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龍狩り師の日常。

作者:量産型
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Month1『狂竜戦線』
  Day2 龍狩り師の再会。

 
前書き
あれは嘘だ。
ゼ「何がっ⁉︎」
コマンドーにはまってるだけだ。
 

 
~ユクモ村~
「やっと帰ってこれた…」

「あ、ゼンお兄ちゃんだ!村長さんが探してたよ!」

「お、そうか。ありがとな。」

「村長さん。何の用です?」

「まぁもう知ってるかも知れませんが、紫色のなにかの正体の報告がドンドルマの研究所から送られてきました。」

「あれは、一体何だったんですか?」

「ドンドルマ周辺に生息する、ゴア・マガラと呼ばれるモンスターが発生させる鱗粉であることがわかった。」

「でも僕が見たのは、鱗粉ではなくヘドロ状でしたが...」

「それは本当か!?」

「えぇ。嘘ついても仕方ないだろ?」

「まぁそうですが。」

村長と談笑していると、背後から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

「え、ゼン?」

その声の主である少女は、驚きのあまり食材の詰まった紙袋を手放してしまった。
紙袋の中身のビンが割れ、詰められていた米虫が逃げ出していても少女はかまわずゼンに抱きついた。

「ゼン!なんで⁉︎なんであんな無茶したの?死ぬかもしれなかったんだよ⁉︎」

少女は泣き叫びゼンに問いかけた。

「まぁ、相手が珍しかったのもあるし何より、受付の弟さんへのプレゼントだったらしいしな。」

リタイアできねぇ。ゼンは苦笑しながらつぶやいた。

「俺が生き残ってモンスターは討伐できたからいいんじゃね?」

ゼンはその場を和ませようと言った。
しかし少女は

「…がどれ…け心…したと…」

「すまん聞こえなかった。」

「私がどれだけ心配したと思ってるのよゼンのバカ!」

思いっきりヘビィボウガンでど突かれた。

「ゲホッちょ、何すんだy」

「私が心配した分。殴っただけ。」

「ったく…」

「食材買い直して帰るぞ。あいつにも顔見せてやりたいしな。」

「わかった。」

ゼンたちは、米虫とホピ酒を買い直し、帰路に着いた。

「お姉ちゃんただいまー」

「おかえりなさいアンズ。

「ただいま。」

「えっ⁉︎」

少女は驚きのあまり、手に持っていたティーポットを落とした。

「ったくなんでお前ら同じ反応なんだよ…」

「ゼェェェェン‼︎もう会えないかと思ってたよぉぉぉぉぉ!」

泣き叫びながらゼンに飛びつく。

「わかったから落ち着けって」

頭を撫でてやるとユキは泣きじゃくり、その場にしゃがみ込んだ。

「もう私から離れない?」

「あぁ、もちろん。」

「本当?」

「本当にだ。」

「そう…」

ユキから謎の殺気が感じられた。
ここにいては危ない。そんな気がした瞬間だった。

「じゃあ…」


















「剥製になって私のそばに居てくれるよね‼︎」

そういったユキはゼンを押し倒し、馬乗りになった状態でゼンの首筋に包丁を突き立てた。

「え?え、えぇぇぇぇぇぇぇ⁉︎」

「どうしたのユキ姉!え?ゼン兄⁉︎」

現場を目撃したアンズは気絶し、倒れた。
俺も気絶し、倒れた。


















「あーびびったー!」

数時間気絶した後、ネタばらしでただのドッキリであることがわかった。
でも押し倒すとこまでドッキリじゃなかったらしい。




え?なにそれこわい。






その後流石に包丁を突き立てたことは謝ってくれたが前言撤回はされなかった。
まぁそれはいいが……アンズがまだ失神してるんだよなぁ……

「取り敢えず晩飯の用意をするか!」

「うん!でも…」

「でも?」

「もう朝だよ?」

どうやらかなり気絶していたらしい…

「え…?」

「ウワァァァァァァァァァァ‼︎」

龍狩り師の苦悩は続く。


















 
 

 
後書き
待ってた人は「とんでもねえ、待ってたんだ」とでもコメントしといてください。
え?待ってない?じゃあ「フタエノキワミ!」ってコメントしといてくdおっと誰か来たみたいだ。
え、ちょ、おまっアーッ♂
ソ「作者もとい仕事しないクズは処理しておきました。掘ってはない。」
アーッ♂
アーッ♂
ソ「凍り付け…フロスラ!」
アーうがッ⁉︎
ソ「ジカイモオタノシミニジカイハアスヲヨテイシテオリマス。」
無理です!次回は来月くらいです‼︎
アーッ♂
ソ「消し飛べ…エクスプロージョン‼︎」
 
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