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明日はきっと

作者:とあーる
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チャプター4

その紙には「今日の午後放課後、話したいことがあるの。ちょっと教室で待っていてちょうだい」と書いてある。ブイゼルは不安にもなった。
――もし悪い人だったら…――

だがその不安は直ぐに消え去った。手紙に書いてある文字がどう見ても女子文字だったからだった。
――誰だろう?
彼は考えるがいくら時間が経ってもらちが明かない。クラスに入ってから一年がたち男子は覚えてきていたのだけど、女子とはほぼ関わりがないからだった。
―白っぽい手の女の子…いったい誰なんだろ? 
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