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魔法科高校~黒衣の人間主神~

作者:黒鐡
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原作前
  それぞれの国家×新国連軍またの名をソレスタルビーイング

西暦2045年、ついに第三次世界大戦が始まったようだ。俺達は五日経過後、地球側のテレビにて宣言を聞いた。それで各世界について少し語りたいと思う。第三次世界大戦が始まってから、世界は変わろうとしていた。

元々USAだったのがUSNAとなっていたりと、アメリカ合衆国から北アメリカ大陸合衆国へとなった。旧USAが、カナダとメキシコからパナマまでの諸国を吸収して国家となったと聞いた。俺達が所属してた国連軍は、そのままと言うより国際魔法協会との形になった。

国連軍という形を残したのは、蒼い翼の権力と当時の国連軍上層部の権力によって分離された。俺達は独立軍であるが為の処置となり、国連軍と名乗れるのは俺達第00独立特殊機動部隊ブラック・シャークだけとなってしまった。

俺らは多国籍部隊でもあるかもしれんが、基地も本当なら一度解散してからの再構築となる辺りを蒼い翼が買い取った。お蔭で国連軍日本支部があった場所は二つに分かれた。国際魔法協会と国連軍独立部隊とね。お蔭様でこちらも動きやすくはなったし、国際連合安全保障理事会からの命令を無くした。

それに国際魔法協会も国際機関だが、こちらは独立しているし国家の命令無しで動けるようになったのも、分離したお蔭だ。今は国連軍の上層部はいるが、ほとんどバックアップ要員となっている。表は国際魔法協会の上層部だが、裏ではブラック・シャーク隊のな。

第三次世界大戦が始まってから、俺らの会社の者達やその家族とかは全て保護している。大戦前にそう言うのが起こるので、避難してもらったという訳だ。場所は蒼い翼の地下シェルターとも言うが、そこで暮らしてもらっているし戦争が終わるまでの間の食料や金銭や医療についても問題無し。

それに地下といってもまるで地上にいるみたいだからな。会社の建物も守護結界によって守られているし、間違ってミサイルが飛んできても平気だ。例え核が飛んできても平気なような厳重な結界だ。ただし世界人口は原作と変わらないが。

話が少々脱線したが、国家の話だったな。次は大亜細亜連合。中国がビルマ北部、ベトナム北部、ラオス北部、朝鮮半島を征服して出来た国家となっている。今はまだだが、内部崩壊した大漢を併合したと聞くが今ではない。次は新ソビエト連邦は、ロシアがウクライナとベラルーシ共和国を再吸収して出来た国家。

インド・ペルシア連邦は、インドとイランが中央アジア諸国(トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、アフガニスタン)南アジア諸国(パキスタン、ネパール、ブータン、バングラデシュ、スリランカ)を吸収して出来た連邦国家に、東南アジア同盟は東南アジア諸国連合(ASEAN)と東ティモールとニューギニアと台湾で構成されているように見える同盟。詳細は知らんけど、ベトナム、ビルマ、ラオスの北部は大亜細亜連合に侵略されてる。タイ王国は日本と友好な関係にある模様らしい。

とりあえずこれからの国の事については、それくらいにしておくとして俺達が大戦中に動くのは二回だけだ。一回目は、西暦2062年に保護するターゲットが誘拐されるのでそれの保護だ。さっき少しだけ話した大漢についてで、この国家は第三次世界大戦勃発後の早い時期に中国の南半分が分離独立した国家だ。その国家が誘拐事件があると知った俺達は、着々と準備はしていた。

相手は魔法師だが、こちらは対人戦と対魔法師戦のエキスパートだ。それに男性は現代兵器である重火器と女性は銃火器とISだ。もう女性隊員には対魔法の装甲やシールドを付けたISを配布した。部隊長はワンオフ機で、少佐は量産機であるジンクスⅣとブレイヴだが変形はしない。インパルスも新たに量産機として創っておいたし、無論シルエットシステムも使えてGNドライブも入れてある。

男性隊員はMSパイロットでもあるが、対人と対魔法師戦は銃火器で戦う、魔法を使っても平気にする為に、全ての異能の力を無力化する防具。完全装備と言う感じだが、銃火器が来ても盾がある。Eカーボン製で、ヘルメットにISのヘッドギアを応用して作られた物。量子化された兵器を出す事が可能となり、自身を守護するGNシールドビットやライフルビット、ソードビットを操る事が出来た。

