仮面ライダーディケイドプロトゼロ
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第1話 目覚める力
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ディケイドゼロをモデルにしています。
ー?ー
僕は目が覚めると知らない場所に眠っていた。
?「僕は誰だ?」
僕は頭に手を当てて言った。
すると辺りを見ると何十人の子供達が眠っていた。
僕はその場に置いてあったリュックサックを持って外に出た。
~公園~
僕はリュックサックを両手に持ちながら震えていた。
?「僕は誰なの?」
そう言って僕は涙を流しながらそう言った。
?「どうしたの?」
誰かが僕に聞いてきた。
?「えっ?」
僕は大人の人の方を見た。
?「何で泣いてるの?」
そう女の人は聞いてきた。
?「僕は自分が誰なのかわからないんです」
そう僕は女の人に言った。
?「えっ?まさか記憶喪失?」
そう女の人は聞いてきた。
?「わからない」
僕はそう言った。
?「とりあえず君を保護するけど構わないかな?」
そう女の人は聞いてきた。
?「うん」
僕は頷いた。
~学園都市第七学区~
僕は女の人と一緒に街を歩いていた。
そして女の人はファミレスでごはんを食べようと言った。
?「とりあえず名前を言うね 私は神風舞よ、アンチスキルで高校の教師をしてるわ」
そう舞さんは言った。
?「僕は、」
僕はリュックサックをぎゅっと持ちながら下を見た。
舞「そのリュックサックに何かヒントになる物があるんじゃない?」
そう舞さんは聞いてきた。
?「そうか」
僕はリュックサックから物を出した。
中には1枚の写真とカメラとバックルとケースが入っていた。
僕はその中の写真を見た。
写真には一人の男の人が写っていた。
男の人は空を見ながら何かを指差していた。
それが何なのか僕にはわからなかった。
司「僕の名前は…司です」
そう僕は言った。
舞「そっか司くんか!よろしくね」
そう舞さんは言った。
~第8学区~
僕は舞さんと一緒に歩いていた。
舞「ねぇ、司くん」
舞さんは僕に話し掛けてきた。
司「何ですか?」
僕は聞いた。
舞「君さ私と一緒に暮らさない?」
そう舞さんは言った。
司「僕見たいな記憶の無い男の子と一緒に暮らしたいんですか?」
そう僕は舞さんに聞いた。
舞「記憶が無いなら楽しい記憶を造ればいいんじゃないかな?」
そう舞さんは言った。
司「そっか」
そう僕は下を向いて頷いた。
舞「行こうか」
そう言って舞さんは僕の手を引っ張った。
ドカーン。
何かが爆発する音が聞こえた。
前を見ると大量の時計を体に付けている化け物が立っていた。
司「あれは火焔ウォッチ!」
僕は化け物の姿を見て名前がすぐに出た。
舞「かえん何?」
舞さんは僕に聞いた。
司「僕の記憶に残ってる怪人です!」
僕はそう言って火焔ウォッチを見ていた。
火焔ウォッチ「ハッハッハ!どうだ!俺の力は!」
火焔ウォッチはそう言って学園都市を破壊していた。
舞「司くん!ここは危ないから早く逃げて!」
そう言って舞さんは銃を持って火焔ウォッチに立ち向かった。
すると前から大量の車から警備員[アンチスキル]が出てきた。
?「そこの能力者!能力の発動をやめて降参するじゃんよ!」
そうポニーテールの女の人は言った。
火焔ウォッチ「ハッハッハ!貴様らみたいな雑魚が勝てると思っているのか?」
そう火焔ウォッチは言った。
?「全員撃つ準備をするじゃんよ!」
そう女の人は言った。
火焔ウォッチ「ハッハッハ!」
火焔ウォッチは笑いながら歩いてきた。
?「撃て!」
ダタダダダダダダダダダダダダダダ。
女の人の一言で全員の銃が発砲された。
弾丸の多くは火焔ウォッチに直撃した。
?「攻撃止め!」
そう女の人は言った。
すると警備員[アンチスキル]の一斉攻撃は終わった。
煙が消えた瞬間火焔ウォッチはまだ生きていた。
?「なっ!」
女の人は驚いていた。
火焔ウォッチ「もう終わりか?」
そう言って火焔ウォッチは頭の時計の時間を早めた瞬間あり得ない速度警備員の人達を倒していった。
司「まずい!」
僕は走り出した。
火焔ウォッチ「死ねえ!」
火焔ウォッチは巨大な時計針で警備員[アンチスキル]の人を突き刺そうとした。
?「ひっ!」
女の人はビビっていた。
僕は間一髪で時計針を素手で握った。
司「よかった!」
僕はそう言って火焔ウォッチに回し蹴りを打ち込んだ。
火焔ウォッチ「何者だ!貴様!」
そう火焔ウォッチは聞いた。
司「僕は司!司だ!」
そう言った瞬間リュックサックからバックルとケースが飛び出てきた。
火焔ウォッチ「まさか!貴様仮面ライダーディケイドか?」
そう火焔ウォッチは聞いた。
僕はケースから1枚のカードを取り出した。
司「そうらしいね!」
僕はそう言ってバックルにカードを入れた。
司「変身!」
[カメンライド…ディケイド!]
