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フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!

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もしも4人目がミユキさんだったら
武器提供キュアスティック
  第15話 3幹部から四天王へ!新たな敵ノーサー!!

 
前書き
 プリキュアとラビリンス軍幹部との戦いで敗れてしまったラビリンス軍幹部。そこで、メビウス総統は、軍幹部兵士の増員を判断します。そして、増員の幹部兵士は、女性であのノーザの娘ノーサーであった。ノーサーの起用を何より喜んだのは、イース様であった。 

 
 
 ラビリンス首都ピョンピョン総統官邸内謁見の間
 
 「バカモン。」
 「申し訳ございません。」
 「何たるザマだ。まず、サウラーから聞こう。顔中口紅だらけではないか。」
 「突然、先代のキュアベリーと入れ替わってしまって。」
 「ママのおっぱい飲んだことない男だからな。」
 「性欲が堪えきれませんでした。」
 「次、ウェスター。」
 「は、はい。」
 「ボロボロではないか。」
 「はい、苦戦しました。」
 「それで負けたのだろ。」
 「粋がるでない。」
 「ノーザ。」
 「この映像をご覧になるざーます。」
 「ピンッ。」
 「うわぁ。」
 「先代ピーチ(変身前)にモップで叩かれてるわ。」
 「今度は、カオルちゃんに蹴られ投げ飛ばされてる。」
 「パインを見つけたけど連射で近寄れない。」
 「光ったぞ。」
 「目を見えなくされている。」
 「あっちこっち障害物のぶつかったりコケたりしている。」
 「空が暗くなった。」
 「雷が落ちている。」
 「気絶した。」
 「しかも、浄化技を唱えている。」
 「食らった。」
 「ワープして逃げた。」
 分かったか。1つ悪意が明らかに抜けている。
 「そ、そんなあ。」
 「この私が何も知らないとでも思っているのか。」
 「ヒィーーーーーッ。こめんちゃい。」
 「言葉遣い悪いなあ、相変わらず。次、イース。」
 「ハッ。」
 「今回のプリキュア隊の攻撃成果は。」
 「申し訳ございません。キュアピーチをあと一歩のところで追い詰めましたが、ベリーとパインが援護して来て、我が部下編隊を呼んでまでも戦いましたが及びませんでした。」
 「やはり、男2人が役に立たないな。」
 「そんなあ。」
 「これではなかなかインフィニティが手に入らん。そこで、君たちだけでは人手が足りないと判断し、4人目の幹部を追加起用して今後一緒に活動していただくぞ。」
 「ハッ。」
 「貴様たちは、端へ行け。」
 「ハッ。」
 イース、サウラー、ウェスターの3人は謁見の間の端にあるベンチに座った。
 「4人目の幹部を紹介しよう。今回起用する幹部は、男性幹部のだらしなぶりを考慮し、女性を起用することを決意した。呼ぶぞ。」
 「ハッ。」
 「ノーサー、入るが良い。」
 「ハッ。」
 1人の女性幹部が謁見の間へ入って来た。
 「ノーサー少将、只今到着しました。」
 「ご苦労、君を対日本国戦担当へ移動を命じる。」
 「ハッ。」
 「ノーサーはご存知のはずだが、ノーザ財務相の娘だ。今回から控え室を男女に振り分けた。これからは、3幹部ではなく四天王と呼ばしていたたくぞ。良いな。」
 「ハッ。」
 「全員、下がってよいぞ。」
 「ハッ。」
 四天王と呼ばれるようになった軍幹部4人は謁見の間から去った。控え室も初めて男女別になった。

