キャロは三つ分断されていた。
スバルはノーヴェとガジェット、ティアナはオットーとウィンディとガジェット、キャロとエリオは休暇の時戦った女の子と召喚獣の相手をしていた。
それぞれ追いつめられていた
そして、フェイトもスカリエッティに捕まっていた、小猫はシスターシャッハと下の階に落とされ今は別行動中だった



「「あたし達は………」」

「「私は(僕は)……」」

「私は……」

「「「「未来のために!」」」」

ボンゴレリングの石の色が変わっていく

「「「「「ヤマトと共に歩もう!!!!」」」」」

5人のボンゴレリングが光り出す

「「「「「『形態変化
カンビオ・フォルマ』」」」」」

光が全身を包み5人のボンゴレリングはそれぞれ変わっていく
それぞれの胸元には先程まではなかった知識、希望、優しさ、勇気、光の紋章が刻まれていた

続く 
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