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ウルトラマンゼロ ~絆と零の使い魔~

作者:???
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第二章 小悪魔と蒼紅の月
  登場人物設定※重要な問題発覚のため、一部追記

 
前書き
公式とは異なる部分についても含めたメインキャラ解説。

※フルハシさんの項目に重要な追記があります。 

 
●主人公

平賀才人(サイト)
原作同様、本作でも主人公。17歳。『M78ワールド(ただし、TVシリーズ「メビウス」までの時期)』出身。
実の両親は、かつてのウルトラマンヒカリ…ハンターナイト・ツルギがボガールを倒すために放ったナイトシュートが町の建物に直撃し爆発したために亡くなる。その後は、元ウルトラ警備隊の友里アンヌに養子として引き取られる。同級生のハルナとは仲がいい。
ルイズのサモンサーヴァントで召喚され、伝説の使い魔ガンダールヴの力を得た。ルーンの輝きの色は青。
最初はわがままなルイズを嫌っていたが、彼女の本来の優しさに触れ彼女への考えを改めた。
召喚のゲートを通る中、テクターギア・ゼロと偶然遭遇。ほぼ無理やりに体を貸されてしまう。己を認めてもらうためならば手段を問わないゼロと衝突が絶えなかったが、ゼロが守るべきものを見定めることができるようになったことがきっかけで同じ体を共有する相棒となる。しかし…。
変身アイテムは『テキターギア(ブレスレット状態)』→『ウルトラゼロアイ』
変身時の「デュワ!」は、かつて自分がバルタン星人に利用された事件にて、ウルトラマンメビウス=ヒビノミライから教えてもらった、勇気の出るおまじないである。


→ウルトラマンゼロ
元恒点観測員で宇宙警備隊最高幹部『ウルトラ兄弟』の三番目、ウルトラセブンの息子で同時に七番目のウルトラマンレオの弟子。本作だと約6000歳(原作では約5900歳)。
最初はテクターギアを装備した『テクターギア・ゼロ』の姿で登場。当時は一体化に伴い、サイトの手首にリング状態のテキターギアが巻かれ、それが変身アイテムとなった。これを起動することでサイトは体がテクターギアに包まれていき、テキターギア・ゼロへ変身する。
自分が生まれた直後に発生した『べリアルの乱』にて母親が死亡、父親のことも知らないまま孤児として育った経験がある。自分と同じ境遇の者をなくすために宇宙警備隊入りを果たすが、もっともほめてほしい家族がいない孤独感からやがて荒れていき、ついには誰からも認められなくなっていく。誰かに認められたいい一心で、ウルトラの星の人口太陽プラズマスパークコアの力を独占しようとしたために、力を数分の一に下げるテクターギアを強制装備され、追放処分を下された。
その後は荒野のみの星『K76星』でレオとアストラの指導の下、警備隊復帰のための訓練を受けていたが隙を見て脱走、歴代ウルトラ戦士たちが戦ってきた地球で功績を挙げることで同胞たちから認めてもらおうとしたところ、クール星人に捕縛されたサイトを発見、強引に一体化した。
前述通りサイトと衝突していたことがあったが、自分が『本当の戦う理由』を思い出してついにサイトと和解し、タルブ村の戦いでルイズの虚無の覚醒による『爆発(エクスプロージョン)』によってテクターギアが破壊。ついにウルトラマンゼロとしての姿をハルケギニアの人間に現した。
アンヌの義理の息子であるサイト、セブンの息子でもあるゼロのこの出会いには、どこか数奇な運命を感じさせられる。