 女性幹部控え室では

 「うれしいわ。ノーサーが来てくれるなんて。」
 「イース様。」
 「明日、プリキュア隊の1人と逢う約束してるわ。」
 「それはイース様、何かの作戦ですか。」
 「そうよ。」
 「コンコンコン。」
 「ハイ。」
 「失礼するざーます。」
 「ママ。」
 「これはノーザ財務相。」
 「メビウス様から聞いてるざーます。」
 「対、日本国戦に私の娘が起用されたことに驚いてるざーます。」
 「ハッ。」
 「イース中将、これからもウチの娘をよろしくざーます。」
 「ハッ。」
 「ママ明日、プリキュア隊の1人逢う約束がイース様にあって、一緒に行きたいのですがよろしいですか。」
 「よろしいざーます。」
 「ありがとうママ。」
 「それぞれ任務が違うざーますが、うまくやれそうな気がするざーます。」
 「ありがとうございます、ノーザ様。」
 「それでは、メビウス様へ申請して来た娘の任務をお教えするざーます。」
 「ハッ。」
 「人には本音と建前があるざーます。」
 「ハッ。」
 「これを利用して日本国の機密漏洩を行うざーます。」
 「どのように行えば。」
 「怪物を空飛ぶ生命体を標的にするざーます。」
 「空飛ぶ生命体ですか。」
 「それを怪物化して、国の役所などが集結している千代田区永田町及び霞ヶ関を狙うざーます。」
 「永田町と霞ヶ関ですか。」
 「そうざーます。そこで、日本国政治家及び官僚の人たちを本音で喋らせ録音するざーます。録音はラビリンス携帯の録音ボタンでできるざーます。」
 「録音もするのですか。」
 「この記録によって様々な情報を得られ、思わぬ弱点を見つけ、個人情報を集めれば、日本国の侵略をたやすくすることができるざーます。後、一気に不幸のゲージが満タンになれば、スウィーツ王国へのワープ通路を見つけことが可能ざーます。」
 「そんな作戦ですか。」
 「流石はママね。」
 「これが娘の任務ですか。」
 「では、イース中将に任務をお聞かせ願いざーますか。」
 「ハッ、あたしはプリキュア隊が持つ情報端末『リンクルン』を奪い取ることにあります。」
 「これは、この前ウェスターに妨害された任務ざーますね。」
 「この前は本当に悔しかった。」
 「でも、スウィーツ王国はリンクルンを再発行してくるざーます。」
 「それがウェスターと揉めた原因にもなったわね。」
 「確かに、再発行するまで日時がかかるざーます。その間、プリキュア隊のメンバー全員変身不能になれば一気に侵攻できるざーますね。」
 「ハッ。」
 「これから行う娘の任務でも、リンクルンをその間うまく奪えば、プリキュア隊の戦力は確実に落ち、娘の任務はうまく行けそうざーますね。」
 「ハッ。」
 「ノーサー、是非一緒に行くざーます。」
 「ハイ、ママ。」
 「ノーザ様、ウェスターが気になります。」
 「大丈夫ざーます。国立病院へ入院させ、厳重に見張らせるざーます。」
 「ノーザ様、ありがとうございます。」
 「今日は、明日に備えてゆっくりお休みするざーます。」
 「ハッ。」
 「ノーサー。」
 「ハイ。」
 「気を付けて行くざーます。」
 「ハイ、ママ。」
 ノーザは控え室を去った。
 「今日はここでお休みしますか。」
 「はい。」

 総統官邸内男性幹部控え室

 「メビウス様からの命令です。2,3日国立病院へ入院していただきます。」
 「そんなあ。」
 「まあ、こんなボロボロの姿ではな。」
 「サウラー中将。」
 「ここはゆっくり静養しろ。」
 「そんなあ。」
 ウェスターは、国立病院へ連れ出された。
 「まあっ、任務妨害されてはたまらないからね。」

 翌日、高島平駅前

 「まだかなあ、せつなさん。」
 「ピューーーッ。」
 「ん、せつなさん。」
 「ウフッ。」
 「こんにちは。」
 「1人じゃないのね。」
 「アハハッ。それがさあ、せつなさんに会ってと言ったら、一緒に行きたいって。人気者だね。」
 確かに、占いの館では一番人気の占い師でもあった。
 「急に来ちゃってごめんね。」
 「ううん、大勢の方が楽しいわ。こちらも、お友達を紹介するわ。」
 「せつなさんの方にもいるの。」
 「紹介するわ、繭螺。」
 「は~い。」
 「繭螺。」
 「思い出したわ。確かあたし、占いの館で占ってもらった先生よ。」
 「ミキタン、そうだったの。」
 「うん。」
 「こちらも、急に来ちゃってごめんね。」
 「いいの、いいの。」
 「せつなさんにもお友達がいるんだ。」
 「それはいるわ。」
 「ねえ、商店街へ買い物しない。」
 「賛成。」
 ラブたち5人は、高島平駅前商店街へ向かい、散策しながらショッピングを楽しみ始めた。

 スウィーツ王国首都アラモード内ナノ研究所

 「ショコラよ一体、何があったのじゃ。」
 「最近、ラビリンス軍の幹部が1人増員されたそうです。」
 「何じゃと。」
 「この映像をご覧ください。イース(せつな)と一緒にいる女、確か繭螺と言っておりましたが、ノーザの娘ノーサーです。」
 「ノーザの娘か。厄介のことになったな。」
 「ノーザって、あの先代プリキュア隊を苦しめた女性。」
 「そうじゃよ。やはり、プリキュア隊は女性の部隊、男は役に立たないとメビウスは判断したな。」
 「そうですか。魅了攻撃は一切効かないですからね。」

