千年の魂 〜Episode of Lincoln〜
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Special episode NO.1 クレイジーティーチャーリンカーン
第八話 《爆弾⁈そりゃクレイジーだなHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA》
前書き
最下層にたどり着く夜神一行、彼らを待ち受けていたのは
前回の話、リンカーンが全く出ていない‼︎
今回リンカーンは、出てくるのか⁈
最終層
夜神達は、チラッと扉を開けて中を見て驚いた、最終層だから敵の数が多いのは、予想していたが同じ顔の奴らが複数いてその数は数えれたものじゃ無い
夜神「クローンですね、恐らく奴らは、精鋭達のクローンを大量に生産して、戦力を強化していたのでしょう、そりゃトップになるわけですね、全員が、幹部クラスなんですから」
夜神は、至って冷静であった、敵地で、冷静を崩すと危ないということもあるが
何より、夜神には、余裕があった、こんなにも強い仲間がいるから
夜神「では、行きますよ‼︎思う存分暴れて下さい‼︎」
火豪&奏真&鵞卯楼「おうっ‼︎」
ドゴオオオォォォォォォォォォォォォオオオン‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
鵞卯楼が扉を突き破り突撃して行く、手は、闇の炎に包まれていてその手で前の敵を片っ端から弾き飛ばし一筋の道を作る
火豪「鵞卯楼しゃがめ‼︎」
火豪が炎で作り出した炎の矢を放射状に撃ちまける、たちまち相手は炎の串刺しになる
夜神「鵞卯楼!火豪!踏ん張って下さいね‼︎」
鵞卯楼は、壁にあったとってに捕まる
火豪も慌てて真似ようとするがとってがない
火豪「やばっ‼︎」
夜神は、容赦無く能力を発動させる
夜神「《ムーントラップ炎》」
その途端、重力の方向が真横になり、重力のかかっているほうの壁が炎をあげて燃え出した
敵は皆炎の中へ、落ちていく、後、火豪も
火豪「炎なら問題ねぇ‼︎とっておきをくらいやがれ‼︎《爆炎龍》‼︎」
ドガゴロガラッッッッシャアアアァァァァァァァァァァァアアアン‼︎
鵞卯楼は、壁に捕まっているだけでは、炎に襲われそうだったので、闇の炎で壁を作っている
奏真「はい!消火‼︎」
奏真は、そう言って手を前に出してから高圧の水鉄砲を発射した、たちまち炎は、消えていき、鵞卯楼も壁から離れる
夜神も戦闘体制を解除して、指揮をとる
夜神「これで一応、今日の目的は、達成だ、後の、残りの奴らは頼んだぞ」
三人は、頷いた後、それぞれ生き残りを探すべく散らばって行った
夜神「頼みますよ」
夜神は、崩壊させた本部を見ながら呟くのだった
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
学生寮904号室
リンカーン「ヴィクトリア、毒生成(料理)しなくていいから、これ、見てくれよ、今日の新聞なんだがよ」
ヴィクトリアは、リンカーンの指差す記事に目を通す
〈《Bloody Ruins》壊滅〜四光再臨〜〉
ヴィクトリア「な〜にこれ?」
リンカーンは、真剣な顔で答えた
リンカーン「俺の親父を殺した奴らだ、最近は、トップだトップだとか言われていながらも何の悪さもしていなかったはずだが、どうして突然、、、、しかも、あの規模の組を四人で壊滅って一体誰が何の目的で、、、」
リンカーンは、少し記事を読み進めて気づいた
〈〜〜〜〜〜。四光とは、《Glory Four Light(栄光の四光)》のことで、かつては、探検隊として活動をしており、様々なところの財宝を見つけ出しては、貧乏な村に、金銀財宝をもたらしたと言う伝説の探検隊である
メンバーは、邪神・鵞卯楼 醒詩郎(がうろ せいしろう)、激流の真那鵺 奏真(まなや そうま)、豪炎の将・火豪 極炎(かごう ぎょくえん)、リーダーの、月光の夜神 光追(やがみ みつお)である、一時は解散したと言われていたが〜〜〜〜〉
リンカーンは唾を飲み込みヴィクトリアの顔を見る、
リンカーン「最初の2人は知らねぇが、後の2人って、、、」
ヴィクトリアは、頷く
ヴィクトリア「うちの、校長と、担任だわ、」
リンカーンは、理解した何故夜神があんなにも強かったのか、しかし、同時に謎が深まった、
リンカーン「なんで、夜神と火豪がこんな事を、、、」
ヴィクトリア「直接聞くのが一番ね」
そう言ってヴィクトリアは、制服のリボンを整える
どうやらリンカーンが新聞と睨みあっている間に横で着替えていたようだ、それを知ってリンカーンは、なんだか恥ずかしくなり
リンカーン「おっお前!いくら俺が見てないからって、、、」
ヴィクトリアは、笑って答える
ヴィクトリア「いいでしょ私たち夫婦なんだから」
リンカーンは、何を言っても無駄な気がしたので突っ込むのをやめて置いた。
そして、リンカーンは、トイレに制服を持ち込み着替えを済ます
ガチャリ
リンカーン「よしっヴィクトリア!校長室に行くぞ、直接聞いてみよう」
ヴィクトリアは、そうこなくっちゃという顔をして立ち上がった
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
校長室
夜神「そうですか、、まぁそんなにすぐ終わるわけありませんからね、引き続き頑張ってください」
