戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第八話 小林中佐!!そんなのどうでもいいから女の子の水着だ!!その十
「必ずな」
「はい、中佐ならです」
「彼等を懲らしめられるな」
「それでは」
「今度こそ彼等を懲らしめる」
ジャスティスカイザーの二人をというのだ。
「水泳で以てな」
「大義の勝負ですね」
「まさに」
「そうだ、今度の勝負はな」
水泳で行われるそれはというのだ。
「それになるからだ」
「必ず、ですね」
「勝たれますね」
「彼等が何をしようとしてもだ」
もうジャスティスカイザーの二人の卑怯な戦術は日帝衆も把握している、もっと言えば是世界がわかっている。
「水泳だ」
「水の中からですね」
「それは出来ませんね」
「水泳は完全に実力勝負だ」
そうした競争だというのだ。
「だからだ」
「絶対に勝てる」
「卑怯な手段が使えないだけに」
「では、ですね」
「今度こそは」
「私が勝つ」
核心している言葉だった、まさに。
「祝杯の用意をしておいてくれ」
「わかりました、それで戦場ですが」
「何処だ」
「鳥羽です」
そこだというのだ。
「三重県の」
「そうか、あの場所でだな」
「中佐と彼等の勝負となります」
ジャスティスカイザー、彼等とのだというのだ。
「勿論水泳で」
「わかった、ではな」
それではと答えた小林だった、そして。
彼は鍛錬の後その鳥羽に向かった、この時鳥羽では。
ジャスティスカイザーの二人は砂浜にいてだ、変身前と同じ様なことを話していた。
「こっちもいいな」
「ああ、本当にな」
「水着美女がいてな」
「最高の風景だぜ」
「おい見ろよあっちの人」
尚智は右の方を指差して尚武に言った。
「白ビキニの人」
「おいおい、凄い胸だな」
見ればはち切れそうな、九十以上はある胸の人がいた。顔もかなりのものだ。
「あの胸見るだけでな」
「元気になってくるだろ」
「特に下の方がな」
「あれはもうないだろ
有り得ないまでの胸だというのだ。
「あれだけの胸があればな」
「魔法かけられたみたいになるだろ」
「ある部分が特にな」
どの部分かもあえて言われない。
「凄くなって来るぜ」
「よし、元気になったからな」
「後はな」
「力がみなぎったからな」
その巨大な胸を持つ白ビキニの美女を見たからだ、それで元気になったものはある部分だけではなかったのである。
「やれるぜ」
「そうか、俺もだ」
「そうだな、じゃあ今回もな」
「勝つぜ、いいな」
「ああ、勝って給料の他にボーナスもゲットして」
「眞鍋かをりさんの写真集とDVDだ」
この二つを買おうというのだ。
「懐かしい感じがするけれどあの人もそそられるからな」
「ああいう人とも付き合いたいよな」
「刺激されるよな」
こうした話をしつつ戦いの場に赴く二人だった。もう観光客達からのブーイングは気にならす平然としていた。
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