| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

真剣で私に恋しなさい! 槍使いの少年

作者:ユリア
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
< 前ページ 目次
 

第1話

 
前書き
話は毎回短めです。 

 
俺、龍夜は転生者だ。
よくある二次小説のように神の手違いで一つの特典を持って転生することを許された。
正直前世は楽しいとは言えないモノだった。厳格な家の3人兄弟の末の弟で長男より扱いがひどかったのだ。
2番目の兄はかなり勉強ができたので俺よりは優遇されていた。
俺は勉強が特に好きでなく、すぐに飽きるため何もかもが中途半端だったのだ。
だが二次小説に嵌ってからは神に会って転生したいと何度も思った。
そんなこともあり転生に関してはこっちから頼んだくらいだ。

転生先は「真剣で私に恋しなさい」の世界。
とりあえず武術系のチートが欲しかったためFateのランサー並みのステータスを要求してみた。
神は気前がよく二つ返事でOKしてくれた。

さて俺の新しい命はどんなものになるのかとても楽しみだ。
















新しく生まれた家は羽柱家と言う昔から続く武家屋敷だ。代々槍の達人として東北地方に名を轟かせている。
東北地方だったことは驚いたが原作の開始時には川神の方に行くことができると期待して俺は今日も武を磨いていた。
妹がほしいと前世で祈ったことがあったが神は気前よく妹も授けてくれるらしい。妹の名前は恋。恋姫のキャラじゃねえか!
と若干対象が誰だかわからずに切れかかったが神に感謝だ。恋はとってもかわいい。一つ下でりゅうにぃと俺の背中をついてくるんだ。
あまりにかわいくて何度も頬ずりしてしまった俺は悪くないだろう。











9歳になったある日親父に呼ばれた。

「来たか、龍夜よ。お前の槍捌きはすでに俺を超えている。どうだ、槍の相手ばかりではなく刀剣相手に闘ってみたくはないか?」

刀剣か・・・。まだ戦ってないからのちに影響が出るかもな。

「自分を高めるためにはすべての武器相手に闘えるようになりたい」

「そうか。明日から出かけるぞ日本各地の道場に修行の旅に出かける」

武者修行ってやつか。これは楽しそうだな。









はっ!!恋を愛でる時間が減ってしまった!
 
< 前ページ 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