東方喪戦苦
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~特別~ハカイシン様の誕生日
前書き
今回は、ハカイシンさんのお誕生日と言うことで、特別編を用意致しました。
狂夜が生き返ってますが、ちょっとでも疑問に思えば死にます。
最後に、ハカイシンさん、お誕生日おめでとうございます。
鬼「皆~、元気~!?」
鬼心が手を振る。
骸 菜 神 千 狂「元気ー!」
手を上げ、大きな声で返事をする。
鬼「今日は、この骸と狂夜がバトるYO!」
骸 狂「マジかYO!」
二人は驚きつつも少しやる気を見せ出した
鬼「一気に移動するよー!ル○ラ!」
手を上に掲げ、呪文を唱える。すると、皆の体が浮き始める。
「いや····、伏せてもわかっちゃうだろ、それ··」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「どこ?ここ」
辺りを見回すと、白い床、空中は黒一色。
鬼「俺が作った空間」
「俺よりすげぇ!!」
鬼「うん、詳細とか面倒だから、もうバトっちゃって」
「こいつやる気ねぇ!!」
骸は驚きの余り、同じようなことしか喋れなくなった。
「ナレーターさん!?いつも、俺視点で喋ってくれてたのに!」
たまには、こういうのも、良いかなーと思った。
狂「会話し始めた」
ようやく、狂夜が喋った。
鬼「ヤバい!ナレーターさんが変なテンションになった!もう戦いはじめて!」
変なテンションとは、誠に(ry
「じゃあ始めますか、狂夜兄さん」
狂「何時でも来い、返り討ちだ」
骸は姿勢を低くして、狂夜兄さんの懐へ飛び込んだ。
それを狂夜は、骸の頭を押し退けて、骸のタックルをかわした
狂「こんなもんか?」
挑発をしてきた。
「くっそ!」
狂「こっちからいくぞ?」
狂夜は目にも止まらぬスピードで間合いを摘め、俺の襟首を掴んで狂夜の方へ引いた。
狂夜は額を俺の鼻先に当てた。
鼻から鈍い音がして、血がダラダラと流れ始めた。
俺は痛みに耐えながら、狂夜兄さんの頬へ左フックを咬ました。
狂夜兄さんはいきなりの攻撃に躊躇い、回避行動が遅れた。
俺の拳は、狂夜兄さんの頬に見事命中、狂夜兄さんは殴られた方向へ吹き飛んだ。
狂「やるじゃないの、ヘッドバットを食らっても怯まないとは」
「どんな手段を使っても倒しますよ、“兄さん”」
二人は言葉を交わすと、またファイティングポーズを取り、睨み会った。
先に行動に出たのは俺のほうだった。
俺は兄さんの方へ全速力で走り、もう一度左フックを咬ました。
兄さんはそれを簡単に避けたが、俺は肘を兄さんのこめかみを目掛けて振るった。
呆気に取られ、俺の肘は兄さんのこめかみを殴った。
骨の随まで痛みが染みた狂夜は、少し怯んだ。
「今だっ!」
兄さんが怯んでいる時、蹴りをお見舞いした。
当然、兄さんは避けることも叶わず、俺の蹴りが直撃した。
俺の爪先が、兄さんの脇腹を抉った。
狂「ぐあぁ、ちくしょう····!」
兄さんは空を飛び、俺から距離を取った。
『滅鬼怒』
兄さんは短くそう唱えた。
鬼「!!」
「なんでもかかってこいよ!」
鬼「ストップ!ストーップ!流石に殺しちゃ駄目だよ!?」
その言葉で兄さんは我に還る。
狂「あぁ、すまない。骸が強いんでつい···」
鬼「程々にしてね~?」
狂「了解。と言いたい所だがもう時間だ」
鬼「そっか、じゃあね狂夜、楽しかったよ今宵は、狂った様な夜だった」
狂「じゃあ、な」
狂夜は手を振り、そこから消えた。
THE・END
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