バカとテストと召喚獣~兄と私とFクラス~
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第四十六問夏休み明け
前書き
今回から7巻の内容に入ります
世の中は理不尽だ。大切なものでさえ簡単に奪われる。そして奪われた上に更なる絶望を与えられる。
今日、始業式の次の日。僕達F クラスのメンバーのほとんどが………………
生徒指導室で反省文を書かせれていた。ことの発端は今日の朝、突然の荷物検査に抗うすべもなくみんなの聖典は没収された。それを取り返すために職員室に突撃した僕達は返り討ちにあいここで正座させられて反省文を書かせれている。ここにいないのは参加していない姫路さんと美波、桐ヶ谷さんと如月さんに秀吉だ。
「待ち伏せなんて卑怯だぞ!!鉄人」
「そうです!!せめて私達の話を聞くべきです!」
「鈴の言うとうりよ!!」
…………あれ?
「………如月、桐ヶ谷、ここで何をしている?」
「「先生が反省文を書かせているんじゃないですか!!」」
「「「あんときいたのかよ!!」」」
これはさすがに鉄人もつっこむ。まさかあの襲撃作戦に桐ヶ谷さんと如月さんが参加してるなんて普通思わない。
「失礼するよ」
そんな生徒指導室に突然ババァが入ってきた。
「吉井、坂本悪いけど学園長室に来てほしいさね」
ババァにつれられ学園長室につくとババァは1枚の紙を渡してきた。紙には………
『体育祭における生徒教師交流野球大会を召喚獣を使用して行うこととする』とかかれている。
「おい!!妖怪1足りない!!」
「どう言うことですか?!妖怪いったり来たり!!」
「なんさね!!そのゲームによくあるような事は!!」
くそこれじゃ反則にならない反則プレイを練習した意味が無くなってしまう!!
「少し事情があってね野球大会をこうさせてもらっのさ。で、ここからがあんたらを呼んだ理由さ。実はこの日お偉いさんがたが視察に来ることになっていてねあんたらのクラスの試合を観たいと言い出したんだよ」
「つまりちゃんと試合をしろってことですか?」
「そうじゃないさね」
どういう事?普通そんな人が来るならちゃんと試合をしないとイメージダウンになるんじゃ……
「おいババァもしかして……」
「その通りさね……お偉いさんがたはあんたらのいつもの戦いかたに興味をもったのさ」
いつもの戦いかたって卑怯、汚いは敗者の戯れ言ってことかな?
「だがそれだけの理由じゃあうちのメンバーは動かねぇぞ」
「そう言うと思ったよ優勝クラスには今日の没収品を返すつもりさルールは坂本が決めなただし平等に作るんだよあんたらのクラスだけが有利になるようにするんじゃないよ」
「分かってるって」
???
「二学期が始まりましたが文月学園の方はどうですか?」
「特に何も変わりません」
「分かってますねあなたが我々師走学園のスパイであることがバレてはいけませんよ」
「はい分かっていますそういえば今回の体育祭における生徒教師交流野球大会ですが少し変更点があるようです」
「ほぅ」
「召喚獣を使った野球で優勝したクラスには荷物検査の没収品を返すらしいのですが……」
「そう来ましたか……ならあなたはそこで経験を積んでください必ず我々の勝利に繋がるでしょう」
「始めからそのつもりです………私も大切なものを没収されましたし……」
「?!まさか!!」
「いえ師走学園に関係することは一切ありません私のプライベートです」
「そうですか………まぁいいでしょうそれよりちゃんと分かってますよね?」
「はい必ず文月学園の戦力を調べあげます」
後書き
師走のスパイは実は今までに登場しています。もしかしたら原作のキャラかも………
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