 高島平駅前商店街

 ショッピングを終えた5人は、赤塚公園へ向かい到着した。
 「何かお腹が空いちゃった。となれば、迷わずここよね。」
 「カオルちゃ~ん。」
 「繭螺、リンクルンを奪うためには、何とかしてラブと2人きりとならなくては。頼むわよ。」
 「はい。」
 カオルちゃんの店には大勢の人が集まっていた。
 「ねえ、今日はやけに繁盛してない。」
 「どうしたのかしら。」
 タルトは店の前で芸をしていた。
 「おじさん。」
 「へい。」
 「フレンチクルーラー1つ。」
 「あたしはダブルチョコ4個。」
 「へい、毎度あり。いやあ、可愛い子に囲まれておじさん血圧が上がるでい。うまく上昇するでい、グバッ。」
 「何コレ。」
 タルトは芸を続けていた。
 「エッ。」
 「フェレットタルやんのミラクルイリュージョンショー。」
 「そや、1日2ステージ。ギャラはドーナツ食べ放題。これで、カオルはんと契約したんや。まあっ、毎日ってワケあらへんけどな。」
 「1日2ステージって。」
 「すごい。」
 「まさにプロね。」
 「おかげで、売り上げ右肩上がりでい。そうやって、他の女の子の前でもしゃべってくれたら、更にアップでウハウハかもでい。」
 「エッ。」
 「他の女の子。」
 「うわあ~。」
 「もう遅いねん。」
 「あの~ぅ今、フェレットがしゃべったと思うけど。」
 「世にも珍しいしゃべるフェレットなのだよ。」
 「だから、おどろかなくて良いのよ。でも、誰にも内緒よ。」
 「アハハハハハハハハ。」
 「分かったわ。みんなの秘密はあたしと繭螺だけの秘密よ。だって、あたしたち友達だものね、繭螺。」
 「は~い、この1件他言無用とするよ。」
 「ありがとう、繭螺さんもお願いね。」
 「大丈夫よ、せつなさんとは長年の親友、秘密にしとくわ。」
 「ありがとう。」
 「ハァーーーッ。」
 「ハァーーーッ、早くリンクルンを奪って帰りたい。」
 「せつなさん、ここはあせらずに落ち着いて。」
 「分かっているわよ。」

 再び、ラビリンスでは

 「ノーザ、本当にうまくいくのか。」
 「初めての女同士のコンビネーションざーます。だらしのない男よりかはるかにうまくいくざーます。」
 「確かに、怪物繰り出しとリンクルン強奪の両作戦を併用するとは考えたものだ。」

 再び、ドーナツカフェでは

 お客がいなくなりラブたち5人全員ドーナツセットを注文した。
 「いただきまあ~す。」
 「ねえ、これからどこへ行く。」
 「ボウリング。」
 「ボウリングか。」
 「随分やっていないなあ。」
 ボウリング場は四ツ葉町界隈に高島平ボウルがありますが、今回は地下鉄に乗って志村三丁目にあるラウンド1板橋店へ向かうことにした。
 「私も。」
 「せつなさん、繭螺さんは。」
 「エッ、ボウ......。」
 「何それ。」
 「エッ。もしかして、ボウリングしたことないの。」
 「ええ。」
 「あたしも。」
 「じゃあ決まり。おもしろいよ。」
 「ええなあ。何か楽しそうやなあ。」
 「タルトちゃんも行く。」
 「でも、わいまだ2ステージ目が残っているんや。」
 「まあ、そうだったよね。」
 「この上、まだどこか行くつもり。いっそうこの場で。」
 「せつなさん、あせらないで。」
 「あのぅ、ごめんなさい。その前にみんなのメアド聞いていい。」
 おや、既に顧客名簿でメアドを知っているのでは。いや、リンクルン所持者を確認しているのだ。
 「もちろん。」
 「私も。」
 「いい。」
 「ああ。」
 「どうしたの。」
 「エエッ、アアッ、3人お揃い何だあ。」
 「せつなさん、これで3人共プリキュア隊のメンバーであると判明したわ。落ち着いて。」
 「分かってるよ、繭螺。(ここまで小言)せつなさん、見せてあげて。」
 「見せるの。」
 「せつなさん、ここはうまくやらないと。」
 「それもそうね。」
 せつなと繭螺も携帯電話を差し出した。
 「お揃いの黒い携帯。」
 「本当に仲が良いのね、うらやましい。」

 再び、スウィーツ王国では

 「互いの携帯を出し合ってるぞ。これはいかん。」
 「ポチッ。」

 再び、ドーナツカフェでは

 「ピカッ。」
 「フィリップ~ゥ。」
 「キュアキュア。」
 「ラ~ブ遊ぼう。」
 「キュア~ッ。」
 「ちょっと待ちなさいよ。」
 「久しぶりのシフォンちゃんのいたずらね。」
 「ああっ。」
 「せつなさん、繭螺さん。あれが世にも珍しい....珍しい.....何にしようミキタン。」
 「お願い、何も聞かないで。」
 「分かったわ。」
 「またしても、スウィーツ王国のショコラか。偶然なのか、それとも...」
 「ねえ、せつなさん。」
 「エエッ。」
 「ラブとミユキさんがもう会わない方が良いって出たそうだけど。」
 「エエッ。」
 「コラア、シフォン。」
 「そう出てしまったけど、大丈夫。運勢変わったから。」
 「私の獣医の道は。」
 「これは変わらないわ。医師への道は生半端では達成しないわ。」
 「ガックリ。」
 「ブッキー、それは仕方ないわ。でも、ラブちゃんの件については安心したわ。」
 「ううん。」
 「私に探りを入れてるの。」
 「この2人、プリキュア隊だからね。」
 「ねえ、もう行かない。」
 「うん。」
 「シフォン、ここでおとなしくしてなさい。」
 「キュア。」
 ラブ、美希、祈里、せつな、繭螺の5人は高島平駅へ向かった。