灰色の影が何十人も出てきて僕に重なった。
ディケイド「なるほど、大体わかった!」
そう言って僕は火焔ウォッチに攻撃を仕掛けた。
火焔ウォッチ「だがガキが変身した仮面ライダーだ弱いに決まってる!」
そう言って火焔ウォッチは時計針で攻撃を仕掛けた。
僕はライドブッカーをソードモードに変形させた。
ディケイド「ったぁ!」
バキィン。
ライドブッカーの一撃が火焔ウォッチの時計針を破壊した。
火焔ウォッチ「ぐぁあああ!馬鹿な時計針を破壊しただと!」
そう火焔ウォッチは言った。
ディケイド「こいつでいくぞ!」
僕はライドブッカーから1枚のカードを取り出してそれをディケイドライバーに入れた。
[カメンライド…ダブル]
風が巻き起こった瞬間僕の体は黒と緑の体の仮面ライダーに変身した。
火焔ウォッチ「ダブルだと!」
そう火焔ウォッチは言った。
Dダブル「さぁ、お前の罪を数えろ!」
僕はそう言って火焔ウォッチにパンチとキックを打ち込んだ。
火焔ウォッチ「バカな!ディケイドはクウガとキバにしか変身ができない筈だ!」
そう火焔ウォッチは言った。
Dダブル「トドメといこうか?」
そう言って僕は1枚のカードをバックルに入れた。
[ファイナルアタックライド…ダ・ダ・ダ・ダブル!!]
僕はジャンプしてジョーカーエクストリームで火焔ウォッチを撃破した。
火焔ウォッチの体はガラスのみたいに砕けた。
僕は辺りを見て今の状況はまずいと思って逃げた。
~近くの裏路地~
変身を解いて舞さんの所に向かった。
~現場~
舞「司くん!大丈夫?」
そう舞さんは聞いてきた。
司「はい!大丈夫です」
そう僕は言った。
?「おい!神風その子は誰じゃんよ?」
そう聞いてきたのはさっきの警備員のリーダーみたいな人だった。
舞「黄泉川先輩!」
そう舞さんは言った。
司「僕は司で仮面ライダーです」
そう僕は黄泉川さんに言った。
愛穂「私は黄泉川愛穂こいつの先輩じゃんよ」
そう黄泉川さんは言った。
司「あの、僕を警備員の怪人を倒す専門に入れてくれませんか!」
そう僕は黄泉川さんに言った。
愛穂「怪人ってさっきの化物の事じゃん?」
そう黄泉川さんは聞いてきた。
司「はい!」
僕は頷いた。
愛穂「別に構わないじゃんよ」
そう黄泉川さんは言った。
舞「先輩!」
舞さんは黄泉川さんに何か言った。
愛穂「神風やらせてやるじゃんよ」
そう黄泉川さんは言った。
舞「でも司くんはまだ子供ですよ!」
そう舞さんは言った。
愛穂「司を信じてやるじゃんよ」
そう黄泉川さんは言った。
舞「でも」
舞さんは僕を見た。
司「安心してください!僕には31の仲間がいますから!」
そう僕は言った。
舞「わかったわ!でも君の力は人を守るために使ってね」
そう舞さんは言った。
司「はい!」
僕は頷いた。
そしてこの日僕に家族が出来た。
それから仮面ライダーディケイドの物語が始まった。
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