「冥王来訪」の感想


 
良い点
F-14のカウンターパートとも言うべきMiG-31が、НИИПのレーダー技師によって火器管制装置の情報をリークされていたという、現実世界での史実と真逆の展開になっているのが面白いと思いました。
 
コメント
”「東ドイツに必要なのは~関の山」”

これは戦術機の話でしょうか?戦術機の話だとしたら、滑空爆弾を運用するとなると、昨今の戦争でウクライナ空軍が実施しているトス爆撃のような形態で使用されるということでしょうか 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ご感想ありがとうございます。

>現実世界での史実と真逆の展開になっている 
  
 ソ連は戦前からロケット開発技術のある数少ない国でした。
フォンブラウン博士に理論的裏付けを与えたのが、コンスタンチン・ツォルコフスキ―でした。 

それにソ連軍では戦略ロケット軍という軍種を設けて、ロケットやミサイル研究を進めていました。
フェニックスミサイルの秘密を知りたくなるのが人情だと思います。
  
今回の話は、F‐14の供与国であるイランがイスラム革命が起きておらず、親米反ソの国家体制のままなので、フェニックスミサイルを手に入れる方法が限定されるのではないかなと思い、敢えてアイリスディーナを間者として使うパターンを思いつきました。

>これは戦術機の話でしょうか?
 戦術機ですが、ほとんどは実際のF‐14戦闘機の例を元に話を作りました。 
F‐14は戦術機も、現実の戦闘機もミサイルキャリア―です。
ミサイルをどうやって線上に運ぶかが重要になってきますから、航続距離が長くないといけません。
 東ドイツの場合は戦場となった場合、基地と前線の距離が短いので、長い滑走路を造るのは難しいでしょう。
そういった理由も込めて、今回の話を作りました。
 あとF‐14の価格が高いという話は公式設定にもありますし、2024年に出た公式同人誌の「Muv-Luv Regenerative Vol. 04」でも同様の内容が書かれています。 
マブラヴ世界での解決方法はF-4の強化型の貸与でしたが、F-16に代わってしまいます。
これは史実と同じ流れですね。
 

>滑空爆弾を運用するとなると、昨今の戦争でウクライナ空軍が実施しているトス爆撃のような形態で使用される
 対空砲火を考えると、そうなるでしょうね。
ただ戦闘機と違い全面投射率が変わってくるので、難しい運用になると思いますが……