二回目は大戦が終わる一ヶ月前に武力介入を行う。西暦2065年に終戦前に、俺達の力を国家に見せるという事だ。一度だけ俺達の所に、日本の国防軍が宣戦布告をして戦いを挑んできた事がある。日本政府直轄の部隊だったが無論勝った。

国連軍だと国際魔法協会という風に聞こえるので、俺達は新国連軍またの名をソレスタルビーイングと名乗る事を宣言した。そしてソレスタルビーイング唯一の部隊として、多国籍独立特殊機動部隊ブラック・シャーク隊という風になった。日本国家の軍力を持ってしても、敵わない組織または部隊という事で国家間では有名となった。

世界中の国家には俺達のスパイを仕込んでいるから、どこで何が起こっても対処可能となった。元国連軍で、今は国際魔法協会の上層部のメンツは表では各国での監視とかであるが、裏ではソレスタルビーイングと繋がっている。それに一々通信機で話さなくとも脳量子波で会話する事が出来た。

大戦中、俺達がまだ国連軍としてた場所は廃墟と化したが、秘密地下ドックでは密かに移動を開始していた。俺の力である空間切断のお蔭で、開発した機体を全て地下ドックに移動させた。元国連軍の上層部と新しく組織化された国際魔法協会の上層部は何かを話し合っていた。

「ふむ。旧国連軍の者達は新国連軍、いやソレスタルビーイングと名乗る事で何とかなっているらしいですな」

「勿論私達は、貴方達である旧国連軍の上層部が名乗り上げたとは思っていません。背後にいるスポンサーが資金提供しているのでしょ」

「ではどうするのかね?スポンサーを叩けばソレスタルビーイングを排除出来ると?一度だけ日本の国防軍が宣戦布告をしたらしいが、結果は敗戦したではないか。我々でも、ソレスタルビーイングを倒せとの命令は出さんさ。今は第三次大戦中何だから、もし放射汚染兵器を使用しようとすれば魔法師はその属する国家の軛を離れ、紛争に実力で介入する事が許可されているのですから」

「ですが、ソレスタルビーイングが活動をした場合の対処はどうなります?我々は国際機関でもあり、今の国連軍と言っていい存在です」

「それについては問題ないが、ソレスタルビーイングが活動を始めても我々は動かない。例え国家と戦おうとしても、我々に止める権利はないのが等しい。ソレスタルビーイングの背後には大きな会社が権力を握っている」

「その大きな会社とは何者なのですか?」

「これについては我々も答える義務はない。守秘義務という訳だが、そういう訳なので会議はこれにて終了させる」

新と旧の上層部の人達は会議室を出たが、旧国連軍の上層部達はある部屋に集まっていた。それも防音結界を張っている部屋に集合したが、喋らないけど一応ね。

『そうか。そちらは俺達の事を排除しようとしている訳か』

「はい。我々旧国連軍の上層部に不老不死と脳量子波というオプションを付けたお蔭で、織斑少将とこうやって話が出来るですから」

『まあそうだろうな。俺達が宣言してから旧国連軍跡はもう廃墟になっているが、地下については問題ない。既に移動させた』

「流石でありますな。それと今はどちらに?」

『宇宙にいるが、一回目の介入までまだ時間はある。なのでいつでも出れるように鍛錬や訓練をしている。それに俺達の名であるソレスタルビーイング、それかブラック・シャーク隊というのは有名だと聞いたが本当か?』

「はい。ですが、それを名乗ったのは本物ではなく偽物でした。すぐに取り押さえましたので大丈夫かと。それにソレスタルビーイングは、旧国連軍が名乗りを上げたというのは有名ですからな」

「おっと。誰か来たようなので、話はまた今度という訳で」

ドアを開けたら新国連軍である国際魔法協会の上層部の一人だったが、用件はソレスタルビーイングと繋がっているのでは?という疑いをかけられてたが疑いを晴らした。蒼い翼のお蔭で、ソレスタルビーイングと繋がっているのは蒼い翼だからな。旧国連軍に所属していた上層部に司令に部隊の人間は、こちらが把握しているし、不老不死と脳量子波というオプションを付けたからだ。 
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