 数分後

 高島平駅に到着した。
 「ねえ私、もう少し商店街を見て回りたいの。」
 「繭螺さん、一緒に行かないの。」
 「用が済んだら、後の電車で向かうわ。」
 「分かったわ、行ってらっしゃい。」
 ここで繭螺と別れた。繭螺は、高島平駅北商店街へ向かい始めた。この時、せつなと繭螺は無言の合図をした。
 「任務遂行開始ね。(小言)」
 「せつなさん、チケット買おう。」
 「ええ。」
 ラブとせつなは、自販機で志村三丁目までの片道乗車券を購入した。そして、改札口へ向かっ
た。
 「ピッ、ピッ、スルッとパッ、スルッとパッ。」
 ラブたち4人は、エスカレータで上がりプラットホームに到着した。しばらくして...。
 「ピンポポポピンポポポポロローーン。」
 「間もなく2番線に巣鴨、大手町、日比谷、目黒方面東急線直通日吉行きが到着します。ホームドアから下がってお待ちください。」
 「フォン、ゴオーーーーーーッキューーーーッキューーーーッキューーーーッキューーーッキューーーーーウーーーーーゥーーーッ。プシュ、ガラガラガラ。」
 「高島平、高島平。2番線は日吉行き電車です。」
 「タタタタターアータタタタターアーーー。」
 「プシュ、ピンポンピンポン。」
 「タタタタタタタンタタタタタタタン。」
 「ブーーーーーッ、キューーーンキューーーンキューーーンキューーーン。ガタンゴトンガタンゴトン。」
 「次は西台、西台。お出口は左側です。」

 高島平駅北商店街
 
 繭螺は散策している。
 「どこかに怪物にしたい素材はないかしら。」
 しばらく歩くとペットショップを見つけた。そのペットショップでは。
 「こんにちは、店長。」
 「アアッ、いつもありがとうございます。」
 「あのぅ。ずっと気になってたんですが、このオウム話せるんですか。」
 「エエ、ホラッ。何かしゃべってみて。」
 「気になる、気になる。俺、あの娘、今度こそデートに誘いたい。」
 「うわぁ~っ。」
 「アハハハッ、見つけたわ。スイッチ・オーバー。」
 「ボッ。」
 「我が名はノーサー。ラビリンス総統メビウス様が我が僕。テンペンチイ2号、我に仕えよ。」
 「シューーーーッ、ペタッ。」
 「オタケさーーーーーん。」
 テンペンチイ2号は外を出た。 そして....
 「まあっ、そのバック素敵。」
 「その洋服も素敵よ。」
 「シューーーーッ、ポワ~ン。」
 「でも、洋服合っていない。」
 「お互い様でしょ。」
 「アレッ。」
 「シューーーーッ、ポワ~ン。」
 「私に内緒でプリン食べたでしょ。」
 「お前だって隠れて肉まん食べてただろ。」
 「ああっ。」
 この攻撃は屋外だけではなかった。

 公団高島平団地高島平第2住宅

 某棟某階のとある部屋では、窓ガラスをすり抜けて羽根が突き刺さろうとしている。
 「たまの休みぐらいゆっくりしてね。」
 「ああっ、そうさせてもらうよ。」
 「シューーーーッ、ポワ~ン。」
 「家事分担するって約束なのに。」
 「俺は仕事で疲れてるんだ。」
 「あっ。」
 「うっ。」

 赤塚公園北側のあるドーナツカフェ

 カオルちゃん、タルト、シフォンが揃ってドーナツを食べています。
 「ああ~っ。」
 「うまいわ。」
 「フィリップ~ゥ。」
 「シューーーーッ、ポワ~ン。」
 「ああ~っ。」
 「うまいわ。」
 「フィリップ~ゥ。」
 どうやら正直者にこの攻撃は通用しないようだ。それでも、四ツ葉町一帯は騒然となった。
 「アハハハハハハハ。もっと、本音をぶちまけてしまいなさい。次、志村三丁目へ行くよ。手前の蓮根まで撒き散らしておやり。」
 「オタケさーーーーーん。」
 ノーサーは、志村三丁目にあるボーリング場近辺の高層ビル屋上へワープした。