黒崎修(シュウ)…イメージCV.置鮎龍太郎
本作オリジナルの主人公。18歳。TV版「ウルトラマンネクサス」の世界、通称『ネクサスワールド』出身にして、地球解放機構『TLT-J』の対ビースト殲滅部隊『ナイトレイダー』Aユニット新人隊員。職務上通信機パルスブレイカーを常備している。本人いわく、元は機械工学を志していたらしい。
サイトと同様黒髪だが、サイトが若干後ろ方向に髪が沿っているようであることに対し、彼は前方向に垂れている。服装もサイトと対照的な黒い半袖の上着と赤いシャツで、目つきも鋭い(アニメ絵で表すと、サイトが若干青い瞳であることに対し、彼は赤みがかっている)。
彼と同じくナイトレイダーAユニットに所属する孤門をはじめとした隊員とは仲が悪くないものの、人と振れ合うのが苦手なのか、あまり打ち解けきれていない。遊園地でバイトしている憐はよき友人でもある。職務に忠実な面もあり、常にナイトレイダーの隊員服やディバイドシューターを外出時の際はバイクの中に入れていたり、パルスブレイガーを左腕に巻いていたため、召喚された際も持参することができた。召喚された後も緊急時や私服を洗濯している時は隊員服を着用する。
本作ではティファニアの使い魔として召喚されている。そのため、胸に彼女との契約で刻まれたルーンがある。ルーンは光る際は赤く発光する。
顔立ちはいいが、時に辛辣な言葉を吐くなど基本はクールな性格で無愛想な男。冷静に状況を見るが、見かけによらず他者を遠回しに思いやる言葉をかけたり似たような行動をとったり、大切な人を傷つける奴には容赦がないなど、時に熱血だったり冷徹だったりな男。
まだ誰も知らない彼の過去が、彼の心に影を落としているようだ…。
世界観の関係で、怪獣を『ビースト』と一括りに言う事が多い。
また、遊園地でバイトをした際、ヒーローショーでとある仮面の特撮ヒーローのスーツを着せられた事もある。(ちなみに憐は、中の人繋がりであのネガティヴ兄弟の弟役が多い)

・モデルキャラクター
『烈火の炎』の『紅麗』…終盤での外見(劇中ではシュウは一度も笑ってないので、常時無表情)。
『ロックマンX』『ロックマンゼロ』のキャラクター『ゼロ』…性格、他。


→ウルトラマンネクサス
宇宙から飛来した正体不明の光が、選ばれた人間『適能者(デュナミスト)』と同化して現れた光の巨人。一言も言葉をかけない。
テレビシリーズでは単に『ウルトラマン』としか呼称されず、最終回にて孤門が言った「絆、ネクサス!」のみで、正式にウルトラマンネクサスと名付けらえたわけではないと思われる。そのため、『ネクサス』とはサイトがたまたま英語の授業で覚えた単語から命名した名前となっている。よって、彼が客演した『ウルトラマンX』で大空大地に名づけられた設定は、ここではなしとしている。
真木、姫矢、憐、凪、孤門の順で受け継がれ、ハルケギニアでシュウに自らの力を与えたと思われる。ちなみに地球に初めて飛来し真木と同化したときの姿は『ウルトラマン・ザ・ネクスト』といい、現在の姿とは多少異なる。
他のウルトラマンと比べてもかなり変わった姿をしていて、胸のY字型のエナジーコアと両腕の刃付き腕輪『アームドネクサス』が装備されている。変身直後は黒と銀の『アンファンス』形態をとる。パワーアップ形態の『ジュネッス』はデュナミストによって色や模様が異なるため、シュウもオリジナルのジュネッス形態にチェンジする。
シュウの場合は『ジュネッスブラッド』。かつて姫矢がスタイルチェンジしたジュネッスと比べるとさらに赤みがある紅色と黒い模様。銀色の部分はほとんど隠れている。(挿絵がかけないので想像にお任せします…orz)
その禍々しささえ感じる模様は、彼とは敵対する巨人と似てなくもない…。
ジュネッスの技の一部を使用できる。だが、ジュネッスブルーの技はシュトロームソード以外は使っていない。
彼専用の必殺技は光の剣〈シュトロームソード〉を何十、何百メートルにも伸ばして敵を斬り付ける〈シュトロームスラッシュ〉。モチーフはFF8の主人公スコールの技ブラスティングゾーン、テイルズオブヴェスペリアの主人公ユーリの天翔光翼剣から。(完全に執筆時点の作者の趣味です、ごめんなさい…orz。マックスも似た技を持ってるし…)



●ヒロイン
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
原作同様こちらでもヒロイン。16歳。
トリステイン王国の由緒正しき名家『ヴァリエール家』の三女。知っての通りのツンデレ。実家を鼻にかけ誇り高く自慢げに話す。性格は我儘で短気だが、根は怖がりで優しい少女。二つ名は「ゼロのルイズ」。
サイトを徐々に認め、やがて恋心さえ抱くなど、原作と比べて大きな変化はないが、早い段階からサイトを地球から呼び出したことに責任を感じてもいる。
ちなみに本作の彼女はニンジンが嫌い(これは『ウルトラマンサーガ』におけるタイガと同じ。原作では不明)。


