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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第十二話 上田大尉!!どうでもいいがホークスしっかりしろ!!その五

「今現在世界一の書道家とさえ言われている」
「何か日帝衆ってそうですよね」
「そのジャンルで常に世界一ですよね」
「これまで俺達が戦って来た連中って」
「全員そうですよね」
「さもなければ話が面白くない」
 設定としてだ。
「だからそうなっている」
「そうなんですか、日帝衆はですか」
「強さを出す為にですか」
「そのジャンルで世界一になっているんですね」
「俺達と戦うジャンルで」
「そしてその世界一の相手とだ」
 そのそれぞれのジャンルにおいてだ。
「君達は戦いだ」
「そして勝たないといけないんですよね」
「絶対に」
「そうだ、それはわかっているな」
「はい、負けると俺達ボーナス貰えないですから」
「吹石一恵さんの写真集とDVDも」
 煩悩の話にだ、自然に話が移った。
「あの楚々とした中にあるバスト占い」
「ロケット胸を拝めないんですね」
「あの顔立ちであの胸はないですよ」
「ちょっと刺激が強過ぎます」
「ここでも君達は年上なのだな」
 悪田部は煩悩を全開にさせている二人にこう返した。
「常に年上ばかりだな」
「だからたまたまですよ」
「俺達の好みが年上なだけです」
「というか俺達まだ十七ですから」
「年上ばかりになりますよ」
 花の十七歳と言えば聞こえばいい、しかし実際は煩悩に支配されている。十七歳の現実とはそうしたものだ。
「中学生って何か子供っぽくて」
「それにロリって犯罪と思われるじゃないですか」
「そりゃ年上でもロリ系ならいいですよ」
「そうした人なら」
「けれど年上で小柄な人とかも」
「大島優子さんとかですね」
 二人は具体的な例を挙げた。
「俺達から見たら大人の色気がありますから」
「高校生から見たら」
「合法ロリの場合も」
「やっぱり年上になるんですよ」
「確かに十四歳以下に手を出せば犯罪となる」
 日本の法律は厳しい、悪田部もこうした法律は守る。収賄だの殺人だのについては最早言うまでもないことだが。
「しかし君達はだ」
「好みがですか」
「年上ばかりですか」
「年下には興味がないのか」
「大人の、年上の人に教えてあげるとか」
「そうしたシチュエーションに憧れてますから」
 ここでも煩悩を言う二人だった。
「だからなんです」
「俺達年上が好きっていえば好きです」
「ジュニアアイドルにも興味ありますけれどね」
「そうした写真集やDVDを買うとなると」
 実用には、というのだ。
「やっぱりですよ」
「そっちです」
「そうか、君達の好みはわかった」
「悪田部さんはどうですか?」
「初体験は年上の人ですよね」
「それはそうだが合法ならだ」
 つまりだ、そうした関係を持っても犯罪にならないならというのだ。
「私は構わない」
「ロリでも何でもですか」
「いいんですね」
「私の守備範囲は黄金時代の秋山幸二より広い」
 何故勝てない、二〇一四年九月のホークスは。これが載る頃には勝てなかったという過去形の言葉になるが。 
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