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千年の魂.

作者:風雅 迅
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第二シーズン〜時空大冒険〜
第六章 【Douglas of the attack】
  第十二話 《古びた記憶-後編-》

 
前書き
リンカーンの数学⁉︎講座!!!

リンカーン「HAHAHAHAHAそんじゃまずは、前回の回答だ!
その前に、前回の問題を確認してみよう!」


直径5キロのりんごがあったとする
このりんごに5と□をかけたらみかんになる
□の中に入るものを答えろ


リンカーン「だったな」

迅「いやっ違うわっ‼︎
何、満足気に“だったな”とか言ってんだよ!
何もあってねぇよ!それに、なんだこのコーナー!ちっとも勉強になんねぇよ!
バカ-------いやっ!『クレイジー』がうつるわっ!
真面目にやんねぇなら、このコーナー終わるぞ!」

リンカーン「分かった分かった、そう、怒るな少年、カロリー足りてんのか?」
迅「カルシウムだろ!」

リンカーン「まぁ、そんなことは、どうでもいいんだ
さっさと答え合わせするぞ」


前回の答え

いいか!少年少女たちよ!答えを求める事が全てでは無い!そう、世の中にある問題の大半が答えのない問題だ!この問題のようにな!!!


迅「おー、なかなか良いこと言うじゃねぇか、流石、だてに教師やってねぇな------------


って、なるわけねえぇぇぇぇぇぇぇえだろ!!!
何、いい感じに、答え考えてねぇのをあやふやに隠してんだよ!」

リンカーン「仕方ねぇだろ、テキトーに作った問題なんだから」
迅「いや、テキトーって、おいおい、、、」

リンカーン「まぁ、そろそろ、本編はじめねぇとな、んじゃ次の問題は、これな」


AくんがBくんにCを渡してBくんがDくんにCを又貸しした結果CがGになりました
又貸しの罪の重さを3桁の整数で表せ!!


リンカーン「んじゃ、また、次の回で〜」

迅「いやっ!終わらせねぇよ!前回と問題全く一緒じゃねぇか!!!」

リンカーン「おー、よくわかったな、少年!」

迅「いや、“よくわかったな”じゃねぇんだよ!どういうことだよ!」

リンカーン「まぁ、落ち着きたまえ少年、もうすでに君は、知っているのさ」

迅「は?」

リンカーン「この状態、いろいろとやばいよな、まえがきが千文字に達しつつあること
迅「いや、そういうのバラさなくていいから」
リンカーン「俺が司会進行を勤めていること」
迅「自分で言っちゃうのね、、、」

リンカーン「こんな状態、少年!君ならどう表現するかな?せ〜の、『大」
迅「問題』、、、、ってふざけてんじゃねぇよ!」

リンカーン「いや、だってしっかりと問題になってるだろ?」
迅「別の意味でな!」

リンカーン「よ〜し、そろそろ、疲れたな、、、、、本編行ってみようか?」

迅「てめぇ、かりにも本編、真面目なんだから」

リンカーン「へいへい、あっそうだ、最後に言い忘れてた、【リンカーンの数学⁉︎講座】堂々完結!!!」

迅「堂々とできるかあぁぁぁぁぁぁぁああ!!!」





【リンカーンの数学⁉︎講座】完結

次回、新コーナー
【千魂TIME】お楽しみに!

迅「タイムを英語にしただけじゃねぇか!!!」

前書き総合文字数1178、、、
 

 
迅&カイン「風刹 瑆、俺らと------」

そこで言葉を切り二人は、構えた
そして、風刹めがけて飛び出す

迅&カイン「戦え!!!!!!」

迅とカインは、貫の両横を駆け抜け
風刹の目の前に現れ、二人同時に風刹に殴りかかる

バゴオォォォォォォォォォォォオオン!!!

風刹は、それをうつむきながらも、右手でカインの拳、左手で迅の拳を受けとめる
そして、二人の拳を捕まえたまま口を開く

風刹「もし、お前たちの気が俺を傷めつける事で済むなら、俺は、抵抗しない、幾らでもやれ」

しかし、迅とカインは、風刹に捕まった拳を振り払い拳を離れさせると、後ろに跳んで風刹と距離を取ると、再び構えて言った

迅「いやっ!本気で来い!」
カイン「無抵抗の奴をいたぶっても、なんのストレス発散にもならねぇ!」

そして、再び風刹に突進する

迅&カイン「本気のてめぇを倒す!!!」

風刹は、それを聞いて、少し顔を上げて迅とカインを視界に入れて言った

風刹「お前たちが、望むと言うなら、、それでいいなら俺は、、、、」

そこまでで、風刹の言葉が途切れた、そして、同時に風刹の姿が迅とカインの前から消えた。
迅とカインは、突然風刹が消えたことに、驚き、一旦地面に足をつけようとするが、その時、後ろに風刹が現れた

風刹「本気で行こう!!!」

風刹は、迅とカインの腕を掴むと、身体を横に半回転させながら迅とカインを地面に叩きつける

迅とカインは、地面に少し足をめり込ませながらなんとか着地し、苦い笑みを浮かべながら言った

迅&カイン「そうこなくっちゃな」

そして、迅とカインは再び風刹と距離をとり、構えながらそれぞれ、銀河の幻想(ギャラクシーイリュージョン)炎の覚醒者(フレイムオウェイカー)を発動させる

迅は、銀河のエネルギーを、カインは、炎を纏いながら再び風刹に突進する
風刹も、今度はしっかりと構えて二人を受けとめようと手に光を纏う

ドゴオォォォオオオォォォオォオォォォォオオオォォオォォオォォオォォォオオオオオオオン!!!!

