| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ソードアート・オンライン~狩人と黒の剣士~

作者:村雲恭夜
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

氷帝VS魔法使い

テレポートした先は、リオン達より南一Kmの所。
そこに、セイとウィザードは現れた。
「さぁ、ショータイムだ」
「……来い!」
セイとウィザードは互いの剣をぶつけ合うと各々が技を放つ。
「<ブリザードヘル>!!」
『チョーイイネ!スペシャル!サイコー!!』
セイの右手から放たれたダイアモンドダストを、ウィザードFDのドラゴスカルから放たれた炎が相殺する。
「くっ……セアッ!!」
すると、左手から槍を精製すると、ウィザードに当てる。
「あいって!!何でもありかお前!!」
ウィザードはセイに蹴りを入れて離れると、ハンドオーサーを操作して、新しいリングを付けてかざす。
『ウォーター!ドラゴン……ザバザババシャ~ン!ザブンザブ~ン!!』
すると、青い竜がFDの周りを旋回し、重なると、青い姿のUDに変わる。
「色が変わった……だと?だがっ!!」
すると、セイは氷塊を生み出し、一斉に槍として放った。
「うおっ!」
ウィザードはすぐにハンドオーサーを操作し、リングをかざす。
『リキッド!プリィズ……』
氷の槍が突き刺さる寸前、ウィザードの体は水と化し、槍をすり抜けた。
「なっ、アリかよそれ!!」
「本職、魔法使い嘗めるな!!」
いや、本職も何も無いわ。by作者
『チョーイイネ!スペシャル!サイコー!!』
再びスペシャルリングをハンドオーサーにかざすと、青い竜がウィザードに重なり、竜の尾ーーーードラゴテイルを生成した。
「ハアッ!!」
それを半回転しながら、セイに放つ。
「くっ………!」
セイは氷の壁を作るも、ドラゴテイルはそれすらも砕き、セイのHPを二割削る。
『ハリケーン!ドラゴン……ビュー!ビュー!ビュービュービュビュー!』
そこに、緑の竜が旋回し、重なると、ウィザードはHDに姿を変えた。
『キャモナ・シューティング・シェイクハンズ!キャモナ・シューティング・シェイクハンズ!サンダー!シューティングストライク!』
手形のハンドオーサーと握手したウィザードは、雷を帯びた銃口をセイに向ける。
「<サンダー・シューティングストライク>!!」
「くっ!!」
ウィザードが放った稲妻の竜をセイは氷の壁を何重にも出してそれを防ぐ。
『ランド!ドラゴン……ダンデンドンズドゴ~ン!ダンデンドゴ~ン!!』
『チョーイイネ!スペシャル!サイコー!!』
「おらぁああああっ!!」
しかし、その壁を砕き、ウィザードRDは現れた。両手に竜の前足ーーーードラゴクローを携えて。
「しまーーーーーーー!」
「吹き飛べぇ!?」
ウィザードは地に付けたドラゴクローを振り上げようとするが、それは氷で足と共に固まっていた。
「いつの間に!?」
「ハァアアアツ!!」
途端、セイはウィザードに<ブリザードデスサイズ>全三十連撃を放つと、転がってFDに戻る。
「あいってててて………」
「幾ら魔法使いでも油断したな。俺の氷はどうあっても攻略出来ない!!」
「いやー、確かに言う通りかもな!」
ウィザードは立ち上がると、
『コネクト!プリィズ……』
『ドラゴタイム!』
魔道具『ドラゴタイマー』を右手に着けた。
「だが、それに勝る力を俺は持つ」
『セットアップ!スタート!!』
ウィザードは針をFDの色に合わせると、サムズアップエンカウンターを弾き叩く。そして、それを各々の色で叩く。
『ウォータードラゴン!』
『ハリケーンドラゴン!』
『ランドドラゴン!』
読み上げられた途端、各々が魔法陣から現れる。
「んなっ!?」
『ファイナルタイム!』
「そして、こうだ」
ハンドオーサーを操作し、ドラゴタイマーをかざす。
『オールドラゴン!プリィズ……』
途端、各々が宙に浮き、ウォータードラゴン、ハリケーンドラゴン、ランドドラゴンの順に魔力の竜となり、ウィザードFDに重なると、全ての竜の力が解放された姿ーーーーオールドラゴンへと変化した。
「これが………俺の最後の希望だ!!」
途端、ドラゴスカルから焔、ドラゴウイングから風が放たれ、強化された焔がセイを襲う。
セイはそれを避けると、すぐににウィザードODは反応し、ドラゴテイルを叩き付ける。
「グアッ!!」
「フィナーレだ!!」
そのままドラゴクローでセイを浮かせ、ドラゴテイルで空へ弾くと、地面に着地。
途端、足元に五つの魔法陣が展開し、それと共に宙を飛ぶ。
フレイム、ウォーター、ハリケーン、ランド、全ての竜が各々の魔法陣から現れ、セイに突撃をし、魔法陣を設置、そして。
「<オールドラゴンストライク>!!」
魔法陣の外側に出て、セイに向かってウィザードが蹴りを放つと、最後の魔法陣がセイに設置され、そのままセイは大気圏まで吹き飛ばされ………太陽の焔で焼き殺された。
「………セイ、お前にフィナーレは無い」
そう言うと、ウィザードはHDに戻ると急いでレイジの所へ飛翔した。 
 

 
後書き
キリヤ「ちょおおおおい!?」
ヒース「流石作者人気第一位のウィザード……果てしなく酷い」
ウィザードから魔法を取ったらただの精霊の力を持つ少年だよ?
キリヤ「それは此方の小説の話でしょうが!!」
ヒース「次回はレイジVSリオン戦だな。……まぁ、変な事にならないことを祈ってくれ。それでは次回。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