ゼロの使い魔ー紅の書ー
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再起の風
前書き
原作知らないでアニメだけで書いてます曖昧なのでwikiで調べながら・・
書いてますので台詞はオリジナルでカバーしたりするので、違和感や行けるある人は・・
沢山来てください!よくする為の意見が欲しいので煽りや批判は遠慮。
深い考察のメッセとかも歓迎です♪お願いします!
浮遊大陸アルビオンの下半分が霧と雲
で包まれている。
故にアルビオンは通称〈白の国〉と呼ばれ
トリステインの国土ほど有していた。
その大陸に存在するアルビオン王国は・・
滅亡の危機に瀕してる。
王家に反旗をあげる組織・・
貴族派〈レコン・キスタ〉
戦いに巻き込まれる民草や荒廃してく国土を
考えず統一という野望を掲げていため。
王家は勇気と名誉を貴族派に示さねばならない
ーー少ないながらも忠義を示す者達と共に。
「だからと言って・・死なせたくないものだ」
いや・・まだ・・わたし自身がーー
生を諦めたくないだけかもしれない。
だとしたら滑稽なものだな・・
しかしやってみるのも一興かーー
考えながら脚を動かしてたうちに
礼拝堂にたどりつく。
結婚式に使われるような一般的な造りの礼拝堂だ
扉を押しはいる。
「ーーここなら・・」
「だれの邪魔にもならないだろう・・」
ーー落ちつかせるように一息吐く。
「ーー我が名は・・ウェールズ・テューダー」
「ーー五つの力を司るペンタゴン」
「ーー我の運命に従いし」
「ーー使い魔を召喚せよ!」
この瞬間・・新たなる伝説が始まった・・
ーーまだ誰も知る余地もない・・
頬を撫でるような・・やわらかい風が踊りでた。
そこに・・少年と少女が寄り添っている。
「ーーなんてことだ・・」
少年は金髪。碧眼、服装が赤い上着と
黒のシャツで赤いズボンを履いていた。
人間を召喚してしまったのも問題だか・・
服装からして彼は平民としか考えられない。
少女は蒼髪。翡翠色の眼、暗めな蒼いドレス
と・・頭にリボンらしきもので着飾っている。
呼んでしまった責任がある・・
取りあえず彼らを迎い入れ・・
安全な土地に送らなければ。
「君たち・・大丈夫かい?」
彼らに近づき・・手を差し出した。
◇◇◇
「ここは・・どこだ・・ーー!! レン! 大丈夫か!?」
「ーー大丈夫・・ここは?」
気がついたレンが眠たそうに目をこすりながら、
疑問を口にする。
そうだ・・オレとレンは
エディルガーデンから落ちてたはず・・
だよな? それからーー
ーーあっ・・変な星の中に入ったんだ・・
「オレも起きたばかりで、わからねぇんだーーでも・・星の中に入ったってことは覚えてんだ」
そこに一人の男が近づいてきた。
とっさにレンを後ろに隠し警戒する。
「君たち・・大丈夫かい?」
「あんた・・だれだよ?」
「警戒しないでくれるかな・・」
「ならさ・・ここがどこなのか説明してくれないか?」
「話はそれからにしようぜ」
こういうときシスカやローウェンの有り難さが
身に染みてくるなーー
「わかった・・かまわない浮遊大陸アルビオンーー」
「ーーアルビオン王国のニューカッスル城さ・・」
少女は無表情で少年は ・・
どう反応したらいいんだ?
・・っと言いたそうにーー
眉間にしわがよっている。
違和感しかない・・アルビオンが内乱状態なのは
各国にも周知の事実のはずだからだ・・
「ーーヴォルシオーネ大陸じゃないのか?」
少年が渋々、沈黙した空気を変えた。
「ーー聞いたことのない大陸だな・・」
「オレだって・・アルビオン大陸なんて聞いたことないぜ」
「「・・・・・・」」
二人は視線は反らさず、動かない。
少年は嘘をついてるようにはみえない・・
だとしたらーー
どうなってんだよ! わけがわからねぇ!!
