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色々と変なIS学園物語

作者:壬生咲夜
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本編
  第04話「イベント事に襲撃とかヤメテ」

 
前書き
こっちの投稿はかなり久しぶりですね…。
前回からだいぶ跳んで今回はクラス対抗戦です。
技術者と比べてこっちはトントンと進めていき……たいです。

 

 

『こちら管制塔。各員現在の状況を報告してください』

通信機越しに虚からの声が聞こえてくる。


『東側マナ、異常ありませ~ん』
『西側担当、ダリル・ケイシィ。こっちも何もおきてナイ』
『南担当、更識楯無。今のところ異常は無いわ』

っと俺か

「北側も異常無しだ」

『解りました。引き続き警戒をお願いします』

と、言われてもな…

『あ~、暇ッス』
『こら、真面目にやりなさいいフォルテちゃん』
『うわ~、普段生徒会の仕事サボってる会長に叱られた~』
「アハッ、喧嘩売ってるならタダで買うわよ』
『帰って寝テ~』

全員、やる気無いっと
俺もバイトいれたかったのにな~

『交代とはいえ、朝からずっと警戒してて疲れてる気持はわかりますが、シャンとしてください』

虚の言うとおり、朝から学園外の警戒任務を交代で行っている。
その経緯は――

クラス代表戦でお偉いさんがたくさん来るよ~

襲撃何てあったらさぁ大変!!

というわけで、上級操縦者達で警戒ヨロピク

解せぬ。

『いい加減、しりとりも飽きたわね』

楯無の言うとおり、暇つぶしに個人間秘匿通信(プライベート・チャネル)でしりとりをやっていたのだが…

『毎回、マナ(バカ)フォルテ(アホ)がビリで決まるしナ…』
『ダリィ先輩酷いッス!!』
『そうだよダっちゃん!! ボクはバカじゃなくて記憶力が悪いだけだよ!!』
「それを世間一般でバカって言うんだマナ(バカ)
『バカっていうなクー!!』

バカが何か騒いでるがスルー

『何でもいいから暇を潰せるのは無い?』
『…では、チェスは如何でしょうか?』
「別に構わないが……」

脳内チェスなんて出来んの俺と虚と楯無の三人だけだぞ?
それに…

『ハッ、全力で邪魔してヤル』
『皆で出来るゲームを要求するッス!!』
『そうだそうだ~!!』

横やりが入るだろうな。
はぁ…時間的にはそろそろ1年生の試合が始まった頃か

『第一試合って何処だっけ?』
『えっと…、男子クラスと1年2組ですね』
『そういエば、この間急にクラス代表が変わったって聞イたガ』
『ええ、中国の代表候補生の凰鈴音さんが転校してすぐに前のクラス代表を半ば脅して変わったそうですよ』
「…原則としてクラス代表は1年間ずっと変わらないんじゃ無かったか?」
『中国政府からの圧力もあって、特例で変更になったのよ』

ああ、それで最近イライラしてたのか

前のクラス代表も可哀そうに、選ばれてなったのか進んでなったのかは知らないが、んなことになって上手くクラスが纏まるのかね…。

クラス代表はただ単に強ければいいわけじゃない。
全員を纏めあげる、または協力しあえる能力が問われる。

よって、実際に評価されるのは対抗戦までの対抗策が7、実際にそれをいかせているのかが3といった具合だ。
新入生は単に強ければいいと最初のうちは鍛えるだけで終わるが、2~3年になると裏での攻防戦は凄まじいことになっている。

まぁ、俺には関係の無い話だが…


[ビー、ビー、ビー!!!]


っどうやら敵さんのお出ましのようだ

『こちら楯無、敵影を確認。数は2機よ』
『オレらのトコもきたゼ。こっちも2機ダ」
『ウチとダリィ先輩のコンビならあっという間ッスよ!!』
『えっと…僕の所は3機かな』
『お、流石マナ先輩。モテモテッスね~』
『いや~///』
『褒めてないですよマナ』
『おい、クラ。お前ん所はどうなんダ?』

「……あの機体の製造者ってさ。絶対俺のこと嫌いだと思うんだよな」

『ハ?』



「6機」

『『『『『………』』』』』


「おかしくね。何で他の所は5機以下なのに俺のトコだけマナの倍とかさ」

もうコレ、イジメだろ

『ドンマイッスね』
『骨は拾ってヤル』
『クーなら大丈夫だよ』
『健闘を祈るわ』
『が、頑張ってください!!』

ド畜生…

『もうそろそろ戦闘領域に入ります。無駄かも知れませんが一応警告をした後、各自の判断で行動してください』

うん。警告とか無駄だろうな。
これで何回目だと思ってんだ?

『こちらダリル。警告無視されたから戦闘に入るぞ』
『こっちは、返事にビームを撃ちこまれたわ』
『…あ、もう戦闘に入って1機落としちゃった』

『『『はやっ!?』』』

あのバカ、警告忘れてたな…

「っとこっちも警告無視してビームの嵐。戦闘に入るぞ」

ってか、執拗に狙い過ぎじゃね?

『わかりました。……御武運を』

[ブッ]

さて、


ヤるとしますか…

 
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