うちはの巫女
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二三話
私達六人は砂忍の三人とサスケっちを追いかけ森を移動中だ
「タマ………」
「うん。わかってる。スピードあげるよ」
「サスケくんが見つかったの?」
「いや、後ろから8人……いや、9人が追ってきている」
この場合なら、敵ですよね、音忍ですね
「ち、もう来たか」
「どうするのよ」
「方法は一つ、誰かが囮になる………です」
二手に別れるのは今の状況だよ、ダメです。なら、誰かを囮にするしかありません
「囮になったら……」
「死ぬと思います」
相手は9人、1人を囮にして、五人は追えるけど囮になったら死ぬ。こんな選択はしたくない。
「俺がやる」
「「「シカマル!?」」」
自分から囮役をシカマルがかったのだいつもめんどくさがりのシカマルがね
「ごめん、シカマル」
「いいんだよ、タマは、サスケを追跡するには必要だしな、適任は俺なんだよ」
いざって時に頼りになるのがシカマルですね
「ありがとう、シカマル。これを渡しておくね」
私は二つの札をシカマルに渡す
「一つ目が私の居場所を示す簡易磁石式札、二つ目はスタミナ、チャクラを回復できる薬を取り出せる札になってます」
先代からの書物はホントに役に立ちますね。
「わりいな、早めに追いつくぜ」
そう言いシカマルは来た道を戻っていく
「私達も急ぎますよ」
砂忍を追って移動を開始する。
同時刻場所は三代目火影様猿飛ヒルゼンと元木の葉の伝説の三人の大蛇丸
「穢土転生を使いよって!」
ヒルゼンの前には死者を道具として扱う禁術穢土転生で蘇った火影の兄弟、初代と2代目火影がいる
「終わりですよ猿飛先生?」
「駒を使わないと戦えないのですか蛇は?」
「「!?」」
結界の中にいるのは、結界を貼っている音忍四人、大蛇丸と穢土転生の火影兄弟、三代目火影の猿飛ヒルゼンの8人だが、その場にいないはずの声がした
「ここですよ、三代目」
声がするのは三代目の背中……いや、背中の札から聞こえる
「タマか?」
「はい、そうですよ、影分身ですけど」
札からうちはタマが現れる
「また、貴方ですか、しつこいと嫌われますよ?」
「その言葉はそっくり返されてもらいますよ、大蛇丸?」
2日で三回も会うなんて最悪何ですけど
「まあ、いいわ、どのみちこの二人を倒さなければいけませんよ?」
「あんたはバカですね、穢土転生は木の葉で作られたもの、ですよね?」
「それがどうしたかしら?」
「わからないのですか?木の葉には穢土転生の巻物があるんですよ?」
ここまで言ったら、誰でもわかりますよね?
「タマ………まさか!」
「流石火影様、こういうことですよ、大蛇丸?『口寄せ穢土転生』!」
続く
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