まったく違う世界にでもきたみたいじゃ・・
まさか・・そんなわけないだろ・・
少年の顔がひくひくと・・引きつっていた。
「いま・・現状を整理してみた・・私の見解なんだが聞いてもらえるかな?」
「ーー話してみてくれ」
異世界から来たのではないかと考え・・
ハルケギニアの歴史や制度・・生活面での常識。
アルビオンが内乱状態であることを
丁寧に説明したり。
召喚で呼び出せても・・
送還はできないなど・・
「ーーアンタの言うとおりなら・・どうするかな・・」
あさっての方向を眺める。
「そのことは心配いらない客人として迎い入れさせてもらうよ」
笑みを浮かべながら一礼をした。
「でもさ・・内乱状態なんだろ?」
コネがあるのは有り難いけど、
すぐなくなっては意味がない。
「アルビオンが滅びる前に君たちは私の信用してる人にお願いするよ」
こちらの内心を見透かしたように先回りされた。
「それならいいけど・・サモンなんだっけーー?」
この世界のことを聞いたときにーー
召喚の儀式で呼びだされ・・
ハルケギニアに来たのではと話してたよな・・
「気になることがあるのかい?」
「儀式を終わらせなくていいのか?」
「そしたら君たちを巻き込んでしまうからね」
遠い目をしながら中央のステンドグラスに
視線を写す。
「もう他人ってわけじゃないし・・」
ガシガシと頭を掻き。
「この出会いにも・・意味があるんじゃないかって・・」
ーーまっすぐに男を見据え。
「オレは思うぜ! それに!」
「簡単にあきらめんなよ・・もったいないぜ!」
手を差し出し・・握手を促す。
「そうかもしれないな・・」
純粋に進める強さを羨ましいと思いながら
手を握り返した。
「よし! なら善は急げだ! さくっと契約してくれ!」
堂々と胸をはり、手を腰にあて、大の字に立つ。
「なら・・目をつぶってくれるかい」
仕方ない・・すぐ済ませよう。
「ーー?? わかった・・」
いうとおりに目をつぶった・・
口に触れた感覚を確かめるため。
ーーおそるおそる・・目を開いた。
「なにやってんだよ!!」
キスされていた・・袖で口を拭う。
「ーーーークー・・・・」
「違うぞレン! そんな趣味ないからな!」
「ーーーーそう・・・・」
怒ってるのか・・?わからないなーー
「そういえば自己紹介をしてなかったね・・僕はウェールズ・テューダーだ君は?」
キスのことは流し少年に視線をむける。
「クード・ヴァン・ジルエット長いからーー」
「クーって呼んでくれよ」
「ーークーよろしく」
次に少女を見る。
「ーーレン・・」
無表情で事務てきに応えた。
「・・・・レンかよろしくーー」
少し気難しい娘みたいだな・・
「ーー!? いてぇぇ!!」
傷みだす左手を押さえるように右手で覆う。
「ーー手がめちゃくちゃ・・熱いんだけどッ」
汗をにじませ堪えてる顔はとても痛々しい。
「ーーーークー!?」
(ーー何がおこったの・・)
無事ルーンが刻まれたか・・?
「さっきキスしたのはそのためさ・・」
「ルーンが刻まれたら契約完了だ」
「そういう大事なことも先に言ってくれ・・ッ」
「ーーすまないな・・こちらも慌ててたものだから」
「そろそろか・・手を見せてもらえるか?」
指示どうりに手を前に伸ばす。
「ーー!? ーー契約は成功だ・・」
このルーンはまさか・・始祖の使い魔ーー
「どうかしたのか?」
難しい顔を浮かべたウェールズを見る。
「ーーいや・・なんでもないよ」
早計過ぎるか・・少し調べよう。
「ーーなら・・いいんだけどさ」
両手を頭の後ろに組む。
「それより疲れただろう、ひとまず・・部屋に案内しよう着いてきてくれ」
これがクーとレンとの最初の出会いだった。
後書き
どうでしたか? 楽しめたら幸いですが・・
次も頑張っていきま~す
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