 志村三丁目駅プラットホーム

 ラブたち4人が乗った地下鉄が志村三丁目へ到着しようとしていた。
 「キューーーンキューーーーンキューーーーンキューーーンキューーーーウーーーーーゥーーーッ。プシュ、ピンポンピンポン。」
 「志村三丁目、志村三丁目。1番線は日吉行き電車です。」
 「着いたわ。さあ、行こ行こ。」
 「ラブたち4人、階段を降り、改札口へ向かった。」
 「ピッ、ピッ、スルッ、スルッ。」
 駅舎を出た。
 「さあ、行こ行こ。」
 「ラブちゃん本当にハリキっちゃって。」
 ラブたち4人はボウリング場へ向かった。

 一方

 ボウリング場付近にある高層ビル屋上では、ラブたち4人が来るのを待ち構えていた。
 「来たわね。」
 せつなとノーサーは目線で合図を交わした。どうやら、次なる作戦の合図だった。すると、美希と祈里めがけてテンペンチイ2号は羽根を飛ばしたのであった。
 「シューーッシューーーッ、ポワ~ンポワ~ン。」
 「占いでラブちゃんを悲しませるなんて。」
 「許せないわ。」
 「エッ。」
 「エエッ。」
 「あの、チョット。」
 「何言ったの。」
 「私、何てことを。」
 「何、どうしたの2人共。」
 「分からないわ。口が勝手に。」
 「ごめんなさい。私、そんなこと言うつもりじゃ。」
 「ノーサ、よくやったわ。(ここまで小言)ひどいわひどいわ、ワアアン。」
 せつなはボーリング場とは違う方向へ走り始めた。
 「ごめん、せつなさんは私に任せて。」
 ラブとせつなの後を追った。
 「どうする。」
 「先に、ボウリング場へ行って待機しよう。」
 「うん。」

 人気のない裏道

 「ワーーーン、ワーーン、ワーーーーン。(嘘泣き)」
 「2人は私のことを心配してくれてるだけだから、何も気にしなくて良いんだよ。」
 「いいの。もう気にしないで。(ここから小言)これがノーサーの戦略ね。」
 すると、ラブめがけて羽根が飛んで来た
 「シューーーッ、ポワ~ン。」
 「さあ、あなたが本番を言う番よ。どうせ、あなただって本当は私のことを疑っているでしょ。」
 「良かった。せつなさん許してくれた。」
 「エエッ。」
 「良い子だあせつなさんって。」
 「これが本音。」

 一方

 美希と祈里はボウリング場に到着し、入口ロビーにいる。
 「せつなさん、傷つけちゃったよね。」
 「うん、後で謝らないと。」
 「あら、ブッキー何か付いている。」
 「ミキタンにも。」
 「これは鳥の羽根。」

 一方、ラブとせつなは

 「ミキタン、ブッキーとははぐれちゃったなあ。」
 ラブとせつなは、再びボウリング場へ向かい歩き始めた。
 しばらくして
 「ねえ、あの大きな中華料理店へ入らない。お腹空いっちゃって。」
 「さっき、ドーナツ食べたのに。」
 「ドーナツだけではつまらないわ。」
 「分かったよ。」
 ラブとせつなは大きな中華料理店へ入った。

 ボウリング場内1階ロビー

 「辺りが騒がしくなったね。」
 「表へ出よう。」
 「うん。」

 中華料理店

 ラブとせつなは中華料理セットとドリンクバーを注文した。その直後、ラブは外を眺めていた。
 「何かおかしい。チョット様子を見てくる。」
 「エッ。」
 ラブは中華料理店を出た、リンクルンを忘れて。

 ボーリング場前の道路

 ボウリング場出た美希と祈里。人々の会話に不審感をいだいていいた。
 「みんなに羽根が。」
 「シューーーン、ポワ~ン。」
 「あれは。」
 「今までの幹部とは違うわ。」
 「何者。」
 「アハハハハハッ、我が名はノーサー。4人目の幹部よ。」
 「4人目の幹部。」
 「この前の戦いに敗れて増員したのね。」
 「悪いけど、私の邪魔はさせないわ。」
 「キィーーーッ。」
 「ボン。」
 「オタケさあーーーーん。」
 テンペンチイ2号は巨人のような姿に変化した。
 「キャーーーーッ。」
 「逃げろーーーー。」
 民衆は逃げ出した。
 「何、あれはラビリンス。」
 「あの羽根はあなたの仕業ね。」
 「そうよ。うわべだけの人たちに本音で話せるようにしただけよ。」
 ここでラブと合流した。
 「ミキタン、ブッキー変身よ。」
 「うん。」
 「アレッ、無い。」
 「イース様から聞いていたけど、本当にまぬけな子ね。アハハハハハッ。」
 「ラブ、何をしてるの、おちょこちょいね。」
 「取りに行って来る。」
 ラブは中華料理店へ再度向かった。美希と祈里はリンクルンを横に開き、外部メモリーを差し込み90度に捻った。
 「チェンジ。プリキュア・ヒートアーーーッッップ。」
 美希と祈里はプリキュアに変身した。
 「やっておしまい。」
 「オタケさあーーーーん。」