高凪春奈(ハルナ)
元はゲーム版「小悪魔と春風の協奏曲」オリジナルのヒロイン。
サイトと同じ世界の少女にしてクラスメイト。17歳。学級委員長を務めるなど、学校の成績が思わしくなかったサイトと比べるとかなりの秀才。
序盤でクール星人に人間標本としてサイト共々さらわれかけたが、GUYSの活躍もあって無事救出。だが、直後にサイトがゼロと同化し、ルイズの召喚魔法を受けたことで離ればなれに。
死亡したとも見て取れるサイトが生きている、だから手がかりを探そうとするなど、サイトを一途に想っている。
サイトが行方不明となっても彼を待ち続けていたのだが、正体不明の暗雲に襲われた。
その後の動向は不明だったが、タルブ村の戦いの直後、森の中でサイトに発見された。


ティファニア(テファ)
原作同様彼女もヒロイン。17歳。
シュウを召還した心優しいハーフエルフの少女。幼いころから世間に出たことがなく、そのせいでかなり天然で世間知らずである。はちきれんバストサイズはルイズは愚か、キュルケさえも含まれた他の巨乳女性陣からも妬まれている。
アルビオンのウエストウッド村で孤児を引き取って育てており、フーケことマチルダの盗賊稼業(彼女は知らない)による給金でなんとか生活している。
シュウを召還したのだが、彼は呼び出されたその日から単独行動をとることが多く、さらに無口で無愛想な性格もあって、うまく彼と打ち解けることができずにいた。それでも勝手に故郷から引き離す形で呼び出したシュウを責任もって保護しなくてはと考えてもいて、シュウを心配している。
屋敷で暮らしていた幼き頃、「コスモスペース(TV版コスモスの世界)」から、侵略目的で連れてこられた『童心妖怪ヤマワラワ』と幼い頃に遊びあったことがあり、彼のことを気に入っていた。


●その他の登場人物

グレン/グレンファイヤー
外見年齢15歳、実年齢不詳。
アルビオンの空の上を主に拠点としている炎の空賊団の用心棒を務めている少年。
(※原作では宇宙海賊だが、今作の舞台が宇宙進出を果たしていない世界のため変更した)
人間の姿は灰色の髪と褐色肌で、サイトたちよりも年下にも見える。
性格は原作同様お調子者ながら熱血。変身する際は自分の体を炎に包み、巨大化する。
今作における彼はウェールズとの、身分を越えた友情が厚いようだ。


ウェールズ・テューダー
17歳。アルビオン王国の皇太子。性格は模範的な王族らしく真面目ではあるが、平民にして使い魔であるサイトや空賊であるグレンに対してもフランクに接してくる。
アンリエッタとは相思相愛なのは同様である。
原作同様ワルドの裏切りでレコンキスタの手に落ちてしまったが、その場では殺されず誘拐されてしまう。その後の行方は表向きにわかっていないが…。


ジャンバード/ジャンボット
飛空挺にして、武人の姿に変形できる戦闘ロボット。
アルビオン王国が『始祖の箱舟』と呼ぶ秘宝であり、ハルケギニアの文明では到底作れない構造をしているオーパーツ。
一説によると始祖ブリミルがこの船に乗ってハルケギニアに飛来し、その場所が後にブリミル教徒から『聖地』とたたえられるようになっている。
ワルドがシェフィールドの力を借りて機動し操ってアルビオン王党派やトリステイン軍、はてはウルトラマンたちを苦しめた恐るべき兵器だが、ルイズの虚無の覚醒に伴い、意味深な言葉を発して突如機能停止。その後はトリステイン軍に回収された。


ダークファウスト
シュウの出身世界『ネクサスワールド』にて出現し、スペースビーストを使役しウルトラマンネクサスを苦しめた闇のウルトラマン。当時は孤門一輝の恋人『斎田リコ』がナイトレイダー前副隊長である溝呂木慎也の手によってファウストにされてしまっていたが、孤門の必死の叫びを聞き入れたことで自我を取り戻すも……。
TLT内ではすでにウルトラマンに倒された存在として認知されているが、突然サイトとシュウの前に姿を現し、彼らをたびたび苦しめることになる。現在のところ人間体は爆弾を使う少女のようだが、黒い装束に身を包んでいるせいで姿は見えず、それ以外のことは復活した理由も含め、不明な点が多い存在。


