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伝説となった狩人達

作者:さいぞう
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十七人目
BLADE 2nd
  七話

男を、その後見掛ける事は無し。




四十年。

我ももう、ひとかどの狩人なり。

それなりの経験もし、竜も狩り続けるに候。




そんな折りに、妙な噂を耳にする。


金の鎚を担ぎ、狩りをする男在りと。




龍の頭を繋げ…

さらに鉄を巻くという、世にも不可思議な噂に候。



それはまるで…

地獄の鬼が罪人を屠るごとく、奇な出で立ちだと。



そして…

鎚に魅入られし龍は…

その躯を痺れさせると言う…





片腕の老人が持つその鎚は…


その後…


鬼鉄と呼ばれ…


恐れられし候。 
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