「夏に桜が咲く。それはとても素敵な事だとは思いませんか? 私は素敵な事だと思います。自らのベストな季節では無く、あえて他の植物が咲き乱れる季節に花を咲かせ、その姿を証明する。ほら、とても素敵な事でしょう? だから私は夏に咲く桜は好きなのです。とても優美で、美しくて、可愛くて、そして"怖い"ですから」
記憶を無くし、浅上家に引き取られている少年、島宮蓮利はある日、彼の名付け親を名乗る1人の"精霊"と出会う。そして捲き起こる、かったるくも楽しい、面倒くさいけど笑顔になれる、そんな"厄介事"。それを体験した蓮利は、何を思い、何を感じ、何を話すのか。
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タイトル | 更新日時 |
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プロローグ | 2016年 02月 13日 20時 33分 |
第一部 少し違う"日常" |
1話 | 2016年 02月 14日 14時 00分 |
2話 | 2016年 02月 14日 22時 00分 |
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