 再び、中華料理店では

 「バカな女め、リンクルンいたただき。」
 「キャッ。」
 せつながリンクルンに触れた瞬間、強烈な振動と静電気が襲って来た。
 「ブーーーッブーーーッビリビリビリビリ。」
 「クゥーッ。」

 スウィーツ王国ナノ研究所

 「良かったのう、指紋認証登録しておいて。」
 「大分前にも、ピーチのリンクルンが狙われたからな。」
 「他人には渡らぬようにしておかないと悪用されるからのう。」
 「そうです、長老。」

 中華料理店

 「せつなさん、大丈夫。」
 「........」
 「そんなに具合が悪いの。」
 「いいえ、大丈夫よ。」
 「ここにじっとしてて。どこへも行っちゃダメだよ。」
 ラブはリンクルンを手にした後、再び、店を出た。この店内も騒然としている状況である。

 再び、ボウリング場前では

 「ブーン、ブーン、ブンブンブンブン。」
 「キャーーーーッ。」
 「やめて~ぇ、目が回る~ぅ。」
 「ブンブンブンブンブンブンブン、ポイッ。」
 「ドスン、ドスン。」
 「ピヨピヨピヨピヨ。」
 「アハハハハハハハッ。」
 「テンペンチイ2号、今のうちに永田町へ向かうわよ。」
 テンペンチイ2号は形態を変えた。
 「オタケさーーーん。」
 テンペンチイ2号は飛び立った。ノーサーも千代田区永田町方面へワープした。
 「し、しまった。」
 「目眩がする~ぅ。」
 「ベリー、パインどうしたの。」
 「ジャイアントスイングを食らってしまった。」
 「とにかく、私、変身するわよ。」
 「オ~ケ~ェ。」
 ラブはリンクルンを差し出し、横に開いてから外部メモリーを差し込み90度に捻った。
 「チェンジ。プリキュア・ヒーーーートアーーーッッップ。」
 ラブはプリキュアに変身した。まず、ショコラに連絡を入れた。
 「もしもし、ショコラ。」
 「ああ、ショコラだ。」
 「ジェット噴射お願い。」
 「了解。」
 「通話を切った。」
 「ベリー、パイン目を覚まして。」
 「ウッ。」
 「ウッ。」
 「さあ、追いかけるわよ。」
 「OK。」
 プリキュア隊の3人は一斉に飛び立った。そして.....
 「ボッ、ゴォーーーーーッ。」
 「スピードが上がった。」
 「追いついてみせるよ。」
 プリキュア隊はジェット噴射によって、スピードアップしテンペンチイ2号を猛追し始めた。

