| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

最強の武神をも超える男

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
< 前ページ 目次
 

第1話

ここはとある1軒の店。人里離れた場所にあり、人通りも少ない。何より建っている場所が悪い。その場所は《親不孝通り》と言われ、一般人は絶対に訪れない場所だ。しかしこの店は、一部の人からはかなり人気があるのである。その一部の人間とは・・・

Wonderful!(素晴らしい!) It's still a wonderful dish!!(相変わらず素晴らしい料理だ!!)

Thanks.(どうも。) But could I come well?(しかし、よく来れたな?) That's also with a family.(それも家族連れで)

Be business by which Japan is visited at the meeting exactly, please.(丁度会合で、日本を訪れる用があってね。) If it's so,(なら)it's natural to come to your store♪.《君の店に来るのは当たり前だろ♪》」

Would you like?(いいのか?) By such one.(そんなんで)

I don't worry about it.(気にする事はない。) Does a Prime Minister often come here, too?(総理も、よくここに来るのだろ?)

When a Prime Minister,(全く、)good you and a good VIP had thrown work out and had come,(総理といいあんたといい、)I was just freaked out.(大物が仕事を放り出して来た時はビビったがな。)President?(大統領?)

そう、彼が今話しているのは、アメリカ合衆国大統領であるである。

大統領「HAHAHA!(ハハハ!)It's natural, because I hope that it's a wonderful dish and it's heard if a dish here is eaten when hearing from a♪ acquaintance.(当然だよ♪知り合いから聞けば、ここの料理を食べたら、素晴らしい料理だとよく聞くのでね。)When eating for the first time, a shock ran.(初めて食べた時は衝撃が走ったよ。)It was a captive since that.(それ以来の虜になったんだよ。)Takuto(拓人)

彼、谷元拓人がやっている店は、大統領や日本の総理を始め、世界中の有名人からは有名な店なのである。彼が作る料理は、今まで食べた物は何だったんだと思わせるくらい、別の時限なのである。そして、何故有名人等しか来れないのか。当然彼らにはSPがいる。いくらこの場所がゴロツキ等の連中が多くても、簡単に蹴散らせれれのである。けれど、彼の店は携帯や重火器の持ち込みは禁止となっている。

「テメェ等手を挙げろ!!死にたくなければな!!」

こんな風に、有名人を狙って来る連中もいるのだが・・・

拓人「おい」

「動くな!!」

拓人「客が飯食ってんだ。んなもん持ってくるんじゃね~!!」

俺は銃を持った男を外へ蹴り飛ばした。

拓人「客じゃね~んなら、とっとと失せな!!」

俺は気絶した男にそう言いながら扉を閉めた。そう、拓人は自分の店に来た客は大切にする。なので、あんな連中が来ても護ってくれるのである。

拓人「It was bad.(悪かったな)

大統領「I don't worry about it.(気にする事はない)So it's still wonderful.(けれど素晴らしいな)I want you to come to the secret service in a house by all means.(是非ウチのシークレットサービスに来てほしいものだ)

拓人「You're declining that.(それはお断りだ)

そして食事を済ませた大統領家族は、満足な表情で帰っていったのであった。俺もその日は店を閉めて眠りについた。翌日、自分の朝飯を買うために車を走らしている。すると、橋の付近に人だかりが出来ていた。

拓人「なんだ?」

俺は迷惑にならないように車を止めて、その場所に行く。すると、一人の女と大人数の不良がいた。次の瞬間、女は不良達をテトリスみたいに積み上げていく。

拓人(いくら何でもやり過ぎだろ。あいつの保護者の顔が見てみたい)

俺はそう思いながら見ている。すると、戦ってる女を見て俺は思った。

拓人(戦闘狂だなありゃ)

すると、周りの声が聞こえた。

「流石は百代先輩よね」

「そうね。武神の名に相応しいわね」

拓人(あれで武神かよ。あんな戦闘狂が武神とは・・・世も末だな)

俺はそう思っている。すると、背後から気配を感じる。というより、かなり前から見られている。

拓人「それで、俺に何か用か?じいさん」

「ホッホッホ。やはり気付いておったか」

拓人「結構前にな」

「やはり中々な腕前とみるの。お主名はなんという?」

拓人「人に聞く前に、自分から名乗るのが人としての礼儀だろ?後ろにいる金髪じいさんもな」

「ほう。俺にも気が付くか」

拓人「当然だ」

さらにじいさんの後ろから出てくる。

「取り合えず名乗るとするかの。わしの名は川神鉄心じゃ」

拓人「俺は谷元拓人だ。小さいが料理屋をやっている。で、そこの金髪じいさんは誰だ?」

「口の聞き方に気を付けろ。俺は九鬼家に支えるヒューム・ヘルシングだ」

拓人「九鬼?」

俺はその名に聞き覚えがあった。確か、世界の3分の1に事業を展開してるってアイツが言ってたな。

拓人「あ~、あの九鬼ね」

そう言うと、ヒュームが俺の事を物凄く睨む。

拓人「で、その川神鉄心が俺に何用だ?」

鉄心「お主の腕を見込んで頼みがある。あそこにいるのは、わしの孫で川神百代というんじゃが・・・」

拓人「あそこにいる、アンタの孫と戦えと?」

鉄心「そうじゃ」

拓人「悪いが断る。弱い奴を相手にするつもりはない」

俺がそう言うと、自分の車を止めてる場所に向かおうとする。すると、車を壊された。ヒュームの手によって。

拓人「おいおい。人の車を壊すなよ」

ヒューム「貴様が逃げようとするからだ」

その言葉に、俺の中で何かが切れた。

拓人「おい金髪ジジイ。今何て言った?俺が逃げるだと?」

すると、周りにいた野次馬が次々と気絶していく。

鉄心「これは!?」

鉄心も、その凄まじい気にたじろぐ。

拓人「今の言葉後悔させてやるよ」

「旦那様、この様な輩をお相手する必要はございません」

「彼の言う通りです。拓人様が手を出される必要はございません」

拓人の前には、ヒュームと同じ執事服を着た男と、メイド服を着た女性が立っていた。

拓人「けどよ、俺の気に入ってた愛車がお釈迦になったんだぞ」

「後程、九鬼に請求書を送らせます。そして、束様に新しいのを作っていただくように、既に手配しております」

拓人「・・・分かったよ」

拓人は渋々だが、二人の後ろに下がった。

「さて、貴方のお相手は私がさせていただきます」

ヒューム「少しはできるようだが、青二才が調子に乗るなよ」

「貴方はされるのですか?」

鉄心「わしはせんよ。じゃが、先程の気配で孫の百代がの~」

既に鉄心の孫である川神百代がいた。

百代「私の相手は、綺麗なお姉さんか♪」

百代が触ろうとした瞬間、百代は投げ飛ばされていた。

鉄心「なっ!?」

鉄心は驚いた。いくらなんでも、武神を簡単に投げ飛ばされていたからである。

「申し訳ありません。ですが、拓人様以外は触らないで下さい。汚らわしいですので」

百代「なるほど。けど、ちょっとやそっとじゃやられないぞ!!」

そして、金髪不良執事と黒髪の執事、武神と銀髪メイドの戦いが始まったのであった。  
< 前ページ 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