[ 原作 ] ウルトラマン
趣味が高じて初めての投稿になります。ウルトラマンシリーズでおなじみの悪役ウルトラマン、ベリアル。特撮ファンの中ではもはやダースベイダーのような存在感を放つ彼ですが、もしも彼が悪に堕ちることなくヒーローとして活躍していたならば?記憶に新しい「ウルトラギャラクシーファイト」でさらに洗練されたマルチバース理論を用いてベリアルを一人のヒーローとして描き、その中でかつての自分と向き合う姿、父として息子ジードと向き合いきれずにいる苦悩、そんな姿を光の国の人間ドラマとして描きました。人間ドラマとしての側面に振り切ると、SFとしてのウルトラマンの魅力を半減させてしまう、という制限を感じながらどのようにして彼らを魅力あるキャラクターとして小説というコンテンツの中で浮かび上がらせるか、楽しくもあり、少し難しさも感じる作業でした。ですが、少しでも楽しんでいただけたならば、これ以上ない喜びです。是非、よろしくお願いします。
あらすじ
ここは我々が知っているウルトラマンの歴史から分岐したもう一つの歴史をもつ世界。
次元を超えて宇宙に降り注ぐ謎の破片、デビルスプリンター。その影響で各地に起きる事件の対処に追われていたウルトラマンべリアルはかつて自分が犯した罪への悔恨と、息子ジードとの距離への悩みを抱えていた。そんな中で深刻さを増していくデビルスプリンターの魔の手はやがて宇宙警備隊の若き戦士を飲み込み、遂には宇宙を揺るがす事件へと発展していく。
※PIXIV、ハーメルンにも掲載済み
ページ下へ移動
ページ上へ戻る