二人と一人の膨大なエネルギーがぶつかり、足場にしていた木から半径10メートルほどの場所にあった木が倒れる

しかし、迅、カイン、風刹は、止まらない
それを、見て貫が困った顔で言う

貫「おい!やめろっ!何、仲間どうしでやりあってんだよ!もっと解決の方法ならいくらだっ--------」

その時、肩に手が置かれたのに気がつき、言葉を止めて振り向く
そこには、空音が立っていた
空音も、迅たちが戦うのを見ている、しかし、妙に落ち着いた顔をしている
貫が不思議そうに空音になぜ、そんなに落ち着いているか尋ねようとする、しかし、口を開きかけた時、空音が先に話し出した
しかし、空音の口から出たのは、思いもよらない言葉だった

空音「戦わせてあげて」

貫は、思わず、目を丸め空音に若干、大きな声になって尋ねる

貫「戦わせてって何でだよ!あれ、下手すりゃ、怪我じゃすまねぇぞ⁉︎」

空音は、落ち着いたまま言った

空音「分かってる、それでもよ」

貫は、続けて言う

貫「なんでだ!なんで戦わなきゃいけねぇんだよ⁉︎解決策ならいくらだって--------」

空音の言葉が貫の言葉を一蹴する

空音「無い!!!無いのよ、これ以外」

空音は、少し表情を変えた、貫には、それが、とても、不安そうな顔に見えた、しかし、何か堅い決意を感じられた

空音「貫、あなたは、こっちにいたからわからないでしょうけど、あの二人、迅くんとカインは、全てを知ってる、迅くんの実の親の死因、そして、風刹が二人に隠していたことは、他にもう一つあった、自国に追われていたことよ、まぁ、軍の兵長の命を奪ったのだから当然のことよね、でも、風刹は、迅くんの事も守らなけらばいけなかった、それ故に、名前、顔、戦闘スタイルを変え、兵長になった

そして、迅くんとカインとの、別れの時、風刹は、二人を守るために、二人には、手を出さない事を約束してもらった上で、死刑にされた

そして、迅くん達が怒っているのは、親を殺されたからでも、一人にされたからでもないわ、自分達と共に戦わなかった事に対して怒っているの」

貫は、そこまで聞くと、落ち着いた表情で空音に言った

貫「なるほどな、親を殺された事より、一人取り残された事より、戦わなかった事か、、、奴ららしいといえば、奴ららしいな」

空音も落ち着いた声で、貫に続けて言った

空音「そう、でも、もちろん、親を殺されたり一人になったことも、辛かったはずよ、迅くんに至っては、親が風刹に殺されたなんて、大佐になるまで知らなかったらしいから
でも、迅くんは、分かってる、風刹が、迅くんの両親をやったのは、他の誰かによる作戦にはまってしまっただけ
迅くんは、そんなことを引きずったりはしないわ、それが、迅くん、風刹 瑆の一番弟子、風雅 迅なのよ」

空音の顔は、少し赤くなっていた
しかし、ボソっと貫は言った

貫「最後の方、迅の事しか言ってねぇよな、、、、
カインのために、俺が言うけど、一人取り残されたても、ただひたすらに戦い続けた、先に進むために、戦わなかった風刹をギャフンと言わすために、そう、誰にも負けない行動力を持っている、風刹 瑆の同率一番弟子 それが、火蛾 カインだ」

貫の顔は、少しキメ顏になっていた、それを見て思わず、空音が吹き出す

空音「ふふっ」

貫が、空音が笑ったのに気がつき、空音を見て、顔を赤くする
もちろん、照れて

貫「お前、そこは、耐えてカッコよく決めさせてくれよな、、、」

空音は、笑ってから言った

空音「私も、迅くんには、感謝ね
だって、迅くんに合わなかったら、こうやって笑うこともなかった」

貫は、それに頷き迅達を見守ることにした




















ドゴオォォォオオオォォォオォオォォォォオオオォォオォォオォォオォォォオオオオオオオン!!!!

