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最終掲載日時: 2018年 02月 19日 16時 05分 前日PV: 0 / 前日UA: 0 / 当日PV: 0 / 当日UA: 0 / 累計PV: 1,162 / 累計UA: 1,113 作品評価: 0pt (0人) + お気に入り評価: 0pt (0人) = 総合評価: 0 作品評価: 0pt (0人) + 総各話評価: 0pt (0人) + お気に入り評価: 0pt (0人) = 総合評価: 0 文字数: 5,737 / 1話当たりの文字数: 5,737 |
一般: ホラー / 、恐怖、 / 殺人、 / 真面目な人、 / 幽霊、 / 怪談、 / 怪異 / 、万人向け、 / 短編 |
小説家になろう、エブリスタ、カクヨムに投稿。 私は悲しいことに六十三歳である。何が悲しいのかと言うと、六十三を六と三に分解すれば【むざん】と読めるからだ。 縁起でもない嫌な語呂合わせだ。 私は、二人組のタクシー強盗をどうしても許せなかった。そこで、自ら鳥取警察署に出向いて、彼らの行状を目撃者として訴えてやると、四日後に米子≪よなご≫でお縄になったと、駅前で買った新聞に大きく顔写真入りで掲載されていた。どこで手に入れたのだろうか、私の三十代の顔写真も一緒に……。というのも、私の属するタクシー会社には、不鮮明な顔写真しか出せていなくて、何度も、鮮明な顔写真を提出するように言われてい... |
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