 一方、テンペンチイ2号は

 「オタケさーーーん。」
 「シュシュシュシュシュシュ。ポワポワポワポワポワポワ~ン。」
 騒然とする範囲が拡大された。
 「キィーーーッ。」
 「何、恐ろしいスピードで近付いて来たわ。」
 「プリキュア・ウィンドカッター。」
 「シューーーーッ、バキッボキッバキッボキッ。」
 「キィーーーーーッ。」
 「落下したわ。」
 しかし、地面に近付きそうになった時、体勢を立て直した。そして、地面に着地した瞬間、形態を変えた。
 「何。」
 「オタケさあーーーーん。」
 「こうなったら、前後上空を高速回転して揺さぶるわよ。」
 プリキュア隊3人は上空を高速回転し始めた。
 「グル・グル・グル・グル、グルグルグルグルグル。」
 「ウゴーーーーッ(目が回る~ぅ)。」
 「目を回したわ。」
 「今よ。」
 「OK2は。」
 「トリプル・プリキュア・キィーーーーック。」
 「バコッバコッバコッ。」
 「ウゴーーーーーーッ。」
 「ドスン。」
 プリキュア隊の3人は着地した。
 「さあ、名乗るわよ。」
 「OK。」
 「ピンクのハートは愛ある印。」
 「パンッ。」
 「もぎたてフレッシュ、キュアピーチ。」
 「ブルーのハートは希望の印。」
 「パンッ。」
 「摘みたてフレッシュ、キュアベリー。」
 「イエローハートは祈りの印。」
 「パンッ。」
 「とれたてフレッシュ、キュアパイン。」
 「レッツ!プリキュア!」
 「何がレッツプリキュアだ。やっておしまい、テンペンチイ2号。」
 「オタケさあーーーん。」
 「キャアーーーーッ。」
 「ヒョイヒョイヒョイ。」
 「ボカン。」
 「タアーーーッ。」
 「ボコッ。」
 「トオーーーーッ。」
 「バコッ。」
 「プリキュア・エナジーボルト。」
 「ウーーーーウ、バチバチバチバチ。」
 「ウゴーーーーッ」
 「前よりも弱まってるわ。急ぐよ、テンペンチイ2号。」
 テンペンチイ2号は再度形態を変え、再び飛び立った。
 「オタケさーーーーん。」
 「しまった。」
 「また、オウムの姿に戻ったわね。」
 「永田町へは絶対に行かさない。追うよ。」
 「OK。」
 プリキュア隊は再び、テンペンチイ2号を追った。
 「オタケさーーーーん。」
 「ピュピュピュピュ。」
 「ヒョイ。」
 「高度をずらして回避した。」
 「今度はこれよ。プリキュア・トルネード。」
 「シューーーッ。ビューーーーウ、グルグルグルグルドカッバキッバキッドカッ。」
 「キュルルルルルルルル。」
 「すごい勢いで落下するわ。」
 ところが
 「バッ。」
 形態を再度変えてパラシューーートを開いた。
 「オタケさあ~ん。」
 「ゆっくり降りているわ。」
 「ゆっくり降りていくだけ。揺さぶって一気に決めるよ。」
 「空はあたしたち天下よ。」
 「OK。」
 またしても、プリキュア隊はテンペンチイ2号の上空を揺さぶった。
 「ビューーン。」
 「ウゴッ。」
 「ビューーーーン。」
 「ウゴッ。」
 「ビューーーン。」
 「ウゴッ。」
 「今度は二手に別れてキックを決めるわ。ベリー、反対側へ回って。」
 「OK。」
 「ビューーーン。」
 「ウガッ。」
 「名付けて。」
 「2ウェイトリプル・プリキュア・キィーーーーーック。」
 「バコッバコッ、バコッ。」
 「ウゴーーーーーッ。」
 しばらくして
 「バタッ。」
 「不時着したわ。着陸よ。」
 「くやしい。負けたわ。覚えてらっしゃい。」
 ノーサーは、あきらめてワープした。
 「OK。」
 プリキュア隊の3人は着地した。
 「パイン、キュアスティックよ。」
 「OK。」
 「キィーッ。」
 「キィーッ。」
 ピーチとパインは、リンクルンを出し横に開きピックルンを差し込んだ。そして、キュアスティックのコマンドを選択した。
 「2秒以上押してください。」
 2秒以上押した。
 「ハッ。」
 「エイッ。」
 それぞれディスプレイからキュアスティックが飛び出した。そして、受け取った。
 「届け。愛のメロディ、ピーチロッド。」
 「癒せ。祈りのハーモニー、パインフルート。」
 「ベリー、一番最初に唱えて。今回はパインが最後よ。」
 「OK。」
 「悪いの悪いの飛んで行け。プリキュア・エスポワールシャワー。」
 「シューーーーッ。」
 「ウッ。」
 「ドレミファソラシド、カチャッ。」
 「悪いの悪いの飛んで行け。プリキュア・ラブサンシャイーーーン・フレーーーーッシュ。」
 「ビューーーーン。」
 「キィーーーーィ。」
 「形態が変わったわ。あと一歩よ。」
 「悪いの悪いの飛んで行け。プリキュア・ヒーリングブレアーーーー・フレーーーーッシュ。」
 「シューーーーッ。」
 「ウッ。」
 「ハアーーーーーッ。」
 「ケッコ~ウ。シュワワシュワワ~~~~ッ。」
 テンペンチイ2号は浄化された。戻ったオウムは、高島平駅前商店街へ向けて飛び立った。
 「やったあ。」
 「勝った~あ。」
 「良かった、永田町へ行かれなくて。」
 「ここで人々が本音を話されたら、大量の国家機密漏洩になるところだったよ。」
 「ねえ、見て。人々の会話に変化が。」

 高島平駅北商店街

 「洋服が合ってないなんて言ってごめんね。」
 「私こそごめんなさい。」
 「どうしよう、こう言う方が似合うんじゃない。」
 「私もそう思っていたの。」
 「ネッ。」
 「ねえ、今度は一緒に肉まん食べようね。」
 「プリンもね。」

 高島平第2住宅某棟某階のとある部屋

 「あなたの本音が聞けて良かったわ。」
 「これからは何でも話そうね。」

 赤塚公園ドーナツカフェ

 「うん。」
 「うまいわ~。」
 「フィリップ~ゥ。」
 言葉に変化が無かった。

 再び、プリキュア隊は

 「人間には相手思いやる心があるの。それがあれば、本音で喧嘩したって仲直りができるんだよ。さあ、引き上げよう。」
 「OK。」
 プリキュア隊は飛び立った。

 再び、高島平駅北商店街にあるペットショップでは

 「オウムが帰って来た。」
 「良かった。」
 「ただいま、ただいま。」
 店長は、オウムを捕まえ鳥かごに入れた。
 「もし、良かったら今度食事でも。」
 「はい。」

