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水深1.73m 背伸び 遠浅
作者:
不二山 茶毛
暖かい寝具に包まれて、僕らは温かい空気を胸に宿す。それを頭に満たし、空気と溶け合い、温かい未来を見つめる。身を起こせば冷ややかな現実は折り重なり、温かなつながりを引き離し、サンドウィッチの具の様な態度で、「我々こそが人生の醍醐味なのだ」と言わんとする。僕達は走り抜けなければならない。冷ややかな「人生の具」を突き抜けて、柔らかなあの場所に辿り着くまで。
そう全力疾走で駆け抜けるんだ、マキオ。
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タイトル
更新日時
水深1.73メートル 背伸び 遠浅
2014年 02月 12日 20時 20分
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