トップ
暁について
ランキング
イラスト検索
よくある質問
各種マニュアル
45,942人
トップ
>>
小説検索
>>
冥王来訪
>>
冥王来訪の感想一覧
「冥王来訪」の感想
2024年 06月 08日 18時 34分
コメント
>ドイツ人の聾唖者がベルギーで安楽死したという記事を見たときは、正直驚きましたよ。
こんなことを見たら、ナチスは強制命令が必要することにしない、ただのゲルマン民族のためという世論による、民間人のバージョンのT4行動できます。
作者からの返信
2024年 06月 08日 21時 52分
西欧は、特にドイツなどはハーバーボッシュ法が成立するまで、環境が厳しく穀物が十分に育たない場所でしたからね。
グリム童話で有名な「ヘンゼルとグレーテル」などのような間引きや子捨ての話もよく有ったのでしょう。
古代ギリシャや古代ローマも捨て子が公然と是認された社会でした。
それによる急速な少子化で国家が崩壊したという説があるほどです。
貧しかった時代の意識もあるでしょう。
欧州では障害者への差別は日本以上にあると思えます。
1980年のモスクワ五輪の際、ソ連政府関係者はパラリンピック開催を提案してきたIOCに対して、「ソ連には障害者はいない」として答えたという逸話があるほどです。
ソ連の傷痍軍人の多くは、国の障害者施設に放り込まれ、そこでKGBの監視付きで一生を過ごしたようです。
家族が有っても大部分は介護できずに、その様な施設に放り込んだとされています。
一応地方で暮らす傷痍軍人にはオート三輪などを恩給として出していたそうですが、それもロシア時代には打ち切られています。
我が国は敗戦国でしたが、傷痍軍人が路頭に迷わないぐらいは恩給を支給していましたよ……
戦勝国であるソ連がそんな状態だったとは……
最初に聞いたときは信じられませんでした。
>こんなことを見たら、ナチスは強制命令が必要することにしない、ただのゲルマン民族のためという世論による、民間人のバージョンのT4行動できます。
たぶんT4作戦は民間人の方も協力したのではないでしょうか?
政府の命令だけで、大規模な障害者の排除が出来るでしょうか。
民間の協力がなければ無理でしょう。
東欧でのユダヤ人追放も、ナチス時代より社会主義時代の方がひどいという記録もあります。
もともと東欧はユダヤ人差別の強い地域で、そこからロシアやドイツに逃げたという歴史的経緯があります。
欧州人は弱者に対するいたわりが薄いというか、弱者を助けると自分も死ぬような過酷な環境なので、平然と切り捨ててきたのでしょうね。
今回のカナダでの安楽死合法化による障害者の自殺や傷痍軍人への安楽死の案内などは隠れた差別意識の一端の様な気がします。
2024年 06月 08日 18時 34分