 志村三丁目にある大きな中華料理店

 繭螺が入店して来た。
 「いらっしゃいませ。」
 「せつなさんどこかしら、いた。」
 「このテーブルへ行きます。」
 「お連れ様ですか。畏まりました。」
 「繭螺。でっ、どうだった。」
 「残念、永田町へ行けなかった。」
 「そうか。」
 「あのジェット噴射には驚いたよ。あっと言う間に追いつかれたからね。」
 「スウィーツ王国め。様々な場面で高度な技術を見せやがって。」
 「ところでせつなさん、リンクルンはどうでしたか。」
 「ダメね。指紋認証登録でもしているのか。他人が手にすると、強烈な振動と静電気で手に触れることすらできなかったわ。」
 「プリキュアもスウィーツ王国も恐るべき存在。」
 「メビウス様にこう報告入れるしかないわね。」
 「いらっしゃいませ。」
 ラブたち3人が中華料理店へ入店して来た。
 「せつなさんただいま。あれ、繭螺さんも来てたの。」
 「そうよ。用が済んだら、後を追って来ますわ。」
 「それもそうだね。ところで、せつなさん具合はどう。」
 「今の様子では大丈夫よ。あたしが来てから元気になったわ。」
 「やっぱり、持つべきものは友達よね。」
 「繭螺さん、ありがとう。」
 「どういたしまして。(ここから小言)ハハハッ。あたしがノーサーだと言うことは全く気付いていないね。」
 「せつなさん。」
 「何かな。」
 「さっきはごめんなさい。」
 「私も謝るわ。ごめんなさい。」
 「ううん、良いのよ。気にしてないわ。」
 「せつなさん、何があったの。(ここから小言)本当は、あたしが仕掛けた策略だけど。」
 「ちょっと、さわることを言われたの。」
 「それは良くないよ。あたしたち、社会人で年上であることを忘れないように。」
 「はい。」
 「せつなさんもラブちゃんのことを本気で考えたからこそ、あえてつらいことを言ったの。」
 「そうだよ。私とせつなさんは何でも本音で話し合える仲良しなんだから。ミキタンやブッキーも一緒だよ。」
 「ヘッ、愚かな女め。本音で話したこと無いわ。」
 「あたしたちが本音をしゃべったら、どんな恐ろしいことになるか分かっていないよね。」
 「せつなさん、繭螺さん。私たちこれからもずっと仲良しだからね。」
 「ウフフッ。」
 「チーーーーン。」
 「お腹空いたでしょ。何か注文したら。」
 「はい。」
 「ご注文は。」
 こうして、ラブたち5人は中華料理店で昼食を食べた後、ボウリング場へ向かった。

 ボウリング場

 「ガラガラガラガラーン。」
 「私はやっぱりこれかな。」
 「じゃあ、あたしはコレ。」
 「私はこれにするね。」
 「あたしは赤ね。」
 「あたしは、最後に残った黒ね。」
 「ボールの色が決まったね。」
 「ねえ、教えてもらって良い。」
 「いいよ。」
 ラブはスタンバイをした。
 「ブン、ゴローーーーン、ガタッ。」
 「今のはダメなお手本。」
 「腰に付けている携帯が邪魔なのでは。今度はあたしがやるわね。」
 「そうかな。」
 せつなはスタンバイした。
 「ブーン、ゴローーーーン、ガンガラガラガララン。」
 「ああっ、ストライク。」
 「うまいじゃん、せつなさん。ボウリング初めてって本当なの。」
 「本当よ。今のはタダのまぐれだわ。」
 「今度はあたしね。」
 「美希はスタンバイした。」
 お手本見せながら1ゲームを終えた。そして....
 「ねえ、2組で対戦しない。」
 「どんなの。」
 「あたしと繭螺のコンビと君たち3人のうち2人で。」
 「1人、スコアラーやってもらうわよ。それで良い。」
 「はい。」
 こうして、ボウリング対決が始まった。スコアラーは祈里が担当し、以下の2組で対決することになった。そして、結果はこうなった。
 せつな&繭螺組=486点
 ラブ&美希組=178点
 ラブ&美希組の大敗であった。
 「ガックリ、何でこんなに強いの。」
 「さあね。(ここから小言)女子高生と社会人との差ね。してやったりよ。」
 「さあ。(ここから小言)ラビリンス軍は、ボウリングも鍛錬の一貫として行っているのよ。甘く見ないで。戦いで敗れたけど、この対戦は勝って当然だわ。」
 「ああ~ぁ、残念。もう1回やろう。」
 「良いわよ。いくらでも相手になるわよ。」
 「うん。」
      完
 キュアベリーのキュアスティック開発中
 
 

 
後書き
 日本国国家機密漏洩作戦及びリンクルン強奪作戦は失敗に終わってしまった。その腹いせか。ボーリングでは、プリキュア隊のメンバーに大勝したのであった。
 終わりに、開発が遅れているキュアベリーのキュアスティックの開発状況が1シーン掲載されました。果たして、手にするのはいつの日か。 
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