ガチャッ
夜神は、電話を切りソファに腰をかけながら、深くため息をつく
夜神は、残りの敵を任せたものの、三人(火豪、奏真、鵞卯楼)の安否が気になり、ほぼ寝てないのだ『まぁ、奴らなら対して心配することもないのだが』、それでもやっぱり三人に任せっきりなのは、気が引ける
夜神は、そんな事を考えながら、好物の青汁を口に運ぶ
すると突然ソファの後ろの窓が開いた、ドアではなく窓が
リンカーン「夜神‼︎こりゃあどぉいう事だ‼︎」
夜神「ブヴゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウウ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
まさかの場所からのリンカーンの突然の登場に夜神は、飲んでいた青汁を吹き出した、
夜神「なんですか⁈突然⁉︎」
夜神は、焦りながらも吹き出した青汁を拭きつつリンカーンの方を見る
すると
バタンッ‼︎‼︎‼︎
今度は、ドア、ではなく窓、でもなく、屋根裏から、、、
ヴィクトリア「しらばっくれても駄目ですよ校長‼︎」
ヴィクトリアが天井のパーツを一箇所はずして、忍者のように、校長室の床に着地した
そして、なんでこんなにリンカーンとヴィクトリアが迫ってくるのかわからずおどおどしている夜神に今朝の朝刊を夜神の記事が掲載されているところを夜神に見えるようにして突き出した
夜神「あ」
夜神は、内密に行動したつもりが少し派手にやりすぎたようで、メディアに見つかってしまっていたようだ
そのことを知って夜神はついつい間抜けな声をだしたのだった
そんな夜神にリンカーンは問い詰める
リンカーン「どうしてこんな事をやったんだ?そして、何だ《伝説の探検隊》って?」
夜神は、青汁で汚れた衣服をハンカチで拭き終えると少し黙り込み考えた後立ち上がり外の景色を眺めながら話し出した、昨夜、何故、《Bloody Ruins》を壊滅させたのか
夜神「昨日の昼に、私の昔の仲間が《Bloody Ruins》の方々にここら辺一帯の《ステップ》を買い占められた復讐がしたいと言われましてね。
そして、昔の仲間と言うのは、君達の担任の火豪先生を含めあと二人いましてね、久しぶりにひと暴れしようってなったんですよ、で、その昔の仲間は、過去に私の冒険の途中で仲間になった者たちでしてね、気がついたら《Glory Four Light(栄光の四光)》なんて呼ばれてたんですよ、まぁ、詳しい詳細は〜Special episode NO.3 栄光の冒険者〜で、作者がやってくれるでしょう」
リンカーンは、即座に突っ込む
リンカーン「何、無理矢理、自分のエピソード作らせようとしてんだよ‼︎‼︎‼︎」
夜神は、笑いながらリンカーンに言った
夜神「まぁ、そういうことですから、あなたたちは、教室に行かないと遅刻しますよ」
リンカーンは、ため息をつくように言った
リンカーン「ったく、相変わらずよめねぇやつだな、あんたは」
それだけ言ってリンカーンは、出口の取っ手に手を掛ける
ヴィクトリアも、あわててついていく
リンカーン「また、来るぜ、校長先生」
リンカーンは夜神をからかうように言った
それを聞いて夜神は、少し微笑むのだった
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
廊下
ヴィクトリアが夜神の冒険時代のことが気になると言ってリンカーンに迫っている
ヴィクトリア「ねぇ!校長って、昔、どんな人だったんだろう?どこに行ったことあるんだろ?」
リンカーンは、無邪気なヴィクトリアを半分無視する感じにこう言った
リンカーン「俺が、知ってるわけねぇだろ、、、」
そして、リンカーンが足を止める
リンカーンは、少し間を開けた後話出した
リンカーン「ちょっと、腹痛くなってきたわ、、、わりぃが先行って先生に言っといてくれ」
そう言ってリンカーンは、来た道を引き返す
それを、ヴィクトリアは、のんきに手を振っている
ヴィクトリア「お大事に〜」
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校長室
コンコン
誰かが、校長室のドアをノックした
そして、夜神は、相手の姿が見えないのにこう言った
夜神「どうぞ、リンカーン君」
リンカーンは、校長室に入りながら言った
リンカーン「さすがだな、見もしないで誰がいるかわかるんだな」
夜神は、笑って答えた
夜神「リンカーンが最初帰ったときからもう一回くると思ってましたよ」
リンカーンは、真面目な顔になりたずねた
リンカーン「俺が何しに来たか分かってるようだな、それなら話が早い」
その言葉の後、しばらく沈黙が流れた
リンカーン「あんたが、あの組を潰した本当の理由はなんだ?」
リンカーンの目つきがいつになく真剣なのに夜神は気がついた
後書き
To be continued...
全てを、察しているようなリンカーン
夜神は、どうするのか
文化祭は、どうなるのか
次回、第九話 《ロミジュリ開幕だぜHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA》
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