ハイスクールD×D大和の不死鳥
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51魔法少女
並盛でツナとの戦ってから数週間、俺はあることにおわれていた、それは………
「はぁ~、ライブ多すぎ」
そう、EGOISTとしてのライブが週に三回ほどあるのだ、最近は眷属の皆ともまともに話すらしていない、ライブが無い日も曲作りに追われているからである
「そう言えば、なのはさん達はどうしているかな……」
3ヶ月前、エンドレイヴの攻撃から俺を助けてくれた少女高町なのはとその仲間達、あれから一切会ってはいない
「まあ、今考えていても仕方ないよな」
俺はその事を頭の隅に置き、曲作りを再開するとノックが聞こえリアスが入ってきた
「ヤマト、お客様よ」
「俺に客?どこの誰だ?」
俺に客はめったに来ない、来るとしてもフェニックス家かシトリー家だ、たまに天界側から、イリナやミカエルが来るくらいだ
「高町なのはと名乗っていたわ」
なんという偶然、俺が考えている時に来るなんて面白い
「わかった、案内してくれ」
「わかったわ、ついて来て」
俺はリアスについて行き客間に着いた
「ここに居るわ」
「ありがとうリアス」
「別にいいわよ」
そう言いリアスはこの場を去っていった
「やばいな、最近リアスに構ってられないから怒っているな」
2ヶ月前からリアスを構ってられない………いや、まだ、リアスは白音の事を怒っているのだろう。思えばあの日からリアスとの仲は徐々にに悪くなっている。なんとか、しなくてはならないのだが、あれから俺はあちこちに飛び回っていてゆっくりリアスと話している暇が無いのだ
「今は客が優先だな」
頭を切り替え、客間のドアをノックし部屋に入ると三人の美少女が座ってこちらを見ていた
「遅くなって申し訳ありません。僕がヤマトです。よろしくお願いします」
俺は今思った、礼儀作法を一通り覚えていて良かったと
「座ってください」
「はい、失礼します」
今思う、どっちが客だ?と
「機動六課ライトニング隊長フェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウン執務官です」
金髪の少女の挨拶の次になのはさんが口を開く
「同じく機動六課スターズ隊長の高町なのは一等空尉です」
最後に茶髪の少女が口を開く
「機動六課総部隊長八神はやです」
フェイトさんにはやてさんそして、なのはさん、僕に何の用だろ?
「それで、機動六課の総部隊長と隊長殿が私にどのようなご用件でこちらに?」
めったに使わない敬語まがいを使い話す
「ヤマトくん、前みたいに普通でいいよ?」
「そうや、前みたいでええよ?」
そう言われるならそうしますか
「わかりました。で、僕に何の用ですか?」
俺と三人の前に一つの映像が現れた
「オウガテイル……」
その映像には俺がよく知っているモンスター、オウガテイルが載っている、全身が機械化されているが間違いなくオウガテイルだ
「これは、一年前に撮られた映像や。大体の魔法は効かなし、倒せたとしても霧状になって翌日には蘇ってしまうや」
魔法が効かないのは仕方ないだろう、アラガミを倒せるのはアラガミと同じ細胞を使った武器だけだからな
「私達はいろいろ調べてたら4ヶ月前にここに同じモンスターが現れていたのを確認した。ヤマトがそれを消滅させたことも」
なるほどね、それで、あの時、助けに来てくれたんだな、こんなにも時間がかかったのは普通の魔法使いでは倒す事が出来ない為に三人が出向いていたのだろう。
「それで、あれを倒す方法を聞きに来たと?」
「はい、このままだと一般市民に怪我人がでるかもしれません」
「教えたいのだけれどね、口では説明できないし、そっちの世界だとあれを消滅させる一番簡単な方法は使えないだろう」
俺の言っているのは事実だ、オラクル細胞はオラクル細胞でぶった斬るのが一番簡単だ、だが、オラクル細胞を持っているのはごくわずか、オーレとアリサの二人だけ、だけど、その可能性があっても俺はあいつらには戦ってもらいたくない
「でも、ヤマトはあれの倒す方法を知ってるのよね?」
「まあね、教えるのは難しいからね、いっそ俺がその世界に行って解決に手を貸してあげるよ」
「いいんか?」
「あぁ、あの怪物を消滅させる方法は言葉で教えるより実戦で見せた方がいいからな」
アラガミを殺すもう一つの方法、コアを破壊するならなんとか、なるかも知れないしな
「ありがとう、ヤマトくん」
「気にするな、それと、あれが現れた時期を正確に教えてくれ」
「わかったわ、たしか、一年前の……」
「そうか、ありがとうございます。なら、その時期あたりにそっちの世界にいくわ」
「お願いねヤマトくん」
まあ、任せておけよ
そうして、機動六課の三人は帰って行った
続く
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