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仮面ライダーウィザード 希望を救い出せ

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第六章

「それも大抵倒してきたから残党だろ」
「そう思っているか」
「ああ、所詮な」
「それは違う」
「何だよ、そんなにファントムの数が多いのかよ」
「そのうちわかる」
 そのことがというのだ。
「戦いの中でな」
「そこで言わないのかよ」
「そうだ、御前自身に知ってもらいたいのだ」
「成程な。じゃあな」
「行くぞ、戦いに」
 こう話してだ、仁藤はキマイラと共に再び仮面ライダービーストとして戦いの中に入った、その中でだった。
 キマイラは仁藤を戦いの場に案内する。仮面ライダービーストは再び戦場に向かうのだった。
 如月弦太朗は朔田流星と共にジェイクからメールを受けて仮面ライダー部に向かっていた、しかしその途中でだった。
 ファントムの一団に前を阻まれた、それを見てだった。
 すぐに変身に入る、そしてフォーゼになってからメテオになった朔田に問うた。
「あいつはどうした」
「美咲撫子か」
「ああ、あいつはどうしたんだ・」
「もうすぐ来る筈だ」
 彼女も、というのだ。
「呼ばれたのは同じだからな」
「そうか、ならいいがな」
「多いな」
 メテオは自分達の前のファントムの一団の数を見てフォーゼに言った。
「ファントム達は滅んだと思ったがな」
「ああ、いても残党位だと思っていたがな」
 フォーゼもそう見ていた、しかしだった。
「かなりいるな」
「何かあるな」
 このことからだ、メテオはすぐに考えを及ばせた、彼もまた。
「これは」
「そうだな、しかしだ」
「あれこれ考えるのは後だな」
「まずはこの連中を倒すことだ」
 目の前のファントムの一団をというのだ。
「それからだ」
「ああ、じゃあやるか」
「これからな」
 こう話してだ、そしてだった。
 二人のライダー達は戦いに入った、すぐに雑魚のファントム達をその拳と蹴りで倒しそうして姿を変えているファントム達にも武器を出して戦う、そうしてだった。
 ファントム達を倒す中でその美咲撫子も来た、美咲はライダー達のところに駆けて来るとまずはこう言った。
「遅れてすいません」
「いや、無事ならいいさ」
 それでいいと返すフォーゼだった。
「それでな」
「有り難うございます」
「ただ、相手がな」
「かなり多いでうsね」
「悪いがすぐに変身してくれるか」
「はい、わかりました」
 この話はすぐに済んだ、そしてだった。
 実際に美咲はすぐに仮面ライダーなでしこに変身した、そのうえでフォーゼ達と共に戦う。そうして三人で戦っていると。
 仁藤が来た、既にビーストの姿になっておりその姿でファントム達と戦いながらそのうえでフォーゼ達に問うた。
「よお、とりあえずは元気そうだな」
「ああ、この通りな」
「けれどだな」
「見ての通りだ」
 フォーゼは剣でファントムの一体を倒しつつメテオに答えた。
「急にこれだけ大勢出て来た」
「こりゃ随分食いがいがありそうだな」
「ははは、あんたの場合はそうだったな」
「ああ、じゃあたっぷりと食わせてもらうぜ」
 そのファントム達をだというのだ。 
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