もし、夜天の主に幼馴染がいたら
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第11話 守護騎士の1日
前書き
気がつけばもう夏だ。
時間というのはあっという間だな。
そんな中俺はふと思った。
シグナム達っていつも何してるんだろう・・・・
夏になり毎日暑い日が続くある1日————
いつものように刹那は学校へ行ったがこの日はいつもと少し様子が違っていた。
学校に居る時の刹那はあまり明るい感じの雰囲気は出さないのだが、
今日は少しだけ微笑みながら何かを考えていた。
周りの生徒はこの日の刹那をある日を迎えるまで奇妙だと思っていた。
そんな周りの事を気にすることなく物思いにふけっていた刹那はこんな事を考えていた。
(シグナム達って平日何やってるんだろう?)
刹那が学校でそんな事を考えている時の八神家————
「それじゃあはやてちゃん。そろそろ行きましょうか」
シャマルが時計を見てはやてに病院へ行く時間だと告げた。
「そやね。ヴィーター、シグナムー行こかー」
はやてはヴィータとシグナムを呼び、4人で病院へと出かけた。
ザフィーラはその間家で留守番だ。
4人は通い慣れた道を談笑しながら歩いていた。
それからバスに乗り海鳴大学病院へと向かった。
「そういえばこうやって4人で行くのも、もう1ヶ月になるんやなー」
「そうですねー」
シグナム達と病院へ行くのはもう1ヶ月という月日が流れていた。
初めてシグナム達と病院へ行った時は石田先生に色々と尋ねられたのは言うまでも無い。
その時の話としては「遠い親戚」と言う事で事前に決めていたので難なく話す事が出来た。
4人で談笑しながらバスに乗っていると病院の停留所に着いたので揃って降りた。
それから病院までの道のりを歩きいつものように受付で診察券とかを出して、
石田先生のもとへと向かった。
石田先生に出会うなり4人は挨拶をし、はやてと石田先生は診察の為診察室へと入っていった。
その間シグナムやシャマル、ヴィータら3人はのんびりと待合の椅子に座っていた。
この時もまだ闇の書の呪いだとは気付かずに—————。
数時間後———はやての診察が終わり診察室から2人が出てきた。
そして診察結果を待ち、結果を4人で聞いた。
特に進展は見られず、今はまだ様子を見ようと言う事で現在の治療を続ける事になった。
この日はそれで診察も終わり石田先生と別れた後、薬局で薬を貰い4人は帰路に着いた。
途中買い物にも寄って今晩の食事をどうするかと話をしていた。
「今日はご飯何にする?」
「んーはやての料理はどれもギガウマだしなー」
「暑いから少し冷たい物がいいかもしれませんね」
と会話をしていた。
その間シグナムは黙ってはやての車椅子を押していた。
「ほんなら、冷しゃぶに冷奴や!」
「はい」
はやてが夕食を決めた事にシャマルが返事をする。
そして必要な材料をかごに入れていき会計を済ませ今度こそ帰路に着いた。
家についてからは洗濯物を取り込み畳んだりした後、のんびりとしていた。
「ただいまー」
と玄関から声がした。
刹那が学校から帰ってきたのだ。
「「おかえりー」」
「おかえりなさい」
とはやてとヴィータ、シャマルがかえした。
それからリビングでみんなでくつろぎ、
夕食を作る時間になってからはやてとシャマルは食事の準備を始めた。
その間、ヴィータと刹那は2人で話をして楽しみ、シグナムとザフィーラはのんびりとしていた。
そして食事が出来上がり、盛り付けとかを終えた後にみんなで食卓を囲み食事を始めた。
食事をしながらもう定番と言って良いほどの刹那の学校話をして楽しんでいた。
はやてやヴィータは刹那の話に大いに興味を示し、シグナムやシャマルは微笑みながら聞いていた。
ザフィーラは狼の姿なので会話には参加せず黙々と食事をしていた。
食事が終わったあと時間が空いているものから風呂に入り、その後はゆっくりしていた。
もちろん、刹那はその日の宿題をやる為に部屋にこもっていたいたが。
そして、就寝時間が来てみんなそれぞれの部屋へと入っていった。
後書き
2週間ぶりです。
相も変わらず短くてすみません。
第11話です。
長い物語を書くことがどうやら苦手なようです。
いつものように感想、指摘等お待ちしております
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