シェフィールド
レコンキスタに加担する謎の妖艶な女。怪獣を操る道具でヤマワラワをはじめとした怪獣でウルトラマンを苦しめるなど、ハルケギニア人とは思えない行動をとる。その目的は依然として不明だが、彼女のバックにもまた、ある思惑を抱く者が存在している。
地球の存在自体が確認されていない世界の人間であるはずなのに、シュウをガーゴイルの目を通してみた際、『地球』の存在を知っているような言動を発している。
額にはサイトとシュウのものと良く似たルーンを刻んでいて紫色に光る。
表向きはレコンキスタのリーダーであるクロムウェルの使い魔兼秘書を演じている(原作では使い魔を名乗っていない)が、実際は彼女がクロムウェルを支配し、クロムウェルはアンドバリの指輪で虚無の担い手の役をしているただの平民だった。
タルブの戦いでワルドとクロムウェルを用済みと見なして見捨てる、または殺害するなど性格は非情かつ冷酷。


フルハシ・シゲル
かつてウルトラセブンとともに戦った防衛チーム『ウルトラ警備隊』の隊員の一人。副隊長格。
原作における佐々木武雄のポジションに立つ。
ウルトラセブン=ダンとは仲がよかった親友でもあり、アンヌとも共に戦う戦友の一人だった。
本作の漢字表記は古橋茂(原作では下の名前の表記は不明)
本作ではセブンがTV版の最終回で光の国に帰還した後、ウルトラホーク3号に搭乗して空のパトロール中、日食の中に開いた異世界への扉に飛び込んだことでハルケギニアに来訪。すぐに戻ろうとしたものの、既にそのときにはゲートは閉ざされ帰ることができなくなっていた。
以後、タルブ村に身を寄せ、ある女性と結婚して家庭を築き、後にひ孫にシエスタが誕生した。ちなみに彼の子孫たちは全員若くして子供を授かっている……
…が、フルハシが43年前時点のハルケギニアに訪れ、その際のサイトたちの地球の時間も43年前の1967年か1968年だったと計算した場合、どのように計算してもシエスタがサイトたちと同年代として誕生するのはありえない計算となっている。
(致命的な欠点であることが判明しましたので、矛盾を無理に変えないままこれの保管となるネタを考えておこうと思います…申し訳ありません)



友里アンヌ
『ウルトラセブン』のヒロインにして、ウルトラセブン=モロボシ・ダンの恋人だった女性。ゴース星人の遺したパンドンとの戦いを最後に、地球に留まることができなくなってしまったダンと別れる。
その後は看護師として、これまでの怪獣災害の被害にあってきた人たちを助けていったが、ダンのことを今でも想っている影響からなのか結婚はしていない(平成セブンでは結婚しており、ダンと同じ名前の息子を授かっている)。メビウスが活躍していた時期にもダンとは再会しておらず、テレビ越しにセブンとして戦う彼の勇姿を見守っていた。
両親を喪ったサイトを我が子として引き取り、心の傷を癒しながら母としてサイトを支えていった。
二人の年齢は親子としては少々離れている方だが、それでも立派な親子としての関係を築いている。
ちなみに『ウルトラマンレオ』第29話でもアンヌと思われる女性がいるが、ここでのアンヌとレオで登場した彼女に似た女性は完全な別人(アンヌの姿と人格・記憶をコピーした異星人)として扱う。
記憶と人格・記憶をコピーした異星人、という設定は小説『ウルトラセブン Episode:0』で登場した、アンヌの姿をしたノンマルトを元にしている。



ウルトラマンヒカリ/ハンターナイト・ツルギ
メビウスやGUYSと共に地球を守った青いウルトラマン。元は科学者で、幾多のウルトラ戦士の命を救った命の固形化技術を編み出した人物。
しかし、自分が大切なものと認識していた惑星アーブがボガールに滅ぼされ、復讐の戦士として地球に来訪。ボガールを倒すために放った光線が町に直撃し、その際にサイトの両親が不運にも死亡してしまう。自分の憎しみが、新たな憎しみを振りまいたことに責任を感じたヒカリは、バルタン星人に利用されかけたサイトを救うために星人と戦った。結果、サイトはヒカリを仇であると同時に、恩人としてヒカリを認め、尊敬を抱くようになる。

 
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