フリージング 新訳
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
プロローグ
前書き
はい、どおもです。コロモガエシと読んで、“駄文製作者”と書くのコロモガエシです。
今回は、アニメを最近見初めて、コミックを、さっき立ち読みしたから描きたくなったフリージングです!
初の神様転生ものです!
プロローグ
「あれ、ここどこ?」
あまりに脈絡のない展開で大変申し訳ないが、どうやら異次元に飛ばされてしまったらしい。
「いやいやいや、いくらなんでも脈絡なさ過ぎだろ!」
落ち着け。状況を整理しよう。今日一日何してた?朝起きて、顔洗って、飯食って、着替えて、散歩でて、それで………
「あ、そっか。俺死んだんだ。」
『ようやく落ち着いたか。』
状況を整理し終わると、突然男の声が聞こえた。
「え、誰?」
キョロキョロと辺りを見渡すと、上空に可笑しな女性がいた。
『私は、神です。」
「…………………」
『ふっ、なんだ?緊張でもしているのか?』
「……………………」
『まあいいさ。とりあえず話を「服を着ろーーーー‼︎‼︎」え?』
俺がここまで黙ってたのは、女性のプレッシャーに気圧されたわけでも、その圧倒的な美貌に見惚れていたわけでもない。彼女が全裸だったことに唖然だったのである。
「服を着ろよ!なんで全裸なんだよ!」
『まあまあ、堅いこと言わないで。あ、硬くなってるのは君の下半身か?』
「下ネタもやめろ‼︎」
頭が痛くなってきた。
「で?あんた、神様って言ってたけど…早く服を着ろよ。」
『わかってるわよ。うるさいわね。』
そう言いながら、自称神様のオネーサンはローブのような服を着た。
『さて、それでは、改めて。』
こほんと咳払いをして。
『私は、神様です。』
「それさっきも聞いた。」
『まぁ聞きなさい。』
女性は、どこからとも無く煙管を取り出し、一服する。
『で、君は先ほど道路に飛び出した女の子を助けて死にました。いやぁ、素晴らしいね。今時見ないよ?君みたいな善人。
『でもね?そんな君が死ぬのを世界の創造主である私は許したくないわけだ。
『だって良いことした人が報われないなんておかしいもんね。
『そんな世界は私は認めない。
『そこで、あんたには、転生をしていただきます!』
「……………………はい?」
あまりにも長い説明。
鉤括弧約四セットという、長ったらしい説明を受けても、しっかり理解できたのはほんの半分ていどだ。
「えっと、つまり俺は、アレですか?二次創作なんかでよくある転生をするわけですか?」
『そうだよ。あ、言っとくけど、世界は選べないから。』
「以外とシビアだ!」
『ちなみにチート性能も無いから。』
「転生の利点は一体いづこに⁉︎」
おかしいぞ……転生って、漫画やアニメの世界に行ってチート特典もらってレッツパーリーするのじゃなかったっけ?
『では、転生する世界を発表します。
ジャカジャカジャカジャカジャン!』
「え、今自分でドラムロール言った?」
ひょーい。
って、ダーツ⁉︎
「おい!雑すぎるだろ!」
『はい、転生する世界はフリージングの世界です!』
「しかも全然知らねぇ世界だし!」
最悪だ。この神様テキトー+テキトーで二倍テキトーになって、もう最悪だ……
『あ、特典ならささやかだけどあるよ』
「マジで⁉︎」
よかった!まだ希望が…………
『貴方は転生先で、自分の声優をここで選べます!』
「最後の最後でささやかすぎるだろ!」
声優って………いや、まだ声優に詳しくてよかった……
『因みに、声優が被ると死にます。』
「転生した矢先に⁉︎」
うっわ〜本当についてねぇ……
「えっと…じゃあ、石川界人さんで…」
……頼むぞ。いないでくれよ……石川さん。信じてるよ!かっこいいよね!
『運がよかったね。フリージングの世界にはいないよ。』
「よかったぁぁぁぁぁぁぁ……」
いきなり死にたくはない……
『それぢは、いってらっさい!』
「え?て、おい、まだ世界の説明がぁぁぁぁぁぁぁ………」
そして、俺の意識は途絶えた。
****************
「さてと、これで準備は整った。後は、彼が目覚めるのを待つだけだ。
頼むよ。サテライザー・エル・ブリジット」
後書き
新たな人生を歩み始めた少年。アオイ・カズトは、この世界で初めての家族である姉の面影を持った女性に出会う。
彼女の名は、サテライザー・エル・ブリジット
次回「Untouchable Queen」
ページ上へ戻る