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『想詩』

作者:零那
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『偽』


さぁ、戯れましょう。
偽愛行為の始まり。


ただ無心になり、
汚れた躰を晒す。


痛みが、生きてると、
教えてくれるから。


私が、誰かの
役に立ってると解る。


そう、いくらでも汚して。
もっと、深い痛みを...


あなた達は、
わたしの躰が、
今の一瞬、必要でしょ?


誰かに必要とされるなら、
いくらでも差し出す。


こんなの本当は嫌。
これしか方法が無い。


心も躰も無くしたい。
美しく哀しい偽愛行為。


 
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