俺のストーリーテラー
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
プロローグと呼べるもの
前書き
その人は、俺の知っている女子とは少し違った。
まさか、自分が嫌いだったた言葉をこんな楽しげに口にする女がいたのか、そう驚いた。
ちらちらとこちらを見ながら口元を隠して、見た目の怪しさが尋常ではなかった。長い髪を下ろしてマスクをつけているせいで、ほとんど顔が見えない。なかなか忘れることはできないのだろう。強く印象に残っている。
後書き
そうして、俺は思っても見なかった未来に立つことになった。
ページ上へ戻る