あれから、30分ほどが経過している、両者とも、かなり消耗しているようだが、止まらず、戦い続けている

迅「流石師匠だな、、、強え、
俺とカインは、全力なのにあっちは、息ひとつ上がっちゃいねぇ」

その時、カインが迅のとなりを剣を構えながら走り抜けた

カイン「誰が、全力出したって言ったかよ!!」

その言葉を聞き、迅は笑いながらカインに言った

迅「強がりいってんじゃねぇよ!
いき上がってバテバテじゃねぇか!」

カインと迅は、そのまま横に並びながら剣を振り上げる
だが、風刹は落ち着いたまま、手を前に出し、光の壁を発生させる

カイン「そんなもん!」
迅「叩き割ってやらぁ!」

迅とカインの剣が光の壁に当たろうとした瞬間、風刹は、何かに気がついたように、横の森をチラリとみる。
そして、カインと迅が光の壁に当たる前に、光の壁を消滅させ、この戦いで初めて風刹が迅とカインに手を出した。

カイン&迅「何⁉︎」

迅とカインは、大勢が立て直せないまま、風刹に斬りかかろうとする。
風刹は、それを見切り二つの剣を交わし、迅とカインが後ろに激しく着地しようとしたところを、着地させずに、服を右手で迅を、左手でカインをというふうにつかみ、高く跳び上がった

迅とカインは、訳が分からず辺りを見回す

風刹「強くなったな、でも、続きは後だ」

迅とカインはまだわけがわからない、だが、『自分たちのことが伝わったのか?』などと考える
風刹が冷静に下を見て言った

風刹「厄介なお客さんだ、下を見ろ」

迅とカインは、言われた通りに下をみる。すると、遠くの方で次々と木が倒れてきている。木が倒れる道並みが凄い速さで近づいてくる

そして、それが姿を現わす

ドゴオォォォオオオォォォオォオォォォォオオオォォオォォオォォオォォォオオオオオオオン!!!!

ぱっと見は、ダグラス、しかし、Tシャツを着ていない、ナイトの鎧を身につけている、そして、鎧の胸の部分には、しっかりと『D』の文字が刻まれている。間違いない、ダグラスだ

迅「なっ!なんだあいつは⁉︎」

迅は、驚きながら風刹に尋ねる
風刹は地面に着地し、2人を離してから言った

風刹「やつは、ダグラス・ナイト、通称《ダグナイト》だ。
普通のダグラスと違うのは見て分かるだろう、防御力が尋常じゃない。そして、ああ見えて、ものすごく機敏に、動き、あの重さを利用した攻撃も眼球くんに匹敵する、今の所、ダグナイトは、あの一体しか確認されていない」

迅がダグナイトと少し距離をとり大勢を立て直しながら聞いた

迅「なんで、あいつが前に見た一体だって分かんだ?ダグラスは、とてもじゃないが個人の見分けなんてつかねえだろ」

風刹は、ダグナイトに向かって光の矢を撃ちながら言った

風刹「今、俺が矢を撃ったところを見てみろ」

風刹の撃った矢は、真っ直ぐとダグナイトの右肩にあたる。
その隣には、荊の刃が突き刺さっている

迅「なるほど、あれで見分けてるわけだな」

風刹は頷く

風刹「そうだ、フェンス・バズーが鎧を身につけたダグラスと、超巨大なダグラスに破壊されたのは知ってるな?」

迅「あぁ、リヴァイアから聞いたよ」

風刹「その時、リヴァイアが突き刺したのがあの荊だ」

迅は考える、そして、気がつく

迅「、、、、、それって、、、
リヴァイア兵長でも逃したって事だよな、、、」

風刹は再び頷く

風刹「あぁ、あいつは、リヴァイアもそうだが、俺と戦ってもなかなか厳しかったな、俺は、途中でトイレに行きたくなったから俺から、逃げたがな」

そんなことを真面目に言う、風刹に苦笑いをするしかなかった
迅は、すぐに、真面目に戻り、奴を倒す術を尋ねる

しかし、風刹が喋ろうとした瞬間、カインの声が響いた

カイン「風刹!!!よく見てろ!
お前が、倒せなかったこいつを倒して、本当の意味でてめぇを認めさせてやる!!!」

風刹は、謎だった。
なぜなら、すでに心の底から迅とカインを認めていたからだ
風刹が、不思議そうな顔をしていると、隣から迅が言った

迅「証明したいんだよ、あいつは
強くなったことをな」

風刹は、少し考えた後、口を緩めた

風刹「あいつらしいな、それなら、任せてみるか?」

迅は、頷かなかった
迅は、剣を抜き飛び出す

迅「あいつらしい、じゃねぇ、
あいつ()らしいだ!!!」

迅は、すぐにカインに追いつきカインの後ろに着く

迅「()()、やるぞ!」
カイン「まかせろ!!!」  
 

 
後書き
2週間ぶりの更新(苦笑)

風刹との戦闘の前に突如現れた、鎧のきょ------ダグナイト!
迅とカインが言う、ダグナイトを倒すためのアレとは何なのか⁉︎

To be continued...

次回、《題名考えんのだりぃんで、また、《古びた記憶》でよろしく》 
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